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2018年7月 3日 (火)

●6・30 キャンドル革命の源流 3・1朝鮮独立運動100周年キャンペーンがスタート

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 日本の植民地支配からの独立を求めて朝鮮半島全土で人びとが立ち上がった「31独立運動」から来年で100周年を迎える。これを前に、来年3月まで持続的な活動を繰り広げようと630日、東京・文京シビックセンターで「キャンドル革命の源流 31朝鮮独立運動100周年キャンペーン 日本と朝鮮半島の関係を問い直す6・30スタート集会」が120人余の人びとの参加で開催された。

 同キャンペーンは、これまで朝鮮半島問題に取り組みながらまったく接点のなかった諸団体が初めて協力し、朝鮮半島問題を軸として、安倍政権による「明治150年キャンペーン」や9条改憲・「戦争のできる国」作りに対峙し、また、427板門店宣言、612米朝首脳会談など朝鮮戦争終結・平和体制構築と非核化など、東北アジアの平和への歴史的な動きにも連動していくことを目指している。

 630スタート集会では、はじめに準備事務局を代表して渡辺健樹さん(日韓ネット共同代表)が主催者あいさつ。続いて趙景達(チョ・キョンダル)千葉大教授が「『31朝鮮独立運動から100年』が問いかけるもの」と題して記念講演を行った。

                                    

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 趙さんは、31独立運動が最初は独立宣言の起草などで知識人らが役割を果たしたが、「独立」の言葉すら知らなかった多くの民衆たちは、生活の実感から立ち上がり、知識人らを乗り超えて200万人ともいわれる人びとの決起となっていったとその実相を詳しく紹介した。そして31精神とは「生活主義に立つ民衆の異議申し立て」であり、キャンドル革命に繋がる源流だと指摘した。

 続いて、準備事務局から矢野秀喜さん(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす共同行動)が3月までの取り組みについて提案。①1919年⇒2019年の朝鮮半島の人びとの闘いに学ぶ、②日韓・日朝-日本と東アジアの関係の新たな方向を打ち出す、③31日に日本と南北朝鮮を結ぶ市民宣言を目指す-を柱に小集会やスタディツアーなども企画。来年の本番では31直近の22324集会の開催や31当日のキャンドル行動、また南北共同行事として取り組まれるソウルなど現地の31集会への参加も検討課題に。

 さらに、呼びかけ人の高田健さん(許すな!憲法改悪市民連絡会、総がかり行動共同代表)、渡辺美奈さん(女たちの戦争と平和資料館[wam]館長)がそれぞれの立場から発言した。

集会は最後に石橋正夫さん(日朝協会会長)の閉会あいさつで締めくくり、キャンペーン行動のスタートを切った。

2018年6月15日 (金)

キャンドル革命の源流 3・1独立運動100周年キャンペーンへ

私たちは3・1朝鮮独立運動の記念集会を毎年開催してきましたが、来年2019年が100周
年となるのを機にこれまで接点のなかった人びととも共同して来る6月30日に「3・1朝
鮮独立運動100周年キャンペーン」を立ち上げることになりました。

これは、安倍政権が行っている「明治150年」キャンペーンや9条改憲・戦争国家の道に
対峙し、また現在進行している朝鮮半島の平和と統一への大きな動きにも連動していこ
うとするものです。多くの心ある皆さまの賛同とご協力をお願いする次第です。

【お断り】6・30スタート集会は定員に達し次第、入場をお断りする場合があります。

チラシのダウンロード 表「31100omote.pdf」をダウンロード 裏「31100ura.pdf」をダウンロード

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●6・13韓国統一地方選の結果について

韓国6.13地方選の結果について

                         かもめ

 

1)今回の選挙のポイントは文在寅政権(及び与党・共に民主党)が圧勝したこと

文在寅政権後には朴槿恵政権時代の不正腐敗をあぶり出し、残った保守勢力に徹底的にメスを入れ、逮捕、起訴なども相次ぐ「積弊清算」が続いていますが、市民がこれを「政治的報復」ではなく、一昨年、去年に次ぐキャンドル抗争の続きだとみていることです。

さらに、427日の南北首脳会談、地方選前日の612日の米朝首脳会談などを平和に向けた第一歩ととらえており、支持しているということです。

 

2)この支持は75%*に至る圧倒的なもので、保守勢力は惨敗したということ。

 下記は首長選挙の結果ですが、「共に民主党」14(82.3%)、「自由韓国党」2、無所属1となっており、韓国マスコミでも保守惨敗、完敗などと報道しています。    *(リアルメータ―614日調査)

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 これまで保守が握ってきた釜山市や慶尚南道知事選でも敗退した結果を受けて、自由韓国党のホン・ジュンピョは辞任。彼は「左派勢力に国が乗っ取られる」などの言い方で、慶南道知事時代には学校給食の無償化を覆したり、公共病院をつぶしたりと数々の「話題にのぼった」人物でした。

 

3)より「左」の勢力も与党との主張の線引きが明確に出来ず四分五裂、惨敗

下記は数値で見た、選挙結果です。(中央選挙管理委員会より)

市道知事

                                         
   

選人

   
   

政党別 選人

   
   

共に民主党

   
   

自由韓

   
   

無所

   
 

合計

 
 

17

 
 

14

 

82.3%

 
 

2

 

11.7%

 
 

1

 

 

 

市区郡、首長

                                               
   

選人

   
   

政党別 選人

   
   

共に民主党

   
   

自由韓

   
   

民主平和党

   
   

無所

   
 

合計

 
 

226

 
 

151

 

(66.8%)

 
 

53

 

23.4%

 
 

5

 

(2.2)

 
 

17

 

 

市道議会、議員選挙

                                                           
   

選人

   
   

政党別 選人

   
   

共に民主党

   
   

自由韓

   
   

正しい未

   
   

民主平和党

   
   

正義党

   
   

無所

   
 

合計

 
 

737

 
 

605

 

82%

 
 

113

 

(15.3%)

 
 

1

 

(0.1%)

 
 

1

 
 

1

 
 

16

 

 

区・市・郡議会、議員選挙

                                                                 
   

選人

   
   

政党別 選人

   
   

共に民主党

   
   

自由韓

   
   

正しい未

   
   

民主平和党

   
   

正義党

   
   

民衆党

   
   

無所

   
 

合計

 
 

2,541

 
 

1,400

 

55%

 
 

876

 

34%

 
 

19

 

(0.7%)

 
 

46

 

(1.8%)

 
 

17

 

(0.6%)

 
 

11

 

(0.4%)

 
 

172

 

 

広域市道、比例代表選挙

                                                     
   

選人

   
   

政党別 選人

   
   

共に民主党

   
   

自由韓

   
   

正しい未

   
   

民主平和党

   
   

正義党

   
 

合計

 
 

87

 
 

47

 
 

24

 
 

4

 
 

2

 
 

10

 

 

基礎議員、比例代表選挙

                                                     
   

選人

   
   

政党別 選人

   
   

共に民主党

   
   

自由韓

   
   

正しい未

   
   

民主平和党

   
   

正義党

   
 

合計

 
 

385

 
 

238

 
 

133

 
 

2

 
 

3

 
 

9

 

 

国会議員選挙 (補欠)

                                   
   

選人

   
   

政党別 選人

   
   

共に民主党

   
   

自由韓

   
 

合計

 
 

12

 
 

11

 

(91.7%)

 
 

1

 

8.3%

 

 

 

 

単純に人数のみで見た政党別当選者数(かもめ集計)

                                                           
   

合計人数

   

(%)

   
   

政党別 当選人数(%)

   
   

共に民主党

   
   

自由韓国党

   
   

正しい未来党

   
   

民主平和党

   
   

正義党

   
   

民衆党

   
   

無所属

   
 

4,005

 

100

 
 

2,466

 

(61.6)

 
 

1,204

 

30.1

 
 

29

 

0.6

 
 

57

 

1.4

 
 

37

 

0.9

 
 

11

 

0.3

 
 

206

 

5.1

 

 

*進歩政党は、これまで強かった蔚山(ウルサン)地域でも与党に敗退。下記は、報道。

 

インターネットニュース『メディアオヌル』

政党では首長ゼロ、正義党の支持率は上昇

進歩政治の本山、蔚山(ウルサン)でも選なし、 政党の支持は蔚山(ウルサン)や全羅道で減り、ソウルや済州で増える

20180614

政党2014年に続き、今年の地方選でも不振だった。進歩4党の域・基礎団体の首長選者は0人。ただ、正義党は結党以来、初めて政党得票率が10%を超え、躍進した。

 進政党出身の政治家が生まれ続けた蔚山(ウルサン)市もみじめな状況だった。進歩4党のうち、域比例代表を除き、域・基礎団体議員に選した候補はわずかだ。蔚山(ウルサン)市は進政党出身の首長や議員が2010年に27人、2014年に9選したが、2018年にはほとんどを共に民主党に持っていかれた。 

 進政党の蔚山(ウルサン)得票率13.98%(83874)2014年の20.75%に比べると7% 程度減っている。一方で共に民主党の得票率は23.76%から47%へと大きく伸ばした。 

 労働党は2014年に域議員1人、基礎議員6人で合計7人を選させたが、2018年には0人。(略)

  民衆党は光州・全南・全北で正義党より低かった。統合進歩党の一部党員により創られた民衆党は、光州で5.13%、全南で3.59%、全北で1.25%などだった。基礎議員の選者は全南、順天市のみだ。[原文のまま] 

 ホナム地域[全羅道地域]政党支持率は2014年の地方選より減っている。特に今回は民主平和党が出来て分散した結果だ。2014年の正義党・統合進歩党・緑の党・労働党の4党の政党支持率(域比例)の合計は、光州19.9%、全北18.29%、全南22.46%だった。2018年には光州13.75%、全北15.19%、全南13.31%となっている。

一方でソウルや済州では進政党の全体支持率が小幅ながら上昇している。

ソウル地域の進歩4党支持率(域比例)は、20148.14%から201810.98%に上昇。このうち正義党の支持率だけでも9.71%となっている。

 済州では201412.05%から201820.17%に増加。正義党、の党の支持増加。正義党の済州得票は、20146.1%から11.85%に上昇。の党は20141.65%から4.87%となっている。 

政党支持率が伸びた地域では首長選挙候補の善戦があった。ソウル市長選挙ではシン・ジエ緑の党候補が1.67%正義党キム・ジョンミン候補は1.64%だった。正義党が院内政党であることを考えるとの党の善戦が目につく。特にシン候補は市長選で唯一のフェミニスト候補だとして、若い女性の支持を得た。

(以下略)

原文:
http://www.mediatoday.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=143149#csidx0548a49cb98ae59a7262ba460a316e9 http://linkback.mediatoday.co.kr/images/onebyone.gif?action_id=0548a49cb98ae59a7262ba460a316e9

 

 

4)注目された地域(サード配備の慶尚北道、星州、金泉)の結果

前述の通り、慶尚北道、大邱地域は唯一保守が生き残っている地域で、「サード反対」を掲げて選挙を闘うのは大変だったでしょう。

 

慶尚北道、金泉市長選の結果  (ピンクが当選)

                                   
   

候補者別得票数

   
   

自由韓国党
 
金(김응규

   
   

無所属
 
パク・ヒジュ

   
   

無所属
 
金(김충섭

   
   

   
 

27,098

 
 

12,405

 
 

40,775

 
 

80,278

 

 

*パク・ヒジュさん:落選

 それでも自由韓国党が落選しているのは大きいですね。

 

慶尚北道、星州郡、議員選挙の結果 (ピンクが当選)

                                                           
   

候補者別得票数

   
   

自由韓国党
 
김성우

   
   

自由韓国党
 
이봉근

   
   

自由韓国党
 
노광희

   
   

無所属
 
도희재

   
   

無所属
 
李在東

   
   

無所属
 
김미경

   
   

無所属
 
김경호

   
   

   
 

2,648

 
 

2,076

 
 

1,695

 
 

3,015

 
 

1,676

 
 

869

 
 

2,201

 
 

14,180

 

 

*イ・ジェドン(李在東)さん(全国農民会総連盟、星州農民会長):落選

 

 様々な分析があるでしょうが、今日はこれまで~~。

2018年6月14日 (木)

●6・12米朝首脳会談に対する東アジア市民連帯声明

朝鮮半島問題に取り組んできた市民団体、在日の権利のため取り組んできた市民団体、祖国の平和と統一のために取り組んできた在日団体など13団体で構成する<東アジア
市民連帯>が、6月12日の米朝首脳会談と米朝共同声明を歓迎する声明を発表しまし
たのでご紹介します。

 PDF版はこちらから 「2018.6.12米朝首脳会談に関する声明.pdf」をダウンロード

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   *********************************************************************
           6・12米朝首脳会談と共同声明を歓迎する
                                          2018年6月14日 東アジア市民連帯
   *********************************************************************

                                         (一)

 6月12日、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領と朝鮮民主主義人民共和国(以
下、朝鮮)の金正恩国務委員長による史上初となる首脳会談が、シンガポールのセント
ーサ島で開かれた。午前10時過ぎ、全世界が注目する中、両首脳は笑顔で握手を交わし
初対面。続いて両首脳だけの会談、閣僚を交えた拡大会議、ワーキングランチが行われ
その後、米朝首脳による共同声明が発表された。

 共同声明は、両首脳が「新たな米朝関係確立と、朝鮮半島における永続的で強固な平
和体制構築に関連する問題をめぐり、包括的で掘り下げた、そして真摯な意見交換」を
行い、「トランプ大統領は朝鮮に安全の保証を提供することを誓約し、金正恩委員長は
朝鮮半島の完全な非核化に取り組む断固とした揺るぎない決意を再確認した」ことを明
らかにした。

 そして、両首脳は「新たな米朝関係の確立が朝鮮半島および世界の平和と繁栄に貢献
すると確信するとともに、相互の信頼醸成によって朝鮮半島の非核化を促進できる」と
の認識の上に、①米朝は新たな関係の確立に全力を挙げる、②米朝は朝鮮半島の永続的かつ安定した平和体制構築に向け共に努力する、③朝鮮は4・27板門店宣言を再確認し朝鮮半島の完全な非核化に全力で取り組む、④米朝は戦争捕虜・行方不明兵の遺骨収容と返還を全力で進める-の4項目を宣言した。また、その完全かつ迅速な実行のため可
能な限り早期にポンペオ米国務長官と対応する朝鮮高官による後続交渉を行うことも確
認された。

                                         (二)

 私たちは、6・12米朝首脳会談と共同声明を朝鮮半島の平和体制構築と非核化への歴
史的な第一歩として歓迎する。何よりも朝鮮民主主義人民共和国の建国から70年に渡り
砲火を交え銃口を向けあってきた米朝首脳が歴史上初めて対面し、両首脳の名によっ
て包括的な目標が示されたことは画期的である。

 共同声明の具体的実行および法的・制度的措置の確立は今後の後続交渉に委ねられることになるが、すでにトランプ大統領は会談直後の記者会見で、交渉継続中の米韓合同
軍事演習の中止なども表明しており、朝鮮側も主要なミサイルのエンジン試験施設の破
壊を約束したとされている。

 朝鮮側の報道によると、金正恩委員長は、朝鮮半島における恒久的で強固な平和体制
を構築のため、「差し当たり相手を刺激して敵視する軍事行動を中止する勇断から下す
べきだと語った。トランプ大統領はこれに理解を表し、朝米間に善意の対話が行われる
間、朝鮮側が挑発と見なす米韓合同軍事演習を中止し、朝鮮に対する安全保証を提供し
対話と協商を通じた関係改善が進むことに合わせて対朝鮮制裁を解除することができる
との意向を表明」したという。また「朝米両首脳は、朝鮮半島の平和と安定、朝鮮半島
の非核化を進める過程で段階別、同時行動原則を順守するのが重要であることについて
認識を共にした」という(6月13日朝鮮中央通信)。

 首脳会談の詳細な内容は明らかにされていないが、相互の信頼醸成に資する形で今後
の後続交渉が行われ、4項目の目標が速やかに実現されることを強く求めたい。

                        (三)

 私たちは、この間まったく蚊帳の外で右往左往してきた安倍政権が、拉致問題を政治
利用し日朝首脳会談を模索するポーズをとりながら、依然として朝鮮敵視政策をとり続
け、これを利用して軍拡の道を走り続けていることを厳しく糾弾したい。

 それを端的に示しているのが、米朝首脳会談が行われている最中の6月12日午後1時20
分に種子島宇宙センターから対朝鮮を主目的とした軍事偵察衛星を打ち上げていること
である。1基1千億円もする陸上配備型ミサイルシステム(イージスアショア)の配備予定
地とされる秋田・山口への説明も6月に入って行ない、さらに小野寺防衛相が現地に出
向くことも予定されている。平和の流れに逆行し、沖縄辺野古への新基地建設で8月に
は土砂を投入予定、オスプレイの全国的配備まで行おうとしている。

 安倍首相は、これまで拉致問題を日朝交渉の入口としてすべての上に置いてきた。
しかし、そのこと自体が日朝ピョンヤン宣言の歪曲であり、拉致問題を含め日朝関係が
一歩も進んでこなかった要因である。

 私たちは、日本政府が、米朝首脳会談で確認された朝鮮半島の平和体制構築と完全な
非核化実現のため積極的役割を果たし、日朝ピョンヤン宣言に基づき、不幸な過去の清
算を基礎とした日朝国交正常化交渉を速やかに再開することを強く要求する。拉致問題
もその中でこそ解決への道が開けるのである。

 私たち東アジア市民連帯は、6・12米朝首脳会談によって新たに切り開かれた情勢を
踏まえ、朝鮮半島の平和体制構築と非核化のために国際的な連帯を強め、日本の軍事大国化の道に反対し、日朝国交正常化の早期実現を目指していきたい。

-------------------------------------------------------------------------
東アジア市民連帯構成団体(フォーラム平和・人権・環境、ピースボート、日韓つなが
り直しキャンペーン、日韓民衆連帯全国ネットワーク、「高校無償化」からの朝鮮学校
排除に反対する連絡会、村山首相談話を継承し発展させる会、東京朝鮮人強制連行真相
調査団、6・15共同宣言実践日本地域委員会、朝鮮学園を支援する全国ネットワーク、
朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、日本朝鮮学術教育交流協会、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、全日本建設運輸連帯労働組合)
-------------------------------------------------------------------------

2018年6月13日 (水)

●6・12米朝首脳共同声明全文(シンガポール)

米朝首脳共同声明の全文

 

アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長は2018年6月12日、シンガポールで初の歴史的な首脳会談を開いた。
 トランプ大統領と金正恩委員長は、新たな米朝関係確立と、朝鮮半島における永続的で強固な平和体制構築に関連する問題をめぐり、包括的で掘り下げた、そして真摯な意見交換を行った。トランプ大統領は朝鮮に安全の保証を提供することを誓約し、金正恩委員長は朝鮮半島の完全な非核化に取り組む断固とした揺るぎない決意を再確認した。
 新たな米朝関係の確立が朝鮮半島および世界の平和と繁栄に貢献すると確信するとともに、相互の信頼醸成によって朝鮮半島の非核化を促進できると認識し、トランプ大統領と金正恩委員長は以下を宣言する。
 1.米国と朝鮮は、平和と繁栄を求める両国民の望みに沿い、新たな関係の確立に全力を挙げる。
 2.米国と朝鮮は、朝鮮半島の永続的かつ安定した平和体制の構築に向け、共に努力する。
 3.朝鮮は2018年4月27日の板門店宣言を再確認し、朝鮮半島の完全な非核化に全力で取り組む。
 4.米国と朝鮮は、戦争捕虜・行方不明兵の遺骨の収容について、身元特定済みのものの即時返還を含め、全力で進める。
 史上初の米国と朝鮮の首脳会談が、数十年に及ぶ両国間の緊張と敵意を克服する上で、そして新しい未来を開くために、極めて重要な画期的出来事だという認識の下、トランプ大統領と金正恩委員長は、この共同声明の項目の完全かつ迅速な実行に全力を挙げる。米国と朝鮮は首脳会談の結果を実行するため、可能な限り早期にポンペオ米国務長官とそれに対応する朝鮮高官による後続交渉を行うと誓約する。
 ドナルド・トランプ米大統領と金正恩朝鮮国務委員長は、新たな米朝関係の発展、朝鮮半島と世界の平和、繁栄、安全の促進に向けて協力することにした。

      2018年6月12日 シンガポール・セントーサ島

アメリカ合衆国大統領              朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長         

    ドナルド・トランプ                                            金正恩 

 

2018年4月28日 (土)

●4・27南北首脳会談に対する東アジア市民連帯声明

 

東アジア市民連帯声明、【資料】427板門店宣言全文、615南北共同宣言全文、104首脳宣言全文のPDF版はコチラから「2018428seimei.pdf」をダウンロード

 

声明 427南北首脳板門店宣言を支持・歓迎する

2018428日 東アジア市民連帯

 4月27日、全世界の注目の中、板門店Nas427jpp0268887841_2
(パンムンジョム)で南北首脳会談が行われた。両首脳が手をつなぎ軍事境界線の南側、北側を行き来する姿など、まさに「板門店を対立の象徴から平和の象徴に変えた」(文大統領)和解と平和への鮮烈な印象を内外に示すものとなった。

 私たちは、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮国務委員長の両首脳はもとより、祖国の平和と統一を求め、たゆまぬ努力を重ねてきた朝鮮半島の南・北・海外在住のすべての人びとにあらためて敬意と祝意を表するものである。

 ()

 3回目となる今回の首脳会談では、615南北共同宣言(2000)104南北首脳宣言(2007)を継承・発展させた「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」が両首脳により打ち出された。

 板門店宣言は、「朝鮮半島にもはや戦争はなく、新たな平和の時代が到来した」ことを高らかに謳いながら、1.南北の交流と協力では、①民族自主原則を確認し、これまでの南北宣言とすべての合意を徹底的に履行、②高位級会談をはじめ各分野の対話と交渉を早期に開催し板門店宣言の合意を実践する対策を立てる、③当局間協議を緊密にし、民間交流と協力を保障するため開城(ケソン)に南北共同連絡事務所を設置する、④各界各層の多様な協力と交流往来を活性化し、615などの民族共同行事、2018年アジア競技大会などに共同で出場、⑤分断により発生した人道問題を早急に解決するために努力し、当面815を契機に離散家族の再会を進める、⑥104宣言で合意されている事業を積極的に推進し、まず東海線と京義線の鉄道と道路を再連結、現代化し活用する。

 2.南北の軍事的緊張緩和では、①地上・海上・空中などでの一切の敵対行為の全面中止、②西海(ソヘ=黄海)北方限界線(NLL)一帯を平和水域にし、偶発的軍事衝突の防止と安全な漁労活動を保障、③双方間で提起される軍事的問題を遅滞なく協議・解決するため国防部長官会談をはじめ軍当局者会談を頻繁に開催し、まず5月中に将官級軍事会談を開く。

 3.朝鮮半島の恒久的で強固な平和体制構築のための協力では、①南と北はいかなる武力行使もしない不可侵合意を再確認し遵守する、②南と北は軍事緊張が解消され、軍事的信頼が構築されるのに伴い段階的に軍縮を実現する、③南と北は停戦協定65年にあたる今年、終戦を宣言し、停戦協定を平和協定に転換し、恒久的で強固な平和体制構築のため南・北・米の3者、または南・北・米・中の4者会談の開催を積極的に推進、④南と北は完全な非核化を通じた核のない朝鮮半島を実現する共通の目標を確認。北側がとっている主導的措置が非核化のため重要な意義があるとの認識を共有し、今後それぞれが自己の責任と役割を果たす。

 そして今秋、文在寅大統領がピョンヤンを訪問することも確認した。

 私たちは、この板門店宣言を断固支持するとともにその着実な履行を求めたい。

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 南北首脳の板門店会談についてトランプ米大統領は「南北が朝鮮半島の完全な非核化を目標とすることを表明し、勇気づけられた」と評価する一方、「非核化が実現するまで圧力は続く」と述べている。

私たちは、6月初めまでに開催される歴史上初となる米朝首脳会談では、朝鮮戦争を終結させ停戦協定を平和協定に転換することや米朝国交正常化をはじめ朝鮮側の体制保障問題と、朝鮮半島の非核化問題を「段階的、同時的措置」により解決することを強く求めるものである。

私たちも朝鮮半島の非核化を求めているが、同時に何よりも朝鮮半島の歴史的構造的問題解決こそが必要だと考える。朝鮮側が核・ミサイル開発を進めてきた最大の要因は、朝鮮半島が停戦状態のまま置かれ米国による軍事威嚇が繰り返されてきたことにある。

 かつての米朝枠組み合意や6か国協議の共同声明も包括的問題解決を提示したが、実際上は「朝鮮の核放棄」にのみ関心が集中し、朝鮮の体制保障や平和協定の問題は付随的にしか扱われてこなかった。

新たにトランプ政権の大統領補佐官に就任したボルトン氏は「リビア方式(先核放棄・後体制保障)」を主唱しているとされているが、その結果はリビア・カダフィ政権の末路がすでに示している。それは、事実上、対決と戦争の道であり、到底受け入れられるものではない。

 平和協定締結問題では、停戦協定で「全外国軍隊の撤退と朝鮮問題の平和解決」のための関係国高位級会談が勧告されていたにもかかわらず、今なお居すわり続けている「国連軍」の解体、在韓米軍の撤収または何らかの地位変更問題がまな板の上に乗せられるべきである。

 私たちは、先の朝鮮労働党中央委員会総会で核実験・ミサイル発射の中止と核実験場の廃止を表明したことを歓迎するとともに、規模を縮小したとはいえ41日から実施されている米韓合同軍事演習は直ちに中止するよう要求する。

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 安倍首相も、板門店宣言について「北朝鮮の非核化等について真剣に議論したことを、北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的な解決に向けた前向きな動きとして歓迎する」と述べている。

安倍政権は、この間、「米韓合同軍事演習は予定通り実施すべき」「対話のための対話は無意味」「微笑外交に騙されるな」などと繰り返し、現在の朝鮮半島をめぐる対話局面に水を差し、妨害することに躍起となってきたが親分であるトランプ米政権が対話姿勢に転じるやこれを渋々受け入れざるを得なくなってきた。また、政権浮揚のためだけに拉致問題を政治利用し、米韓にこの問題を取り上げるよう要請してきたが、自らは何らの方策も持たず他国任せの姿が浮き彫りになっただけである。

 私たちは、日本政府が日朝ピョンヤン宣言に基づき朝鮮敵視政策を転換し、速やかに日朝国交正常化交渉を開始することを強く要求する。

 

東アジア市民連帯構成団体(フォーラム平和・人権・環境、ピースボート、日韓つながり直しキャンペーン、日韓民衆連帯全国ネットワーク、「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会、村山首相談話を継承し発展させる会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、615共同宣言実践日本地域委員会、朝鮮学園を支援する全国ネットワーク、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、日本朝鮮学術教育交流協会、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、全日本建設運輸連帯労働組合)

2018年4月27日 (金)

●4・27板門店宣言(全文)

427板門店宣言を支持・歓迎する

 4月27日、板門店で開かれた南北首脳会談は、両首脳が手をつなぎ軍事境界線の南側と北側を行き来するなど「板門店を対立の象徴から平和の象徴」に変える非常に感動的なものとなった。私たちは、この歴史的会談を実現させた南北の両首脳、平和と統一を求めてきた南・北・海外の人びとに改めて敬意を表明するとともに、4・27板門店宣言を支持・歓迎するものである。

 これから予定される米朝首脳会談がさらに実りあるものとなるよう、私たちも朝鮮戦争終結・平和協定締結、朝鮮半島の完全な非核化を含む恒久的平和体制構築実現のため、声を挙げ続けていく所存である。

 2018427日 日韓民衆連帯全国ネットワーク

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「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」

(427板門店宣言)

대한민국 문재인 대통령과 조선민주주의인민공화국 김정은 국무위원장은 평화와 번영, 통일을 염원하는  겨레의 한결같은 지향을 담아 한반도에서 역사적인 전환이 일어나고 있는 뜻깊은 시기에 2018 427 판문점 평화의 집에서 남북정상회담을 진행하였다.大韓民国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、平和と繁栄、統一を念願する全同胞の一致した志向を込めて、朝鮮半島の歴史的な転換が起こっている重要な時期に、2018427日に板門店平和の家で、南北首脳会談を行った。


 정상은 한반도에  이상 전쟁은 없을 것이며 새로운 평화의 시대가 열리었음을 8천만 우리 겨레와  세계에 엄숙히 천명하였다.両首脳は、朝鮮半島にもはや戦争はなく、新らたな平和の時代が到来したことを8000万わが同胞と全世界に厳粛に闡明した。


 정상은 냉전의 산물인 오랜 분단과 대결을 하루 빨리 종식시키고 민족적 화해와 평화번영의 새로운 시대를 과감하게 일어나가며 남북관계를 보다 적극적으로 개선하고 발전시켜 나가야 한다는 확고한 의지를 담아 역사의  판문점에서 다음과 같이 선언하였다.両首脳は、冷戦の産物である長い分断と対決を一日も早く終息させ、民族の和解と平和繁栄の新時代を果敢に起きながら、南北関係をより積極的に改善して発展させていかなければならないという確固たる意思を込めて、歴史の地・板門店で次のように宣言した。


1. 남과 북은 남북 관계의 전면적이며 획기적인 개선과 발전을 이룩함으로써 끊어진 민족의 혈맥을 잇고 공동번영과 자주통일의 미래를 앞당겨 나갈 것이다. 1、南と北は南北関係の全面的で、画期的な改善と発展を達成することにより、断ち切られた民族の血脈をつないで、共同繁栄と自主統一の未来を早めていく。


남북관계를 개선하고 발전시키는 것은  겨레의 한결같은 소망이며  이상 미룰  없는 시대의 절박한 요구이다.南北関係を改善し、発展させることは、全同胞の一致した願いであり、これ以上先送りできない時代の差し迫った要求である。


남과 북은 우리 민족의 운명은 우리 스스로 결정한다는 민족 자주의 원칙을 확인하였으며 이미 채택된 남북 선언들과 모든 합의들을 철저히 이행함으로써 관계 개선과 발전의 전환적 국면을 열어나가기로 하였다.南と北は、わが民族の運命はわれわれ自身が決定するという民族自主の原則を確認し、既に採択された南北宣言とすべての合意を徹底的に履行することにより、関係改善と発展の転換的局面を開いていくことにした。


남과 북은 고위급 회담을 비롯한  분야의 대화와 협상을 빠른 시일 안에 개최하여 정상회담에서 합의된 문제들을 실천하기 위한 적극적인 대책을 세워나가기로 하였다.南と北は高位級会談をはじめとする各分野の対話と交渉を早期に開催して首脳会談で合意された問題を実践するための積極的な対策を立てていくことにした。


남과 북은 당국  협의를 긴밀히 하고 민간교류와 협력을 원만히 보장하기 위하여 쌍방 당국자가 상주하는 남북공동연락사무소를 개성지역에 설치하기로 하였다.南と北は当局間協議を緊密にし、民間交流と協力を円滑に保障するために、双方の当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城(ケソン)地域に設置することにした。


남과 북은 민족적 화해와 단합의 분위기를 고조시켜 나가기 위하여 각계각층의 다방면적인 협력과 교류 왕래와 접촉을 활성화하기로 하였다.南と北は民族の和解と団結の雰囲気を盛り上げていくために、各界各層の多様な協力と交流往来と接触を活性化することにした。

対内的には、あんうろぬん615(南北共同宣言、2000)をはじめ、南と北にとって共に意義がある日々を契機に、当局と国会、政党、地方自治団体、民間団体など各界各層が参加する民族共同行事を積極的に推進して和解と協力の雰囲気を高め、対外的には2018年のアジア競技大会をはじめとする国際大会に共同で出場して、民族の英知と才能、団結した姿を全世界に誇示することにした。


남과 북은 민족 분단으로 발생된 인도적 문제를 시급히 해결하기 위하여 노력하며, 남북 적십자회담을 개최하여 이산가족·친척상봉을 비롯한 제반 문제들을 협의 해결해 나가기로 하였다.南と北は民族分断により発生した人道的問題を早急に解決するために努力し、南北赤十字会談を開催し、離散家族・親戚の再会をはじめとする諸問題を協議解決していくことにした。

당면하여 오는 8.15 계기로 이산가족·친척 상봉을 진행하기로 하였다.当面して来る8.15を契機に離散家族・親戚の再会を進めることにした。


남과 북은 민족경제의 균형적 발전과 공동번영을 이룩하기 위하여 10.4선언에서 합의된 사업들을 적극 추진해 나가며 1차적으로 동해선  경의선 철도와 도로들을 연결하고 현대화하여 활용하기 위한 실천적 대책들을 취해나가기로 하였다.南と北は民族経済の均衡的発展と共同繁栄を達成するために104宣言(南北首脳宣言、2007)で合意された事業を積極的に推進して行き、1次的に東海線と京義線の鉄道と道路を連結し、近代化して活用するための実践的な対策を取っていくことにした。


22. 남과 북은 한반도에서 첨예한 군사적 긴장상태를 완화하고 전쟁 위험을 실질적으로 해소하기 위하여 공동으로 노력해 나갈 것이다.南と北は、朝鮮半島で尖鋭化した軍事的緊張状態を緩和し、戦争の危険を実質的に解消するために共同で努力していく。


남과 북은 지상과 해상, 공중을 비롯한 모든 공간에서 군사적 긴장과 충돌의 근원으로 되는 상대방에 대한 일체의 적대행위를 전면 중지하기로 하였다.南と北は、地上と海上、空中をはじめとするすべての空間で軍事的緊張と対立の根源となる相手に対する一切の敵対行為を全面中止することにした。

당면하여 51일부터 군사분계선 일대에서 확성기 방송과 전단살포를 비롯한 모든 적대 행위들을 중지하고  수단을 철폐하며 앞으로 비무장지대를 실질적인 평화지대로 만들어 나가기로 하였다.当面、51日から軍事境界線一帯で拡声器放送とビラ散布をはじめとするすべての敵対行為を中止し、その手段を撤廃し、今後、非武装地帯を実質的平和地帯にしていくことにした。


남과 북은 서해 북방한계선 일대를 평화수역으로 만들어 우발적인 군사적 충돌을 방지하고 안전한 어로 활동을 보장하기 위한 실제적인 대책을 세워나가기로 하였다.南と北は西海(黄海)北方限界線一帯を平和水域にして偶発的な軍事的衝突を防止し、安全な漁労活動を保障するための実際的な対策を立てていくことにした。


남과 북은 상호협력과 교류, 왕래와 접촉이 활성화되는  따른 여러 가지 군사적 보장대책을 취하기로 하였다.南と北は、相互協力と交流、往来と接触が活性化されることによるさまざまな軍事的保障対策を取ることにした。

남과 북은 쌍방 사이에 제기되는 군사적 문제를 지체 없이 협의 해결하기 위하여 국방부장관회담을 비롯한 군사당국자회담을 자주개최하며 5 중에 먼저 장성급 군사회담을 열기로 하였다.南と北は双方の間で提起される軍事的問題を遅滞なく協議解決するために、国防部長官会談をはじめとする軍事当局者会談を頻繁に開催し、5月中にまず将官級軍事会談を開くことにした。


3. 남과 북은 한반도의 항구적이며 공고한 평화체제 구축을 위하여 적극 협력해 나갈 것이다. 3、南と北は朝鮮半島の恒久的で強固な平和体制の構築のために積極的に協力していく。


한반도에서 비정상적인 현재의 정전상태를 종식시키고 확고한 평화체제를 수립하는 것은  이상 미룰  없는 역사적 과제이다.朝鮮半島における非正常な現在の停戦状態を終息させ、確固とした平和体制を樹立することはこれ以上先送りできない歴史的課題である。


남과 북은  어떤 형태의 무력도 서로 사용하지 않을  대한 불가침 합의를 재확인하고 엄격히 준수해 나가기로 하였다.南と北は、いかなる形態の武力も互いに使用しないという不可侵合意を再確認して遵守していくことした。


남과 북은 군사적 긴장이 해소되고 서로의 군사적 신뢰가 실질적으로 구축되는  따라 단계적으로 군축을 실현해 나가기로 하였다.南と北は軍事的緊張が解消され、お互いの軍事的信頼が実質的に構築されることによって段階的に軍縮を実現していくことした。


남과 북은 정전협정 체결 65년이 되는 올해에 종전을 선언하고 정전협정을 평화협정으로 전환하며 항구적이고 공고한 평화체제 구축을 위한 ·· 3 또는 ··· 4자회담 개최를 적극 추진해 나가기로 하였다.南と北は停戦協定締結65年になる今年、終戦を宣言し、停戦協定を平和協定に転換し、恒久的で強固な平和体制構築のための南・北・米3者、または南・北・米・中の4者会談の開催を積極的に推進していく。


남과 북은 완전한 비핵화를 통해  없는 한반도를 실현한다는 공동의 목표를 확인하였다.南と北は、完全な非核化を通じた核のない朝鮮半島を実現するという共通の目標を確認した。

남과 북은 북측이 취하고 있는 주동적인 조치들이 한반도 비핵화를 위해 대단히 의의 있고 중대한 조치라는데 인식을 같이 하고 앞으로 각기 자기의 책임과 역할을 다하기로 하였다.南と北は、北側がとっている主動的な措置が朝鮮半島の非核化のために重要な意義があり、重大な措置であるという認識を共にして、今後、それぞれが自己の責任と役割を果たすためにした。


남과 북은 한반도 비핵화를 위한 국제사회의 지지와 협력을 위해 적극 노력하기로 하였다.南と北は朝鮮半島の非核化のための国際社会の支持と協力のために積極的に努力することにした。


 정상은 정기적인 회담과 직통전화를 통하여 민족의 중대사를 수시로 진지하게 논의하고 신뢰를 굳건히 하며, 남북관계의 지속적인 발전과 한반도의 평화와 번영, 통일을 향한 좋은 흐름을 더욱 확대해 나가기 위하여 함께 노력하기로 하였다.両首脳は、定期的な協議と直通電話を通じて、民族の重大事を随時、真剣に議論して信頼を強固にし、南北関係の持続的な発展と韓半島の平和と繁栄、統一に向けた良い流れをさらに拡大していくために一緒に努力することにした。


당면하여 문재인 대통령은 올해 가을 평양을 방문하기로 하였다.当面してムン・ジェイン大統領は、今年の秋に平壌を訪問することにした。


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대한민국 대통령 문재인 조선민주주의인민공화국 국무위원회 위원장 김정은 大韓民国大統領    朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長

 ムン・ジェイン              キム・ジョンウン

2018年3月 2日 (金)

●3・1独立運動99周年 止めよう!安倍政権が煽る米朝戦争の危機 2・24集会の報告

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 224日夜、東京・文京区民センターで「31朝鮮独立運動99周年 止めよう!安倍政権が煽る米朝戦争の危機 224集会」が開かれ、会場いっぱいの200人が参加した。

 はじめに主催者あいさつを渡辺健樹さん(日韓ネット共同代表)がおこなった。渡辺さんは冒頭、前日発生した朝鮮総聯本部への銃撃テロを糾弾し、安倍政権による朝鮮敵視と在日朝鮮人差別・弾圧政策がこうした行為を助長していると指摘。現在、平昌五輪を契機に南北の対話局面が生まれているが、安倍政権はトランプ米政権にすり寄りながら、「最大限の圧力を」「米韓合同演習を予定通り行うべき」などと繰り返し、妨害と冷水を浴びせることに躍起となっている。これを許さず現在の対話局面を継続させ、さらに米韓演習中止、米朝対話と平和協定締結へと声を挙げ国際世論を喚起していこう-と呼びかけた。

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 続いて、半田滋さん(東京新聞論説兼編集委員)が登壇し、「安倍政権があおる米朝の危機」と題して講演を行った。半田さんはパワーポイントを使いながら、①自衛隊の現状、②安保法制の制定、③安保法制施行で自衛隊に起きたこと~南スーダンPKOの変化、北朝鮮情勢をめぐるトランプ・安倍の二人三脚、小野寺防衛相のトンデモ発言、「米艦・米軍機防護」と洋上補給、東アジアで日本を起点とする軍拡競争の時代、④安倍首相による憲法第93項への加憲の狙い-について分かりやすく話してくれた。【半田さんの講演要旨は別掲】

P1010489_1024x768                             半田滋さん

 休憩をはさみ、平昌(ピョンチャン)現地での南北共同応援と交流の様子が映像で流され、韓統連(在日韓国民主統一連合)訪問団で参加した韓青同(在日韓国青年同盟)のメンバーが報告をおこなった。日本のメディアの多くで五輪期間中、親朴槿恵の右派らによる「抗議」の様子は垂れ流されたが、メディアでは流されない民間交流の生の姿が映像で紹介され、参加者からは「こんなのがあったことは知らなかった」という声も聞かれた。

 また集会には、翌日の東京マラソンに「統一旗」のゼッケンをして走るカナダ在住の市民ランナー、ナ・ヤンイルさんも参加し、飛び入りであいさつ。ちなみに翌日の東京マラソンでナさんは「統一旗」のゼッケンと共に「朝鮮学校差別反対」の手書きのステッカーも胸につけ東京の街を疾走。タイムは4時間チョットだったとのこと

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                        韓統連ピョンチャン現地訪問団

続いて、韓国ゲストのハン・チュンモク韓国進歩連帯常任代表が登壇し、「2018年激変する情勢と韓国民衆運動の方向」と題して報告をおこなった。ハンさんは、「いつも朝鮮半島の平和の問題に関心を寄せていただいている日本の皆さんに先ず感謝申し上げたい」と述べながら、「平昌五輪に南北共同応援のため韓統連代表団、朝鮮総聯代表団が来たが軍事政権やこれを継承する政権の時代にはかなわなかったことだ。これもキャンドル革命により政権交代を実現させた大きな成果だ」「民衆が非暴力でキャンドルを掲げて革命を成し遂げたのは洋の東西を問わず歴史上初めてではないか」と力強く指摘した。

そして、①朝鮮半島の情勢変化~北朝鮮のICBM・核武力完成宣言により数十年続いた米朝対決が歴史的分水嶺を越えたこと、そして米朝対決の終結に向けた最終段階に入りつつあること~、②キャンドルの民心と文在寅政権、③キャンドル革命の精神と進歩的民衆運動の方向-などについて報告。参加者からも大きな連帯の拍手が起きた。【ハンさんの報告要旨は別掲】

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                            ハン・チュンモクさん

集会はさらに、辺野古の闘いについて青木初子さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、改憲阻止の闘いと当面の総がかり行動について高田健さん(許すな!憲法改悪・市民連絡会)、「慰安婦」問題の日韓合意の問題性と闘いについて中原道子さん(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)共同代表)、朝鮮学校への「無償化」差別に対する高裁上告審への再決起について森本孝子さん(「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会)など、各団体・各課題からのアピールを受け、最後に201831集会アピールを確認して終了した。

P1010520_1024x679                   青木初子さん
P1010521_1024x768                    高田健さん
P1010524_1024x768                    中原道子さん
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                             森本孝子さん

 

 

【31集会アピールと呼びかけ・賛同一覧は下記】

31朝鮮独立運動99周年集会

   

 今年の31日は、日本の植民地支配からの独立を求め朝鮮半島全土で人びとが立ち上がった31独立運動(1919)から99周年を迎えます。私たちにとっては、歴史を直視しながら日本と朝鮮半島やアジアの人びととの平和な関係をいかに築くのかを問い直す日でもあります。

朝鮮半島の緊張の根源と平和への道

しかしこの間、平和な関係を築くのとは真逆の事態が進行してきました。今、朝鮮半島の軍事緊張は極度に高まり、一触即発の状態が続いています。米国はサードを韓国に配備、史上最大の米韓合同軍事演習を繰り返し、朝鮮側は核実験やICBMなどの発射実験でこれに対抗しています。

日本では一方的に「朝鮮の脅威」のみが煽られていますが、これは誤った見方です。

朝鮮戦争の停戦協定(1953.7.27)から今年で65年にもなりますが、50年代末から韓国に膨大な核兵器を配備し(同時期沖縄にも1300発の核ミサイル配備)、停戦状態のまま大規模軍事演習で絶えず軍事的威嚇を加えてきたのは米国です。この米国の軍事的圧迫が朝鮮を核・ミサイル開発に向かわせたのです。                      

 朝鮮半島の緊張状態を平和の方向に転換させるためには、米国が大規模軍事演習を停止し、朝鮮も核・ミサイル開発を停止する「相互停止」がまず必要です。そして何よりも対話により現在の停戦状態から平和協定締結に向かうことです。これは私たちが求める朝鮮半島非核化の近道でもあるのです。

しかし、これを拒み続けているのは米国です。ここに朝鮮半島の緊張の根源があります。

平昌冬季オリンピック・パラリンピックを契機に南北対話の再開と米韓合同軍事演習の延期が発表されましたが、さらに演習そのものの中止と米朝対話・平和協定実現に向けて国際世論を喚起しましょう。

朝鮮半島の緊張利用する安倍政権

安倍政権は、トランプ米政権の軍事攻撃を含む「すべての選択肢」を全面的に支持し、朝鮮半島の緊張を煽り、それを最大限に利用して「戦争のできる国」作りを推し進めています。

戦争法に基づく自衛隊の米軍への戦争協力(集団的自衛権行使)拡大、11千億円もする陸上配備型イージスシステム(イージスアショア)や先制攻撃のための「敵基地攻撃能力」導入など米国からの高額兵器購入をはじめとした大軍拡政策、さらに「共謀罪」の強行成立などによる治安管理体制の強化を推し進め、いまや憲法9条の改悪にまで手を付けようとしています。これを絶対に許してはならないでしょう。

韓国民衆と連帯しよう!日朝正常化と米朝平和協定の実現をめざそう!

国交正常化を目指すことで合意した日朝ピョンヤン宣言(2002.9.17)に基づき、対朝鮮敵視政策を転換し、米国に対話と平和協定締結を促すことこそ、日本の取るべき道であり日本の平和の道にも直結しています。また昨年、国連で採択された核兵器禁止条約に加盟して自ら米国の核の傘から離脱し、米国を筆頭とする核保有国にも同条約への加盟を促すべきです。そうしてこそ朝鮮への非核化要求にも説得力を持つのです。その実現を目指して声をあげていきましょう。平昌オリンピック・パラリンピックを契機として米韓合同軍事演習の中止と反戦平和をめざす韓国民衆と連帯しましょう。          2018224  

   

 2018 3・1集会呼びかけ・賛同一覧(3/2現在)                   順不同                                 

日韓民衆連帯全国ネットワーク、ピース・ボート、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、反安保実行委員会、在日韓国民主統一連合、荒川住民ひろば、憲法を生かす会東京連絡会、「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会、新社会党東京都本部、スペース21、全水道東京水道労働組合、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会、日韓平和連帯、日朝国交正常化をすすめる神奈川県民の会、ピース・ニュース、ぴ~す・め~る、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、安達由紀、池上仁(学校事務職員労組神奈川執行委員)、石井寛(韓国良心囚を支援する会全国会議事務局長)、石谷春日、大畑龍次(日韓ネット)、大村一浩、小笠原三枝子、岡田雅宏、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、尾澤孝司(日韓ネット)、小野信也(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、加藤賀津子、加藤正姫(日韓ネット)、加納美紀代、北川広和(日韓ネット・「日韓分析」編集)、北原れい子、黒田恵、東風徹(韓国良心囚を支援する会全国会議)、権龍夫、近藤ゆり子、坂本史子、坂本美幸、桜井大子、柴田高好、高梨晃嘉(共同行動のためのかながわアクション代表世話人)、高橋年男、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、寺尾光身、土松克典(日韓ネット)、冨田一彦(新社会党)、中村知明(郵政ユニオン本部書記長)、奈良本英佑、蜂巣裕人、花村健一(樹花舎代表)、花輪不二男、番場明子、福島進、福島博子、布施由女(三多摩日朝女性のつどい世話人)、本田都南夫、森本孝子(平和憲法を守る荒川の会)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山田昭次(歴史研究者)、渡辺一夫(韓国良心囚を支援する会全国会議代表)、渡辺健樹(日韓ネット共同代表)、渡辺好庸、渡辺さ江、渡辺吉男 匿名希望1

 【3・1講演詳細】半田滋さんの講演レジュメから

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2018年2月24日

31朝鮮独立運動99周年集会

 

東京新聞論説兼編集委員

獨協・法政大非常勤講師

半田滋

 

 

安倍政権があおる米朝の危機

 

 

第1章 自衛隊の現状

 

1 「軍事大国とならないこと」のウソ

 2013年版防衛白書には「他国に脅威を与えるような強大な軍事力を保持しない」として、「たとえば、大陸間弾道ミサイル(ICBMIntercontinental Ballistic Missile)、長距離戦略爆撃機、攻撃型空母の保有は許されないと考えている」との記述があったが、この3種の例示は2014年以降の防衛白書から消えている。

 2019年度防衛予算案には「敵基地攻撃」が可能な巡航ミサイルと島嶼防衛用高速滑空弾が登場。護衛艦「いずも」の空母化計画も浮上した。

 もともと自衛隊は戦闘機の航続距離を延ばす空中給油機、敵地上空で管制ができる空中警戒管制機(AWACS)、対地・対艦攻撃ができるF2、F35戦闘機などを揃え、着々と敵基地攻撃能力を磨いてきた。

 

2 世界でも先端の装備品

 ①イージス護衛艦、そうりゅう型潜水艦、90式戦車、IT化された陸上部隊など

 ②防衛費は10年連続してマイナスだったが、第二次安倍政権の2013年度以降、プラスに転じ、来年度を含めれば6年連続のプラスとなり、5兆円を突破する。

 

3 活発化する海外活動

 ① 国連平和維持活動(PKO、1992年より継続)

 ② ソマリア沖の海賊対処(2009年より継続)

 ③ 特別措置法によるインド洋派遣(2001年~10年)、イラク派遣(2003~09年)

 ④ 海外緊急援助隊(92年より継続。丸腰で行う災害救援活動)

 

 

第2章 安全保障関連法の制定

(2015年9月成立、16年3月施行)

 

1 集団的自衛権の行使とは

 「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにも関わらず、実力をもって阻止する国際法上の権利」

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 国連憲章で具体化

※現実には大国が他国を侵略するための口実にされてきた事実

1956年 ソ連のハンガリー動乱への介入

1965年 米国のベトナム戦争参戦

1968年 ソ連のチェコスロバキアへの介入(「プラハの春」への介入)

1978年 ソ連のアフガニスタン侵攻

 

※日本政府の見解

「集団的自衛権の行使は、自衛権発動の第一要件(我が国に対する急迫不正の侵害があること)を満たしておらず、自衛のための必要最小限度の範囲を超える」

 

2 安保法で容認された集団的自衛権行使(存立危機事態という事態の誕生)

 前記の「武力行使の3要件」に合致すれば、可能。

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 集団的自衛権、集団安全保障(閣議決定なし)に限定されない

 (例・ホルムズ海峡の機雷除、邦人輸送中の米艦艇防護)

 

3 可能になった他国の軍隊への後方支援

  日本の平和と安全に重要な影響(重要影響事態法)

 国際の平和と安定を目的(国際平和支援法=恒久法)例・イラク特措法

  国連決議または関連する国連決議がある場合

※①②でやることは同じ。世界のどこでも、どんな他国軍も後方支援可能に

 

4 PKOの拡大と国際的な平和協力活動(国際平和共同対処事態法=PKO協力法)

 PKOでも治安維持を担当、さらに国連が統轄しない人道復興支援活動や安全確保活動、例・イラク特措法

※大義名分なき海外派遣を可能に

 

 前提・受入国の同意があれば、「国家に準じる組織」は敵対する存在として現れない(2014年7月1日集団的自衛権行使を容認した閣議決定)

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 カンボジアPKOのポルポト派は?イラク派遣のフセイン残党は?

※任務遂行のための武器使用を容認

 

 任務の拡大、人道復興支援、安全確保活動

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※日本のPKO、世界のPKOの現実を無視!

 日本の得意分野は後方支援、安全確保は発展途上国の分野

 5 武力攻撃に至らない侵害(自衛隊法)

 弾道ミサイル警戒監視中、共同訓練中の米軍などの防護

※米軍などは日本防衛のために活動しているとは限らないのだが…

 

 前提・自衛隊法95条「武器等防護のための武器使用」

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 現場の自衛官が判断する

※他国軍の防護は「集団的自衛権の行使」と同じ。それを現場の自衛官に丸投げすることの恐ろしさ

 6 国会承認は「原則事前」

※派遣内容は特定秘密とされ、「事後」では意味不明になりかねない

※法制化により、もはや憲法改正なしに自衛隊は事実上、軍隊に

 

 

第3章 安保法施行で自衛隊に起きたこと

(軍隊化への道をたどり始めた)

 

1 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の変化

 「駆け付け警護」の開始

 「宿営地の共同防衛」の実施

 ※治安悪化により、日本人70人のうち大使館員など20人弱を残し脱出。

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 ※「駆け付け警護」の可能性は限りなく小さかった

 ※蓋然性が高いのは治安情勢の極端な悪化により、「宿営地の共同防衛」。他国軍防衛のための武器使用=集団的自衛権の行使に限りなく近い武力行使 

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 2016年7月、自衛隊の宿営地を挟んで政府軍と武装勢力との間で撃ち合いが発生。戦車まで登場した

 

(南スーダンPKO情勢をめぐり、国連と食い違う日本政府の見解)

1 治安状況をめぐる見解の相違 

 【日本政府】  

 「比較的、落ち着いている」(2016年10月8日、稲田朋美防衛相)

※この結果、翌11月15日閣議決定で第11次隊に新任務を付与 

 

 【国連】

 情勢報告書(2016年8月12日~10月25日)

「『volatile(不安定な、流動的な)』状態が続いている。国全体の治安は悪化しており、とりわけ政府軍が反政府勢力の追跡を続けている中央エクアトリア州の悪化が著しい」(同州にはジュバが含まれる)

 

② 国連人権理事会の専門家グループ(2016年12月1日)

「複数の地域で集団レイプや村の焼きうちといった民族浄化が確実に進行している」「ルワンダで起きたことが繰り返されようとしている段階だ。国際社会はこれを阻止する義務がある」

 

③ 国連安保理提出の機密文書(2月14日AFP報道)

「各地で治安が悪化し続け、長引く紛争と暴力の影響が市民とって壊滅的な規模に達している」「この傾向が続けば、いかなる政府も統制が及ばなくなる上程がこの先何年も続くおそれがある」

 

 国連人道問題調整事務所(16年11 月16日報告)

「昨年の同時期より100万人多い、推定370万人が深刻な食糧危機に直面している。食糧不足が今ほど悪化したことはなく、さらに悪化する情勢にある」

 

2 南スーダンめぐる国連決議採択で日本は棄権

16年12月25日、武器輸出の禁止や内戦当事者の資産凍結などを定めた制裁決議案の採決。米国主導で提案された決議案は、理事国15カ国のうち、米英仏など7カ国が賛成。日本、中国など8カ国が棄権に回り、否決。

 

【岡村善文国連次席大使】

「生産的でない」(自衛隊に理解を示し、友好的な態度をとっているキール大統領を追い込むべきではないとの政府判断)

【米国のパワー国連大使】

「棄権した国々の決定にたいして歴史は厳しい判断を下すだろう」

※自衛隊派遣を維持することが最優先され、南スーダン和平の道を閉ざした

 

2 北朝鮮情勢をめぐるトランプ・安倍の二人三脚

 ① 北朝鮮の核・ミサイル問題でトランプ政権が重大な関心

 国連総会でトランプ大統領が「米国には大きな強さと忍耐があるが、もし米国や同盟国を守ることを強いられたら北朝鮮を完全に壊滅するしかない。ロケットマン(金正恩委員長)は自殺行為を続けている」

 翌日の国連総会で安倍首相が「対話による問題解決の試みは無に帰した」「必要なのは対話ではない。圧力なのです」と全面的にトランプ氏に同調

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 ※衆院解散の理由に「来年になれば選挙どころではない」との見方。米国による北朝鮮攻撃か。

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※北朝鮮の弾道ミサイルを防ぐことは不可能。原発はどうなる

 

3 小野寺五典防衛相のトンデモ発言

 北朝鮮の弾道ミサイルがグアム島を直撃した場合

「日本の安全保障にとって米側の抑止力、打撃力が欠如するということは、これは日本の存立の危機に当たる可能性がないとは言えない」(8月10日、衆院安全保障委員会)と存立危機事態にあたり得ると答弁。

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※「存立危機事態」の認定。間もなく日本有事に発展へ

 

4 始まった「米艦防護」「米軍の航空機防護」と「米艦への洋上補給」

 5月に護衛艦「いずも」による米艦艇の防護。5月より月1回のペースで日本海に展開する米イージス艦への洋上補給を実施。

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※ともに非公表。国会および報道機関によるチェック不能

※「知る権利」などどこ吹く風の安倍政権だったが…

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 安倍首相は1月22日の施政方針演説の中で「北朝鮮情勢が緊迫する中、自衛隊は初めて米艦艇と航空機の防護の任務に当たりました」と初めて公表。

 しかし、詳細な中身は1年分の活動を国家安全保障会議(NSC)への報告後。国民への公表はさらにその後。一年以上も前に行った米軍防護を知る結果に。←←←後の祭りというやつ?国会承認も、国会報告も不要なので時の政権のやりたい放題に。

 

5 防衛費の増加、自衛隊の増強

 専守防衛の建前が崩れ、自衛隊は肥大化

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 防衛費は10年連続減少、これを安倍政権が6年連続で増加へ。この路線に安保法が上乗せされ、さらなる防衛費の増加へ(18年度は5兆1911億円の見込み)。海外における武力行使とあいまって周辺国に日本への警戒感。東アジアで日本を起点とする軍拡競争の時代

 ① 長距離の巡航ミサイル3種を導入へ

 ② 空母保有も浮上

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 従来の延長線上ではなく、真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めてまいります」(1月22日施政方針演説)←←←安倍首相のお墨付き?

 

 

第4章 安倍首相による第9条3項加憲

 

※これまで見てきた通り、現行憲法下の活動であっても国内外のニーズに応える一方、憲法解釈上、際どい活動も増えている

※このうえ憲法に「自衛隊」を書き込む意味は、憲法解釈を変更した閣議決定および安全保障関連法で踏み切った集団的自衛権の行使をフルスペックとすることか

※すると、憲法9条2項は死文化し、憲法そのものの役割が薄れる

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それこそが安倍政権の究極の目標か。すなわち憲法を実質的に空文化して、「時の政権」の思い通りに日本を変える。米国との戦争にためらいなく参加する

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安倍政権の森友問題、加計問題で見られる通り、政権の私物化

戦前のような国家主義的国家への復帰、「日本を取り戻す」「美しい国へ」の現実化

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日本の平和や国民の幸福を目指すのではなく、自分の空想する国家、そして国家のために生命を捧げる国民による独裁国家への回帰を目指すのか?

 

以上

 【3・1韓国ゲスト報告詳細】 ハンチュンモクさんのレジュメから

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2018年激変する情勢と韓国民衆運動の方向

 

ハン・チュンモク韓国進歩連帯常任代表

1.朝鮮半島の情勢変化

 

(1) 北、米本土へ攻撃可能な核戦力を保有。「米国とのパワーバランス」を目標に、「国家核武力完成の歴史的偉業、ロケット強国の偉業実現」を宣言

- 2006年に初の核実験以降、北の核ミサイル能力は早い速度で発展

- 2017年の「新年の辞」で「大陸間弾道ミサイル開発が最終段階に入った」と公言し、7月には初の「火星14型」大陸間弾道ミサイル発射に続き、9月に水素爆弾の実験、11月には米本土への攻撃可能な大陸間弾道ミサイル「火星15型」 ICBMの発射実験

 

(2) 数十年間続いた米朝対決が歴史的分水嶺を越えた(ICBM/核武力完成)

 北は既に米本土への先制攻撃能力をもつことにより、数十年間続いた米国の一方的な戦争政策に、実効的に反撃できるようになった。数十年間にわたり、一方的劣勢のもとで進められていた米朝対決が最終局面に入った。

 

(3) 米朝対決の終結に向けた最終段階に入るだろう

 - 北は2018年「新年の辞」を通じて

 1) 「核武力完成」を再度宣言

- 「米本土全域がわれわれの核攻撃の射程圏内にあり、核のボタンは私の執務室の机の上に常に置かれている」

- 2018年には「核弾頭と弾道ロケットを大量生産、実戦配備に拍車をかけていく」

 

 2) 人民経済の自立性を強調

  - 「並進路線」を固持しつつ、関係正常化に向け前進するとするもの

- ポイントは、米国の対北政策放棄の意思にかかっている。したがって米国の今後の対応で海上封鎖などの制裁を戦争水準にまで高めるならば、通常角度の発射、グアムへの発射など、実戦能力と意志を見せつける物理的措置があり得るという緊張した情勢

 

 3) ピョンチャン(平昌)オリンピックへの参加発表

- 代表団、選手団、応援団、芸術団の派遣

- 米朝関係の主導権をしっかり握ると同時に、南北関係発展にも攻勢をかけるようだ

 

<これまでも敵対する核保有国との交渉事例、例えばロシア、インド、パキスタンなども核を保有した状況下で、国交正常化や関係改善、協定の締結などを行っている>

 

2. キャンドルの民心とムン・ジェイン(文在寅)政権 

 

文在寅政権の初めは、北への敵対、対米追従の基調だったが、北のピョンチャン・オリンピック参加を機に、南北関係の発展と朝鮮半島の平和実現で積極的な姿勢に変わってきている。

 

- 文在寅政権は発足直後、「対話と制裁を並行」「非核化合意に基づく平和交渉」などを主要基調として発表

  - しかし、実質はトランプ政権が進める「制裁強化」、軍事的圧迫政策に追従する一方で、北の優先的非核化を要求し、これを南北関係と結びつけるなど、実質的な「対話」再開とは逆行する基調、政策で一貫していた

  - また、「北の脅威」を口実としたサードミサイルの配備強行、米国の兵器・武器の大量購入、防衛費分担金の増額などの要求を全て受け入れる。さらに、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の延長や韓米日の合同演習強化など、韓米日の同盟強化の方向に進む

  - 2017年までは李明博・朴槿恵の政策をそのまま踏襲するようだった

  - 2018年、北の「新年の辞」発表とピョンチャン五輪参加により、南北関係改善の契機となり、金永南常任委員長/金与正第一副部長の訪南と南北首脳会談の提案など、対話と交渉の局面が開かれている

  - 文在寅政府はキャンドル市民を信じ、民族協力を優先させる政策の転換をはかり、南北関係の発展と朝鮮半島の平和実現の意志を高めるべき。また、市民の大衆的な平和統一運動が求められている

 

3. キャンドル革命の精神と進歩的民衆運動の方向

 

(1) 国民主権の自主時代、歴史的激変期を迎え、分断の積弊清算運動を。

 

  キャンドル抗争は民衆的な闘いにより、平和的方法で民主主義革命を実現させた。

現代は民衆が主人公となる国民主権の時代であり、韓国社会の矛盾の根源が崩れる歴史的な激変期だ。

  -北の核武力、ICBMの完成は、米国にとって自分の頭上に核爆弾があり、核攻撃により常に緊張せねばならないことを意味する。戦争か、平和かを決める米国の最終決断の日が近づいている。

  -分断積弊の2つの柱、米国と国家保安法を克服し、北についてキチンと知ろう

「米国の真実を知ろう」:2次大戦以降の侵略戦争と住民虐殺、米軍犯罪

「北をキチンと知る運動」を展開

 

(2) 自主統一運動の力量の強化、自主統一闘争を前面に出して、恒久的な朝鮮半島の平和体制構築、統一国家を作ろう

 

 1) ピョンチャン五輪を機に、南北関係が開かれており、民族共助で米国の圧力をはね返し、新たな平和の局面を開こう

 

- 米国や保守勢力とキャンドル市民の対決

 -金永南常任委員長/金与正第一副部長の訪南/マンギョンボン(万景峰)号:空路、陸路、航路が開かれた→南北首脳会談の提案で南北関係の改善

 -韓米合同軍事演習の中断と和解、交渉の局面に転換:韓米同盟と民族共助

 

2) 613日の地方議会選挙で、積弊清算・社会大改革闘争により、直接民主主義、民衆の直接政治実現の運動を。

 

-2018年自治体選挙は地方自治という点での限界はあるものの、補欠選挙、文政府1年、改憲などの局面、朝鮮半島の平和など、大変政治的な性格となるだろう

  - ここでは民主主義、生活、自主の要求が噴出し、争点化できるように。

  - 進歩民衆陣営は、共同の進歩的公約、選挙制度の改編、改憲、進歩政党の候補者乱立調整など、進歩的政党強化のため最善を尽くす

 

3) 2018年民族共同行事/8.15自主統一決起国民大会/20193.1運動100年事業を名実共に国民的キャンドル大会へと成功させよう 

 

4) 自主統一闘争を強めるため、主体的力量を強めよう

 

- 進歩運動の強化は、自主統一運動の団結を強めることから始め、労働者、農民など、基層民衆を中心に、各界各層を広範囲に包括する大きな連帯連合体を作っていこう。

- 基層民衆に深く根差した強い進歩政党を強化する

- 地域の平和統一運動を強化:市郡区レベルで参加団運動を大衆的に展開

- 核心となる平和統一運動の活動家/幹部力量の養成と教育に拍車をかける

 

5) 朝鮮半島、アジアの平和と共同の繁栄のために韓日平和連帯、国際平和連帯を強めよう

 

- 20187.27停戦協定の日に、米軍の住民虐殺や犯罪を告発する国際大会を開こう

- 2018年民族共同行事、815自主統一集会で韓日平和連帯/国際平和連帯を実現しよう

- 20193.1運動100周年の民族共同行事と集会韓日平和連/際平和連現しよう

 

 

【韓国進歩連帯とは】

労働者・農民・女性・青年学生などの諸団体が参加する韓国進歩勢力の連合体。

朴槿恵政権を退陣に追い込んだ キャンドル行動をはじめ、昨年220団体で構成さ

れた「NOトランプ共同行動」などでも米トランプ政権の戦争政策に反対して中心的

役割を担っている。平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピック期間の米韓

軍事演習の延期だけでなく、演習の中止と米朝、南北対話による緊張緩和と平和

・統一を求めて取り組みを強めている。

 

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