●9.15日朝ピョンヤン宣言22周年集会のご案内
チラシダウンロード表 - e296a02024.9.15e38381e383a9e382b7e8a1a8.pdf
チラシダウンロード裏 - e2978f2024209.15e38381e383a9e382b7e8a38f28e591bce381b3e3818be3819129.pdf
毎年開催している日朝ピョンヤン宣言の22年目の集会のご案内です。今年はストックホルム合意から10年の年でもあります。日朝国交正常化こそ日本に課せられた東北アジア平和の道です。9.15集会に多くの皆さんの参加・賛同を!
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日朝ピョンヤン宣言22周年集会
~ストックホルム合意から10年~
国交正常化交渉はなぜ進まないのか
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【講演】日朝国交正常化はなぜ必要なのか どうしたら可能になるか
和田 春樹さん(日朝交渉検証会議・東大名誉教授)
日朝交渉はなぜ22年も成果がなかったのか
--日本政府の責任と課題
有田 芳生さん(ジャーナリスト・前参議院議員)
■緊張激化する朝鮮半島情勢
韓国市民から平和への緊急アピール(ビデオ)
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日時 9月15日(日)午後2時開会(1時半開場) 資料代800円
場所 文京区民センター 3A (地下鉄「春日」or「後楽園」下車すぐ)
https://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/kumin_map.pdf
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主催 朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!市民連帯行動
連絡先 ●戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
1000人委員会(03-3526-2920)
9条壊すな!実行委(03-3221-4668)
憲法共同センター(03-5842-5611)
●「3・1朝鮮独立運動」日本ネットワーク(旧100周年キャンペーン)
日韓ネット(070-6997-2546)
ピースボート(03-3363-7561)
日朝協会(03-3237-1991)
子どもと教科書全国ネット21(03-3265-7606)
小川町企画(03-3818-6671)
韓統連(03-4361-6357)
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9.15日朝ビョンヤン宣言22周年集会への賛同をお願いします
●賛同費 個人(1口)1000円/団体(1口)3000円
●郵便振替 00190-9-604110 口座名 [3・1記念事業委員会]
*「9・15集会賛同」と明記してください
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【呼びかけ】
9月17日は、日朝国交正常化の早期実現をめざすことで合意した「日朝ピョンヤン宣言」から22年、在朝日本人の全面的な調査を確認した「日朝ストックホルム合意」(2014.5)からも10年を迎えます。しかし、その後日朝交渉は途切れたままです。
かつて日本が行った侵略・植民地支配によって多大な被害を与えた朝鮮民主主義人民共和国との間で未だ国交すらないこと自体異常なことです。私たちは不幸な過去の清算を基礎とした日朝国交正常化のための交渉を速やかに再開することを求めます。
◆安倍「拉致3原則」の見直しを
昨年来、岸田首相は「前提条件のない日朝首脳会談」を呼びかけ、朝鮮側もこれに留意しいくつかの談話で注文を出してきました。しかし、結局、岸田政権も安倍政権以来の「拉致三原則」に固執し続けていることが明らかになり、一切の「交渉拒否」表明に至ってしまいました(3/26金ヨジョン党副部長談話、3/29崔善姫外相談話)。
「拉致三原則」とは、①拉致問題はわが国の最重要課題、②拉致の解決なくして国交正常化なし、③被害者は全員生存しており即時一括帰国を求めるーというものです。
しかし、ストックホルム合意の過程で田中実さんら2名の生存情報が朝鮮側からもたらされていましたが、安倍政権はこれを放置し黙殺しました。そしてこの情報を含む朝鮮側の調査報告書の受取りを拒否し、交渉を決裂させてしまったのです。また横田めぐみさんの遺骨とともに渡された歯と膨大な治療カルテに関する新証言も明らかになっています。
硬直した安倍「拉致三原則」を見直し、日朝関係を一歩前に進めることが必要です。
◆朝鮮敵視政策を転換し、朝鮮戦争の終結に日本は貢献すべき
今年は、朝鮮半島が日本からの解放と同時に南北に分断されてから79年。南北分断に起因する朝鮮戦争の停戦協定からも71年が経過しました。しかし、いまだ戦争は終結していません。これこそが朝鮮半島の「危機」の根源です。
この間、日本政府は中国・朝鮮の「脅威」を煽りながら、専守防衛から「敵基地攻撃」能力の保有や軍事費のGDP比2%以上へ大軍拡を進めようとしています。
また昨年8月の米キャンプデービットでの日米韓首脳会談以降、米原子力空母や戦略爆撃機まで投入した日米韓合同軍事演習が常態化し、アジア版NATO化の動きも加速しています。
日本政府が今とるべき道は、戦争を呼び込むこうした危険な動きではなく、朝鮮戦争の終結と平和プロセスへ積極的役割を果たすことです。日朝ピョンヤン宣言を基礎に、不幸な過去を清算し日朝国交正常化を実現することこそ日本に課せられた平和の道です。
その中で在日朝鮮人への差別を止め法的地位と人権保障について誠実に協議・履行すべきなのです。日朝ピョンヤン宣言22周年集会に結集し、大きく声を挙げていきましょう!
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【日朝ピョンヤン宣言とは】2002年9月17日、当時の小泉純一郎首相が訪朝し朝鮮の金正日国防委員長と合意したもの。内容は、(1)双方は国交正常化を早期に実現させるため努力を傾注、(2)日本側は過去の植民地支配について痛切な反省と心からのお詫びを表明、(3)双方は国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらない。朝鮮側は日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題が再び起こらないよう適切な処置をとる、(4)双方は北東アジア地域の平和と安定を維持、強化するため互いに協力する。