無料ブログはココログ

2019年3月20日 (水)

朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!4・24集会のご案内

朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!4・24集会
  日時:4月24日(水)18時半開会(18時開場) 
  場所:文京区民センター3A(地下鉄「春日」or「後楽園下車すぐ」)
    http://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/kumin_map.pdf 

  発言者  岡本厚さん(元「世界」編集長) 朝鮮半島をめぐる国際情勢の動向
        小林愛子さん(広島被爆者、張本勲さんの姉) 被爆体験の証言
        李泳采さん(恵泉女学園大学) 韓国のキャンドル革命について
  参加費無料、カンパのお願いあり。

20190424
画像をクリックすると拡大します

2019年3月19日 (火)

参加・賛同呼びかけ「朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!市民連帯行動」へ

総がかり行動実行委員会と3.1独立運動100周年キャンペーンが協力し、新たに「朝鮮半
島と日本に非核・平和の確立を!市民連帯行動」を立ち上げました。そして第1弾の4・
24集会を皮切りに、6月7日日比谷野音集会と銀座デモ・6月8日国際シンポ(星陵会館)の
開催などの準備を開始しています。

多くの個人・団体の皆さまの参加・賛同を呼びかけます。

  【拡散歓迎】
***************************************************
「朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!市民連帯行動」
実行委員会への参加・賛同の呼びかけ
***************************************************

昨年、朝鮮半島の南北首脳会談と米朝首脳会談が実現し、長期にわたって軍事的・政治
的に厳しい緊張を続けてきた朝鮮半島に重要な対話による平和の兆しが現れました。い
ま朝鮮半島は非核・平和・ワンコリアに向かって歩みを進めようとしています。この大
勢は2月末のハノイでの2回目の米朝首脳会談を経ても変わらないと思われます。

この東北アジアの非核・平和をめざす歴史の流れの変化は、韓国のキャンドル革命によ
って文在寅政権を誕生させた韓国の市民が切り開いた情勢を受け継ぐものであり、東北
アジア地域の人びとの切望するもので、この地域の輝かしい未来につながるものです。

にもかかわらず、日本の安倍晋三政権はこの歴史的流れの積極的推進力になっていない
だけでなく、この流れの阻害物になっています。この時代に、安倍政権は国連では核兵
器禁止条約に反対する一方、「北朝鮮の核とミサイルの脅威」を煽り立て、「国難」と
まで呼号して平和憲法、とりわけ9条を改悪し、沖縄の辺野古新基地建設の強行など日
米軍事同盟の強化と、軍事力の強化および社会の軍事化をすすめ、「戦争をする国」作
りを進めています。最近の韓国大法院の元徴用工判決にたいしても、従来から個人請求
権の存在を認めてきた政府見解を無視して、韓国政府に対する煽情的な非難を繰り返し
、緊張を高めています。これらによって、今日、日韓両国の関係はかつてなく悪化して
います。

この時代に日本の政府が推し進めるべき道は、過去の植民地支配と侵略による加害の歴
史を直視し、日本社会に今日なお根強く存在する排外主義を清算し、真の友好と共生の
道を歩むことです。そして日本政府は在日韓国・朝鮮人のひとびとに加えられている不
当な差別・抑圧を解消し、その人権を保障しなくてはなりません。そして、始まった朝
鮮半島の南北対話のながれを考えるとき、日本と朝鮮民主主義人民共和国との国交が正
常化していない現状を速やかに改めなくてはなりません。

私たち日本の市民は、安倍政権が進めている歴史の流れに逆行する政策に反対し、とり
わけ日本と韓国の市民が連帯して、朝鮮半島と日本の非核化、東北アジアの平和と共生
を実現する道を歩むことが喫緊の課題であると考えます。

そのため、下記の行動を提起し、この成功のために、できるだけ多くの皆さんが従来の
立場や思想信条の違いを超えて共同することを呼びかけます。
以上の主旨で、実行委員会への参加、賛同を呼びかけます。

2019年3月11日
「朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!市民連帯行動」実行委員会
  連絡先 ■戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
           戦争をさせない!1000人委員会(03-3526-2920)
           憲法9条を壊すな!実行委員会
                 (03-3221-4668、FAX 03-3221-2558)
           戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター
                 (03-5842-5611)
         ■2019 3・1独立運動100周年キャンペーン
          (連絡先) ピースボート(FAX03-3363-7562)

企 画--------------------------------------------------------
★第1弾 4月24日(水)18:30~20:30 (開場18:00)
 朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!4・24集会 
  場所:文京区民センター3A(地下鉄「春日」or「後楽園下車すぐ」)
http://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/kumin_map.pdf 

  発言者  岡本厚さん(元「世界」編集長) 朝鮮半島をめぐる国際情勢の動向
        小林愛子さん(広島被爆者、張本勲さんの姉) 被爆体験の証言
        李泳采さん(恵泉女学園大学) 韓国のキャンドル革命について
  参加費無料、カンパのお願いあり。
------------------------------------------------------------
【6・7日比谷大集会・銀座デモ、6・8国際シンポを開催。こぞって参加を!】

★6月7日(金)18:30~日比谷野音で集会&銀座デモ
 6月8日(土)午後、星陵会館で国際シンポジウム
★集会名称「朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!市民連帯行動」

------------------------------------------------------------
「朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!市民連帯行動」の主旨にご賛同いただける団
体(呼びかけ団体)個人(賛同者)の皆様は連絡先(メールと電話)を明記のうえ、呼
びかけ団体までご連絡ください。

賛同金、1口1000円以上(団体はなるべく複数口のご協力をお願いします)。
郵便振替口座  口座名:総がかり行動実行委員会、00120-7-634378
*通信欄に「6・7~8市民連帯」と明記してください。

※お願い
 この呼びかけについてのご回答は下記のように、メール又はFAXでお願いします。

朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を!市民連帯行動に
  □賛同して実行委員会に参加する
    □実行委員会には参加できないが、賛同する
   どちらかに〇をつけてください

  *団体名又は個人名:
    TEL:               FAX
    Eメール
  *団体の場合、担当者の方がいればご記入をお願いします。
担当者名:

◇送り先 Eメール:kenpou@annie.ne.jp
       FAX:03-3221-2558

2019年3月 2日 (土)

●3・1(100周年)新宿アルタ前600人でキャンドル行動

P1010854_1280x960

P1010855_1280x960
3月1日、新宿アルタ前で開かれた3.1朝鮮独立運動100周年リレートークとキャンドルアク
ションは600人の人びとが参加して行われました。

向こう側では桜井誠らヘイト集団20人が妨害を行い、街宣右翼の車も大音量で周回する
中でしたが、毅然として元気よくキャンドルを掲げ平和のメッセージを発信しました。

レイバーネット (記事と動画)
http://www.labornetjp.org/news/2019/0301shasin

毎日新聞 (記事と動画)
https://mainichi.jp/articles/20190301/k00/00m/040/248000c

■リレートークは下記の方々で行われました。

司会 尾澤邦子(3.1朝鮮独立運動100周年キャンペーン)

発言
主催者挨拶   渡辺健樹(3.1朝鮮独立運動100周年キャンペーン)

「慰安婦」問題 
  梁澄子    日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 共同代表

強制連行・強制労働問題
  矢野秀喜 朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動 事務局長

朝鮮学校差別問題
 長谷川和男 「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会 共同代表

歌  生田卍(まんじ)  ミュージシャン       

沖縄に対する日本の植民地主義
 乗松聡子 「アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカス」エディター

改憲問題を中心に 協力団体 総がかり行動を代表して
 菱山南帆子  許すな!憲法改悪・市民連絡会 事務局次長

 

【関連記事】韓国聯合ニュース
韓日市民団体がソウルで会見「安倍政権は在日コリアンの弾圧中止を」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190301002900882?section=japan-relationship/inde

P1010857_1280x960               アピールする梁澄子(ヤン・チンジャ)さん
P1010871_1280x960           生田卍さん  イム(君)のための行進曲などを熱唱

 

31朝鮮独立運動100周年キャンペーン

 

【呼びかけ人】 庵逧由香(立命館大学教授)、石橋正夫(日朝協会会長)、内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)、纐纈厚(明治大学特任教授)、高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)、俵義文(子どもと教科書全国ネット21代表委員)、外村大(東京大学教授)、中塚明(奈良女子大学名誉教授)、中原道子(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター[VAWW RAC]共同代表)、野平晋作(ピースボート共同代表)、長谷川和男(「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会代表)、飛田雄一(神戸学生青年センター館長)、藤本泰成(フォーラム平和・人権・環境[平和フォーラム]共同代表)、船尾徹(自由法曹団団長)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山田朗(歴史教育者協議会委員長・明治大学教授)、吉澤文寿(新潟国際情報大学教授)、渡辺健樹(日韓民衆連帯全国ネットワーク共同代表)、渡辺美奈(アクティブミュージアム 女たちの戦争と平和資料館[wam]館長)  (50音順)

【賛同団体⇒個人(50音順)3/1現在】荒川住民ひろば、研究所テオリア、憲法を生かす会関東連絡会、神戸国際キリスト教会、子どもと教科書全国ネット21、コモンズ編集局、在日韓国民主統一連合、NPO法人 在日コリアン生活支援協力及び国際家庭文化協会、三多摩日朝女性のつどい、「植民地歴史博物館」と日本をつなぐ会、新社会党東京都本部、真宗遺族会「ナヌムの家とハルモニたち」を支援する連絡センター、スペース21、全水道東京水道労働組合、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会、朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、日韓平和連帯(大阪)、日韓民衆連帯全国ネットワーク、日朝協会、日朝国交正常化をすすめる神奈川県民の会、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、日本製鉄元徴用工裁判を支援する会、日本平和委員会、ノー!ハプサ(ノー!合祀)、反天皇制運動連絡会、ピース・ニュース、ピースボート、ぴ~す・め~る、フォーラム平和・人権・環境、不戦へのネットワーク、平和を実現するキリスト者ネット、平和といのち・イグナチオ9条の会、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、Little Hands、秋山淳子(憲法9条世界へ!未来へ!埼玉連絡会)、浅井健治(週刊MOS編集部)、安達由紀、五十嵐政晴(日本共産党荻川支部)、池上仁(学校事務職員労組神奈川執行委員)、石井寛(韓国良心囚を支援する会全国会議事務局長)、石下直子(子どもの未来を望み見る会)、岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師)、扇谷道子、大江孝子、大下富佐江(行政書士)、大谷猛夫、大友陽子(主婦)、大村忠嗣(長野ピースサイクル実行委員)、岡田雅宏、奥津律子、奥村律子、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、尾澤孝司(日韓ネット)、小多基実夫(反戦自衛官)、小野信也(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、笠原道子、片山光広、加藤賀津子(宮森630を伝える会)、加納実紀代(女性史研究者)、川見一仁、川村肇、木瀬慶子(川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会)、北原れい子、北村めぐみ、久保井規夫(アジア民衆歴史センター主宰)、黒田恵、高史明(作家)、鴻巣美知子(朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会事務局長)、権龍夫、佐伯隆、桜井大子(反天皇制運動連絡会)、佐藤功、佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局長)、坂本美幸、島袋マカト陽子、新藤允、須田稔(立命館大学名誉教授)、高梨晃嘉(共同行動のためのかながわアクション代表世話人)、高橋華枝、高瀬晴久(平和と民主主義をめざす全国交歓会)、橘優子(ひばく労働ネット)、田上中(憲法前文・唱和の会会員)、竹腰英樹(中野協同プロジェクト)、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、谷口洋子、田場祥子(VAWW RAC)、田沼久男、田牧文代、塚本清一(志太・憲法を大切にしよう会)、塚本春雄(横浜事件国賠を支える会)、寺尾浩次、寺尾光身(理系教員)、土松克典(日韓ネット・HOWS)、冨田一彦、友田シズエ、奈良本英佑(元教員)、中塚明(奈良女子大学名誉教授[日本近代史専攻])、中村光一、永好和夫、難波幸矢(日本キリスト教団東中国教区常置委員)、西惇、橋本敦(元参議院議員)、花輪不二男、原弘篤、原崎敏、番場明子(ぴ~す・め~る)、東英明、飛田雄一(神戸学生青年センター館長)、広田貞治、平野晶男、平山良平(<ノーモア南京>名古屋の会・事務局)、福島博子(三鷹市民)、藤岡直登、布施由女(三多摩日朝女性のつどい世話人)、古田武(高麗野遊会実行委員会)、前田弓枝(平和力フォーラム)、正木峯夫、松浦賢治、松平直彦、丸山茂樹(「ソウル宣言の会」コーディネーター)、森内慎一郎(佐賀カトッリク正義と平和協議会代表)、森本孝子(「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会共同代表)、八木浩一、安川寿之輔(名古屋大学名誉教授)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山田昭次(歴史研究者)、山根敏英、山本みはぎ(不戦へのネットワーク)、横原由紀夫(東北アジア情報センター[広島]運営委員)、吉田正司、吉田哲朗(神奈川平和遺族会代表)、與芝豊、吉原真次、和田成枝、渡辺一夫(韓国良心囚を支援する会全国会議代表)、渡辺真哉(宇宙船地球号一乗組員)、渡辺美奈(wam館長)、渡辺保雄、渡辺吉男 (匿名希望7)

 

2019年3月 1日 (金)

●日本からの応答-3・1朝鮮独立運動100周年にあたっての民衆宣言

PDF版ダウンロード 「31100sengen.pdf」をダウンロード

日本からの応答-

31朝鮮独立運動100周年にあたっての民衆宣言

  201931日 31朝鮮独立運動100周年キャンペーン実行委員会

 

 201931日、日本からの独立を求め朝鮮全土で人びとが立ち上がった31朝鮮独立運動から100周年を迎えました。私たちは、あらためて歴史を直視しながら日本と朝鮮半島やアジアの人びととの平和な関係をいかに築くのかを問い直す新たな契機としたいと思います。

 

(13.1独立運動100年-侵略・植民地支配の歴史とアジアの民族解放運動

 

 昨年は明治元年(1868)から150年目にあたり、安倍政権は「明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要」として、日本のアジア侵略と軍国主義の歴史を隠蔽する明治150年美化のキャンペーンを推進してきました。さらに今年は、国家主義的国民統合のための天皇の代替わり儀式も連続的に予定されています。

 しかし、明治の日本は、「蝦夷地」支配から台湾出兵と江華島事件、琉球王国の強制併合を皮切りにアジア侵略と植民地支配の道を突き進みました。1894年には本格的対外侵略戦争として日清戦争を発動し、台湾を「割譲」させ、さらに日露戦争を経て1910年「韓国(強制)併合」に至りました。日清・日露戦争は朝鮮と中国東北地方の支配権等をめぐる争いであり、戦場となった朝鮮では農民軍や抗日義兵などの抵抗闘争が闘われました。

 日本国内では、自由民権運動を抑圧し、天皇主権の大日本帝国憲法(1889)を制定し、翌年、教育勅語を下付して国民(臣民)に「忠君愛国」「滅私奉公」を求めました。やがて、これらの延長として中国侵略戦争、アジア太平洋戦争へと突入し、1945年の敗戦へ至ることになります。

 その間、第一次世界大戦後の民族自決の流れは日本の植民地支配に対するアジアの人々の民族解放の闘いを促しました。とりわけ1919年の朝鮮31独立運動と中国54運動は、その規模と広がりにおいてアジアの民族解放運動の画期をなすものでした。私たちは「31朝鮮独立運動100年」をこうした歴史的視点に立って見ていく必要があります。

 

(2)日本の敗戦-朝鮮解放・分断から74年、停戦協定から66

 

 中国、朝鮮をはじめとするアジアの人びとの長期にわたる民族解放闘争を背景とした、1945年の日本帝国主義の敗戦は、民族解放と脱植民地化のうねりをもたらしました。

 しかし、朝鮮では日本からの解放の喜びもつかの間、米ソによる南北分割占領が行われました。それは当時すでに始まっていた米ソ対立の結果であるとともに、日本軍の武装解除などを名目として行われたことに示されているように、日本の朝鮮植民地支配の結果もたらされたものであることを忘れてはなりません。

分割占領された朝鮮では、19484月南北連席会議が開かれ多数の政党・社会団体代表が集まり、思想・信条を越えて統一国家樹立のための努力が続けられました。しかし、アメリカ主導の国連による南朝鮮だけの単独選挙強行などを経て、南北朝鮮の分断固定化は決定的なものとなりました。そして1950年には朝鮮戦争が勃発し、膨大な人的物的犠牲を出しながら1953727日に停戦協定が締結されました。しかし、その後66年におよぶも朝鮮戦争の終結はなされず、現在の朝鮮半島の「危機」の根源となっています。

 こうした中でも、朝鮮半島の主人公である南北の人々は、615南北共同宣言(2000)104南北首脳宣言(2007)など平和と統一へのたゆまぬ努力を重ね、昨年の427板門店宣言を経て、歴史上初めての米朝首脳会談を実現させるなど朝鮮戦争の終結と平和体制構築、非核化への大きな転機を勝ち取りつつあります。

 

(3)朝鮮半島の平和と日本の責任

 

 日本は戦後、朝鮮戦争で隣人たちがおびただしい犠牲を強いられているのを尻目に戦争「特需」により経済復興と再軍備をすすめ、またGHQの指令とはいえ掃海艇部隊や強襲揚陸艦要員を参戦させました。1965年には米国の指図に沿って韓国と国交を結びましたが、その時の日韓条約は、日本の朝鮮侵略・植民地支配を「合法」と居直り、朝鮮半島の南北分断に自ら関与して締結されたものです。同時に結ばれた日韓請求権協定の「完全かつ最終的に解決済み」の記述を盾に被害者の賠償請求を拒み続けています。

 こうして戦後の日本と朝鮮半島の関係が決定づけられました。いまだ朝鮮民主主義人民共和国との間には国交すらなく、国交を結んだ韓国の被害者からも賠償請求が繰り返し発せられるのはここに起因しています。

 とりわけ、安倍政権はこの間の朝鮮半島の平和への動きの「蚊帳(かや)の外」で妨害者として振る舞っています。

「北朝鮮の脅威」などと煽り、圧力と制裁を叫び、朝鮮半島の緊張を持続させようと躍起になってきたばかりか、こんどは韓国大法院が元徴用工の賠償請求を認めるや、請求権協定によっても「個人請求権は存続する」という従来の政府見解や日本の最高裁判決からも逸脱し、「国際法違反」などと声高に主張しています。さらに「高校無償化」から朝鮮学校だけを不当にも排除しています。こうした安倍政権の政策がヘイトスピーチなどを拡散させているのです。

ここで浮き彫りになっているのは、いまだ植民地主義を清算できずにいる日本の姿です。今なお植民地主義を清算せず居直り、改憲・軍事大国化の道をひた走る安倍政治を一刻も早く終わらせることが、これらの状況を打開する一歩であり、3.1独立運動100周年を迎える私たちが今なすべき課題です。

私たちは、今日においてなお「未完の解放」「未完の光復」としてその「完結」をめざす朝鮮半島の人びとの努力に学び、日本が平和国家として進むためにも、歴史を直視し「過去」の清算と植民地主義からの脱却、日朝国交正常化の実現、朝鮮半島の平和と統一に寄与する道を歩んでいきましょう! 

2019年2月26日 (火)

●3・1(100年)2・24集会の報告

P1010831_1280x801

3・1独立運動100周年2・24東京集会は、文京区民センターの会場いっぱいの280人の人びとが結集し、充実した集会となりました。

集会の全記録動画はUPLANさんがUPしてくれています。参加できなかった方、もう一度振り返りたい方はぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=JmV_vwpd_CI

 

集会のプログラムは下記。

 

(司会 尾澤邦子)

 

主催者挨拶 渡辺健樹 日韓民衆連帯全国ネットワーク共同代表     

 

[映像]  植民地支配に抗って-31朝鮮独立運動

 

31独立運動(100)に想うこと

 

外村 大   東京大学教授

 

渡辺美奈  アクティブミュージアム 女たちの戦争と平和資料館(wam)館長

 

森本孝子 「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会共同代表

 

                    

 

♪合唱  東京朝鮮高級学校生徒の皆さん 

 

------------------------------------------------------------------------

 

韓国ゲストの報告 南北共同の31独立運動(100周年)の視点から 

 

 [韓国代表団]  

 

報告者 ソン・ジョンモク(孫政睦) 427時代研究院 国際分科長

 

       ハン・チュンモク(韓忠穆) 615共同宣言実践南側委員会 常任共同代表

 

                        韓国進歩連帯 常任共同代表

 

リュ・ギョンワン(柳炅完) コリア国際平和フォーラム 共同代表

 

ソン・ミヒ(孫美姫) コリア国際平和フォーラム 共同代表

 

                                   ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会 共同代表

 

--------------------------------------------------------------------------

 

ユース・スタディツアー参加の若者から

 

沖縄のアピール 沖縄県民投票の当日に寄せて 青木初子 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック

 

 [朗読]    日本からの応答-31朝鮮独立運動100周年にあたっての民衆宣言   

 

行動提起  野平晋作 ピースボート共同代表

 

閉会あいさつ  石橋正夫 日朝協会会長

 

2019年2月24日 (日)

●「3・1百字宣言」呼びかけ/私の「3・1百字宣言」集/3・1独立宣言書(現代語訳)

3.1百字宣言呼びかけ/私の「3.1百字宣言」集/3.1独立宣言書(現代語訳)

PDF版はコチラから 「3-1hyakuji.pdf」をダウンロード

 201931百字宣言の呼びかけ

 100年前を思い、これからの100年を考えるために

31朝鮮独立運動100周年キャンペーン

 

191931日、朝鮮ソウルで一つの宣言書が発表され、この日以降、植民地支配を続けようとする日本の警察と軍隊によって押さえつけられるまで、朝鮮独立を求める人びとは示威行動を繰り広げました。この31運動は、朝鮮・韓国の人びとにとって、自分たちの国を取り戻すために行われた歴史として語り継がれ、記念されています。またそれは、韓国・朝鮮の人びとのみならず、世界のすべての人にとっても、記憶し、記念されるべき出来事と言えるでしょう。なぜならば、誰かを劣った存在として、差別し、自己決定権を奪い取る植民地主義によって傷ついている人が存在し、それゆえに、その根絶をめざすたたかいが続けられているためです。

しかも、1919年からちょうど100年を迎えようとしている今日の世界では、残念ながら、様々な大切な歴史的事実がしばしばかえりみられないままになっています。それどころか、あったことをなかったことにしたり、力を持っている者によって勝手な解釈が宣伝されたりしてもいます。そんな今こそ、私たちは31運動を記念し、その世界史的意義を広くアピールしていかなければなりません。その際には、その史実を無味乾燥な年表の1行として覚えるだけは意味がないでしょう。私たちは、その時に何が起こったのか、行動に立ち上がった人びとがどんな思いでいたのか、さらには支配をうける人びとがどんな暮らしをしていたのかについて思いを寄せ、そのことを学び、記憶し、伝えなければなりません。

それとともに、私たちは、191931日に宣布された「宣言書」を、100年後の今日にこそ読んでみるべきであると考えます。そこには、100年後のいまを生きる私たちに示唆を与え、勇気を奮い立たせる言葉があり、まだ解決されず追い求めなければならない課題が語られているためです。そして、とりわけ、日本に住み、日本の政治に責任を持つ者にとっては31運動の「宣言書」を読むべき責務があるでしょう。

100年前に、日本の植民地支配に対し何が問題であり、なぜそれに抗うのかについて書かれた言葉に対して、日本の人びとはどのように対応したでしょうか。100年前の時点のみならず、その後の100年ずっと今日まで、この「宣言書」に何が書かれているかを知ろうとし、それを通じて何を訴えかけようとしたのかを考える人は、ほとんどいなかったのではないでしょうか。しかも、現在の日本では、31運動を、偏狭なナショナリズムに基づく「反日運動」であるかのように捉える人びともいます。さらに言えば、現在の韓国・朝鮮において発せられる様々な主張を、聞こうとも確認しようともせずに、「あの人たちはわけのわからない、おかしなことをいっている」として片づけようとする風潮すらあります。そうした状況を目の当たりにする時、100年の間、日本社会は根本的には変わっていなかったのではなかったのではないかと思わざるを得ません。

もちろん、この100年間には、日本が朝鮮を植民地支配していた時期も含めて、社会全体のなかの支配・被支配の関係とは別に、個々人が心を通い合わせ、文化や学術、スポーツなどの交流も積み重ねてきた事実もちろんありましょう。しかし、やはり問題の根本を100年間放置していたゆえに生じている、民族間の葛藤や対立は厳然として存在しています。そして、南北に分かれて軍事的緊張とそれがもたらす社会構造のひずみを強いられてきた朝鮮/韓国の人びとがそれを是正し、東アジアに平和を実現しようとしている時に、日本人は、過去の歴史も現在の自国の態度のあり方を省みることなく、極めて冷ややかな態度を示しています。

そうした現実を前にして、わたしたちはそれぞれがそれぞれの場でなすべきことは多くあります。そのことを念頭に置きながら、わたしたちは、遅ればせながら、100年前の31運動とそれを受け継ぐ闘いに応答することを提起します。そして、その応答の一つの方法として、これからの100年を構想し、それぞれの新たな31宣言を100字にまとめて発表することを私たちは呼びかけます。

内容は31運動の「宣言書」を読んで考えたことや発見、この100年間に起こったことで語り継ぎたいことや歴史の反省、韓国・朝鮮の人びとや、日本人、あるいは世界に訴えたいこと、自分が生きてきたことを省みて考えること、国の政策に望むことや自分自身の決意、あるいは、望ましい人びとの関係や社会のあり方、少しでも変えていきたいことなどが考えられます。それぞれが宣言を発表し、それを互いに読み、語り合うことは、これまでの100年の問題を明らかにし、今後の望ましい社会を構想することにつながるはずです。東アジアの平和、民主主義と人権をめざして力を合わせていきましょう。

 

呼びかけの趣旨に賛同し、私たちの31百字宣言を連ねます。(到着順)

 

宣言書の「武力をもって人びとを押さえつける時代はもう終わりである。(中略)人間を大切にする精神は、まさに新しい文明の希望の光として、人類の歴史を照らすことになる。」こそ、永遠不変の宣言だ。

城山大賢

 

日本政府は未だに戦争責任を取っていません。徴用工問題は賃金不払いの正当な賠償請求にもかかわらず、日本の総理・安倍は屁理屈でクレームをつけています。平和構築を阻害する安倍内閣の解体を目指して活動します。

野村修身

 

私の両親・祖父母を含む日本人が、長きに渡り差別と不正義で敬愛する朝鮮半島の人々を苦しめ、数々の蛮行、残虐行為で多くの命を奪い、貴重な文化財産を強奪、破壊した事を深く反省し心よりお詫び申し上げます。

長坂りえ

 

戦後、植民地主義を払拭しないままにきて、旧日本軍性奴隷、徴用工の問題を引きずっています。昨今の日韓の不和の責任は日本が負わなくてはなりません。「3・1」を私たちの「戦後」を問う日として、行動しつづけます。

磯貝治良(「韓国併合100年」東海行動)

 

ソウルで乗ったタクシー運転手の父上が強制連行された人と知りタクシーを降りようとしたら過去は気にしないで韓国を楽しんで、と慰められ隣にいる慰安婦にされた方の手を握り涙するしかなかった事、忘れません。

安西玲子(岐阜県地下壕研究会)

 

5歳のころ、近くの貯水池の縁で粘土遊びしていて、水中に落ちた。異変に気付いた朝鮮人婦人の叫びがなかったら、僕は溺死していたかも。日韓条約以降に日朝関係の絆を学び、3・1独立運動の歴史と理念に連帯深める。

須田 稔

 

明治150年間、朝鮮侵略と民族分断に明け暮れた日本。今後は真の反省と謝罪と和解の150年に。そのターニングイヤーが2019年31百周年。この31は中国・朝鮮・韓国・日本が真の平和な東アジアを構築する出発点だ。

塚本清一

 

日本が過去の侵略戦争の歴史を認めて謝罪し、保障すること。次代にこの事実を引き続いて伝えていくこと。それがない限りアジアの民衆との信頼と連帯は生まれない。3.1独立運動の歴史、精神にまなび共に闘っていこう。

望月陽子

 

日鉄徴用工への補償・支払いは日本側の義務。支払拒否なら、1965年経済協力金も「非協力」金だったのか? 侵略・併合した日本、韓国には無謝罪・無賠償だ。土足で踏み込んでおいて「知らん顔」は、人類への敵対・罪。

吉田 正司(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)

 

日本人旅行者が朝鮮半島を南北自由に往来できる日には、釜山~ソウル~開城~平壌~白頭山~延吉~北京の旅を企画しよう。核兵器のない、非同盟の、平和と友好の東アジア共同体への道を歩んで行こう。

今野耕太

 

3・1宣言文を発表したインテリ達は、集まった民衆が急進化するやいなや逃げ出してしまった。朝鮮解放革命は、生存権も人間としての尊厳も奪われてきた民衆によってしか実現できないのだということが明らかになった。

吉鶴憲二(日韓ネット会員)

 

朝鮮半島の人々に酷いことをしてきた事実をきちんと認めようとせず、また、今も差別し続ける日本政府に対して、日本人として恥ずかしい思い出いっぱいです。朝鮮半島の統一が実現することを祈っています。

古賀 政敏

 

「お前らは日本人か?」と詰め寄ってきた朝鮮人達。30 年前のパゴダ公園での出来事を忘れない。彼らは忘れない。われらも忘れてならぬ。忘れぬようにさせねばならぬ。その上に全ての問題がある。 

菊地大

 

譬え闇の中であろうとも「あなたの光に、わたしたちは光を見(詩編)」るように、3.1 独立宣言が日韓市民連帯の懸け橋となり、「光明に向って邁進(3.1 独立宣言)」できるように…

辻子実

 

朝鮮半島・北東アジアの新秩序が南北の主導で形を成す程に、米軍と自衛隊は日本からの半島出撃態勢を強化しています。31 独立運動に対する血塗られた弾圧の再現を許さず、新時代の幕開けに貢献したいと思います。

松平直彦

 

人の苦しみや悲しみに共感できる能力を育てよう。そうでなければ世界で共通する文化は育たない。孤立の衰退する将来しか望めない。今こそ人を愛し共に生きる幸いを求めよう。全ての人々を家族として受け入れよう。

上西創造

 

31 宣言は、日本を非難断罪するためでなく「恨」を解き超えた、より高い人類普遍の理想実現への呼びかけ・招きである。国家よりも人類として、互いの尊厳をリスペクトし合っていく人間の歩み、この道を共に進もう!」

平和といのち・イグナチオ9 条の会(世話人代表:光延一郎)

 

日本人は、先の大戦を考える時、無意識に1931 年「満州事変」からと考え、1910 年「韓国併合」や1919 年「3.1独立運動」を忘れているのではないか?韓国の人々の声に耳を傾け、記念館訪問や、市民との交流を。

渡辺真哉

 

今も、朝鮮侵略の元祖とも言える福沢諭吉や、伊藤博文を偉人と捉える日本の歴史は、これまでの150 年の明治以降の歴史を総括していない。歴史教育は近代史こそ重要で、今からでも、遅くない。明治以降の「アジアへの侵略の歴史」を学びなおそう。アジア諸民衆と連帯するために。

原田章弘

 

被抑圧民族の説得的な宣言を記念します。中国はもちろん韓国や朝鮮も独立するが、対米従属の日本のみ差別主義(植民地主義) を温存しています。私は、無政府自由( 共産主義) を理想として生きたいと思います。

斎藤洋太郎

 

31 独立運動から100 年の今、日本では植民地主義を清算せず居直り、改憲・軍事大国化に向けた暴走を続ける安倍政治がまかり通っている。これを一刻も早く終わらせ、朝鮮半島の人びととの平和・友好・連帯を築こう。

日韓民衆連帯全国ネットワーク( 日韓ネット)

 

分断され休戦状態の朝鮮半島のふたつの国が、対話によって平和を取り戻そうとしている時、日本は対立をあおり軍備を増強している。私たちは植民地時代と変わらない差別・蔑視をなくし、共にアジアの平和をつくろう!

尾澤邦子

 

海外からの旅行客を増やし、更に好感を持ってもらえる様、1万円札の肖像画を征韓論の「福沢諭吉」から、反対した「勝海舟」等、別の人物に替えよう!歴史認識として恥ずかしい。

渡辺真哉

 

1910 年の日韓併合は合法だ、むしろ韓国が望んだという保守反動の理解が日本を覆っています。

この間違った歴史理解を糺すのは日本の市民の責任です。

柴田武男

 

日韓民衆連帯前進万歳!!

大口昭彦

 

古来、「三国時代」( 新羅・百済・高句麗) を経て、高麗王朝から朝鮮王朝の時代、朝鮮半島は一つであり、朝鮮民族は一つであった。日本は今日の分断状態に大きな責務がある。この歴史的事実をふまえ。日本は朝鮮半島での民族統一と平和構築にむけ責任を果たさなければならない。

竹内 宏一(日朝教育・文化交流をすすめる愛知の会)

 

日本敗戦で侵略戦争と朝鮮半島・台湾の植民地支配は終わった。その間に朝鮮人、中国人、アジアの人々、そして捕虜を牛馬以下に扱い労働させてきた。現在の低賃金・長時間労働は、これを心底反省しなかった帰結です。

平山良平

 

1910年以来、朝鮮の民族独立の願いを圧殺し、暴虐の圧政を朝鮮半島の人民に加えた日本帝国主義は、真っ向から弾劾されるべきだ。その暴虐に「非武装」で向かっていった朝鮮人民の独立「万歳運動」を心から強く支持する。

増田博光

 

3.1 独立運動に立ち上がった人々に思いを馳せる。排外主義や植民地主義、抑圧や侵略は100 年前の亡霊だ!今を生きる私は、せっせと「東アジアの平和と交流の花」を咲かせる水をやり続けたい。(^v^)/

大畑正姫

 

100 年前、2・8から、3・1、5・4につながる東アジア民衆の連帯があった。いま、キャンドル闘争につながる北東アジアの連帯を作り出したい。

高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)

 

従軍慰安婦の問題も、徴用工の問題も、そして、朝鮮学園の無償化適用除外の問題も、全て日本人側の問題だ。歴史に背き、事実を歪曲し強者のごとく物をいう姿は「裸の王様」でしかない。

匿名希望

 

私たちは日本政府に対し、加害の歴史を直視し、被害者への誠意ある謝罪を求めます。キャンドルデモを成功させ、# MeToo 運動を盛り上げた韓国の女性たちから学び、連帯して女性が生きやすい社会を目指します。

ふぇみん婦人民主クラブ

 

3・1独立運動は、朝鮮人民の自己犠牲の精神と独立への強い信念に支えられていた。日本人は歴史認識を深め、隣国との友好への道を進まなければならない。

池田一雄(日朝協会東京都連合会中野支部)

 

偏狭な民族主義から自由な「3・1宣言」には、100 年の時差を超えた普遍性がある。朝鮮半島の人々の自由を踏みにじった、35 年植民地支配の歴史を背負う私たちは、居丈高な韓国非難を繰り返す安倍政権を許してはならない。

奈良本英佑

 

「東京大空襲訴訟」の闘いで、東京都慰霊堂に眠る朝鮮人犠牲者のご遺骨の存在を知りました。「植民地主義の清算と平和実現のための日韓市民共同宣言」(2010 ) に学び、歴史の真実を受継いでいきます。

千葉利江

 

100 年前の3.1 独立運動の精神を現在の日本人としてしっかり受けとめたい。不幸な歴史を繰り返さないために日韓・日朝の友好ためにがんばりたい。その友好への道の1つが、日本を米国の属国状態にしている日米軍事同盟から脱することだ。

赤石英夫

 

31 独立運動100周年。この歴史的な年に朝鮮半島が統一されることを望みます。朝鮮・韓国は今日に至るまで他国を侵略したことない国です。このような国こそ、人類の平和を象徴する国にふさわしいと思います。この理想が理想ではなく現実になることを切に望みます。

大場小夜子

 

隣人との平和なしに世界平和なし。日本と朝鮮は隣国。隣国との平和なしに日本の、朝鮮の平和なし。まず悠久の昔から近代に至るまでの両国の歴史関係を知ろう。そして、朝鮮支配をした40 年間の日本の歴史を深く知ろう。そして行動に。

奥道直子

 

100年前に立ち上がった人々が願った新しい世界はまだ訪れていません。目に見えにくい人びとの動きや小さな弱い声をも感じ取ることを大切にして、歴史を学び伝えていくことで、この世界を理想に近づけていく所存です。

外村大

 

南無妙法蓮華経

日本による朝鮮半島の植民地支配の過酷な実態を今こそ日本社会は知らなければなりません。

知ることによって、朝鮮半島の人々との和解と平和への第一歩を初めてしるすことができるのです。合掌

竹田隆雄(日本山妙法寺僧侶)

 

朝鮮3・1独立宣言に心からの敬意を表します。この崇高さに学べず、むしろ朝鮮民族を弾圧・収奪し民族の誇りを深く傷つけた日本軍の行為を恥ずかしく思います。今こそ、東アジアの和解と平和を共に創っていきましょう。

くじゅう のりこ

 

明治から150年、私たちは一貫して「脱亜入欧」に囚われてきた。日本人に填められた「アジア蔑視」の首枷を、私たちは、私たち自身で外さなくてはならない。私たち自身の、明日のために!

藤本泰成(平和フォーラム共同代表)

 

3・1人民蜂起の奔流は、その後パリ(講和会議)とモスクワ(コミンテルン)に向かう。百年をへた今、私たちは後者の流れに属する極東勤労者大会(1921年)での朝鮮人キム・チョウの警告を胆にすえ運動する。

本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)

 

3・1独立運動で犠牲となられた方々に対して深い尊敬と哀悼の念を捧げます。一国の独立のみでなく東アジア・世界の民主主義的発展をも願い、憎しみを戒め対話と強調を基とする私たちに期待している運動です。

堀口 晃(藻岩発電所建設工事犠牲者追悼碑を維持普及する会)略称(藻岩の碑を維持普及する会)

 

私たちはドラマや映画など韓国の映像を研究する会です。韓流文化の豊かさと日本や権力者と闘ってきた民衆の力強さを教えられました。朝鮮半島の人々から抵抗を学び、市民と連帯し平和な世界をつくることを誓います。

栗原順子(韓流メディア研究会)

 

明治以降の日本の歴史は一言でいえば、傲慢な歩みでありました。それを導いた皇国史観と皇民化政策への根本的な反省なくしてアジアの友邦との交わりはあり得ません。

関田寛雄

 

植民地の抵抗運動という枠を越えて、人類史の新たな展開までを希求した高らかな3.1 宣言に心揺さぶられました。新たな植民地主義の動きに対して、正義と人道とを武器に立ち向かっていきましょう。

松浦賢治

 

3.1 朝鮮独立運動は、日帝朝鮮支配に対する最大の闘争であった。1945 年、日本はポツダム宣言を受諾し、朝鮮の独立を認めた。しかし、現安倍政権は今も朝鮮人を差別して恥じない。私は日本人の一人として、朝鮮人民との連帯を誓い、断固闘う。

花輪不二男

 

100 年前に朝鮮半島の人々が日本からの独立を願い、自ら決起しました。それから100 年、日本政府は植民地支配の反省もせず、徴用工の問題は解決済みなどと言っています。ましてや朝鮮民主主義人民共和国とは国交も開いていません。私は朝鮮の南北統一を願い、それに協力する日本政府をつくっていくための努力をします。

大谷猛夫

 

1919年、隣国の朝鮮人民は、日本からの独立を求めて命がけで闘った。今、安倍政権は、米国に追随して日本を再び「戦争する国」にしようと執念を燃やしている。戦後最悪の安倍政治を打倒すべく全力を尽くす決意だ。

石橋正夫(日朝協会会長)

 

日本の敗戦の時、十歳であった私は、その実態を知りませんでした。その後、靖国合祀反対の法廷に陪席、又、戦時中韓国・朝鮮の方々へ行ってきた耳を覆いたくなる我が国の暴挙に対して心からお詫び致します。

田中夫伎子

 

日本と朝鮮は元々姉妹関係であるのだ。日本が妹分だ。姉である朝鮮に日本が不義理をしたのだ。謝罪してもしきれない犠牲者への謝罪として、事実は事実として、過大にも過小にもゆがめない認識が必要だろう。これからは友好関係を結ぶべきだ。

外川美夏

 

安保粉砕! 戦争法反対! 「戦争とは悪であり、国家の行う犯罪行為だ!」税金とは取り易い所から取る物であり、現在ではサラリーマン、庶民であり、そのサイフから取る税金が消費税である。消費税廃止!軍拡反対!朝鮮半島の統一を願います。

五十嵐政晴

 

「良心的兵役拒否」を認めた2018年の韓国憲法裁判所の判決。2003年10月23日の東京都教委の日の丸・君が代強制通達。思想・良心・教育の自由のため、通達の撤廃を求め、たたかい続けます。再雇用を拒否された約700名の一人。

立川秀円

 

日本人の韓国、朝鮮への「加害者意識」のなさや、「嫌韓意識」、「差別意識」の元は、支配層の策略(=教育)であると気づいた。ゆれ動く東アジアの中で、正しい日韓の歴史を学び、伝えることを自分もやらねばならない。

木村尚司

 

昨年、朝鮮半島は本当に素晴らしい年でした。「握手している2枚の写真」は、(嬉しすぎて)額に入れて飾っています。独立運動100周年の今年は、「平和協定」締結、「平和統一」の成就を、是非見たいです。

平野昌男

 

同じ時代に生き、アジアに暮らす私たち。力に抗う声をあげ続けた先人たち。そして、今に繋がる命のいとなみと、その道程の重さを刻みます。1人1人が生きる事を許容しあえる関係を紡いでいきたい。

黒田恵

 

私たちは負の歴史から学ばなければならない。隣人として再び過ちを繰り返さないためにも普段から声をあげよう。

益永陽子

 

先ずは、家族と3.1運動の勉強を。身近な知人にきっかけから3.1を伝えよう。

高野山文夫

 

過去朝鮮の人々に耐え難い苦難を強制し、今両国間に生起している問題に、安倍政権が高圧的態度に終始していることは情けない限りです。宣言は格調高く、寛容で、非暴力、民族の誇りに満ちた立派なものと受け取りました。

柳瀬喬啓

 

3.1宣言100年、敗戦74年、日本は「邪道」から抜け出たか、「東洋の支持者としての重責を全う」しうる国となったか。今こそ植民地主義を清算し、南北終戦宣言にこたえ、この国を東アジアの平和構築を担う存在へとかえていこう!

矢野秀喜

 

 

 

宣言書

 

 わたしたちは、わたしたちの国である朝鮮国が独立国であること、また朝鮮人が自由な人間であることを宣言する。このことを世界の人びとに伝え、人類が平等であるということの大切さを明らかにし、後々までこのことを教え、民族が自分たちで自分たちのことを決めていくという当たり前の権利を持ち続ける。5000年の歴史を持つわたしたちは、このことを宣言し、2000万人の一人ひとりが心を一つにして、これから永遠に続いていくはずの、わたしたち民族の自由な発展のために、そのことを訴える。そのことは、いま、世界の人びとが、正しいと考えていることの実現のために世の中を変えようとしている、その動きをともに進めていこうという訴えでもある。

このことは、これは自然にあるべき秩序としての天が命じることであり、時代の動きにしたがうものである。また、すべての人類がともに生きていく権利のための活動である。たとえ神であっても、これをやめさせることはできない。わたしたち朝鮮人は、時代遅れとなっていたはずの侵略主義や強権主義のせいで、他の民族の支配を受けるというこれまでにない経験をすることになった。自由が認められない苦しみを味わって10年が過ぎた。支配者たちはわたしたちの生きる権利をさまざまな形で奪った。そのことは、わたしたちの心を苦しめ、文化や芸術の発展の妨げとなった。民族として誇りに思い大切にしていたこと、栄えある輝きが、徹底して破壊され、痛めつけられた。そして、わたしたちは世界の文化に貢献することもできないようになってしまった。

 これまでおさえつけられて表に出せなかったこの思いを世界の人びとに知らせ、いまの苦しみから抜け出して、危険や恐れを取り除くためには、押しつぶされて消えてしまった、民族として大切にして来た心と、国家としての正しいあり方を、奮い起こし復活させ、一人ひとりがそれぞれ人間として正しく成長していかなければならない。次世代を担う若者に、いまの状況をそのままとしていくことはできないのであり、わたしたちの子どもや孫たちが幸せに暮らせるようにするためには、まず、民族の独立をしっかりとしたものとしなければならない。2000万人が決意を固くしてそれを刀とし、人類がみな正しいと考え大切にしていること、そして時代を進めようとする心をもって正義の軍隊とし、人道を武器として、身を守り、進んでいけば、強大な権力に負けることはないし、どんな難しい目標であってもなしとげられないはずがない。

 日本は、朝鮮との開国の条約を丙子年〔1876年〕に結び、その後も様々な条約を結んだが、そこに書かれた約束〔朝鮮を自主独立の国にすることなど〕を破ってきた。しかし、そのことをわたしたちは、いま非難しようとは思わない。日本の学者たちは学校の授業で学生を前にして、政治家は演説や会議の場で、わたしたちが先祖代々受け継ぎ行ってきた仕事や生活を遅れたものと馬鹿にし、わたしたちのことを、文化を持たない民族のように扱おうとしている。彼らは征服者の位置にいることを楽しみ喜んでいる。わたしたちは、彼らが、わたしたちの作り上げてきた社会の基礎とこれまで受け継いできた民族の大切な歴史や文化の財産とを、馬鹿にして見下しているからといって、そのことを責めようとはしない。わたしたちは、自分たち自身をはげまし、自分たち自身を立派で確かな存在にしていこうとしていることに忙しいのであって、ほかの人をあれこれ恨む暇はない。いまこの時を大切にし、急いでいるわたしたちは、かつての過ちをあれこれ問題にして批判する暇はない。いま、わたしたちが行わなければならないのは、よりよい自分を作り上げていくことだけである。他人を怖がらせたり、攻撃したりするのではなしに、自ら信じるところにしたがって、わたしたちは自分たち自身の新しい運命を切り開こうとしているのである。決して、昔の恨みや、一時的な感情で、他の人のことをねたんだり、追い出そうとしたりするわけではない。古い考え方を持つ古い人びとが力を握っていて、そのなかで手柄を立てようとした日本の政治家たちのせいで、ひどい目にあっていて、不自然で道理にかなっていないことが行われている現在のこの状況を、本来あるべき状態にして、当たり前の道理にかなった世の中にしようというだけである。

もともと、日本と韓国〔大韓帝国〕との併合は、民族の望みとして行われたのではない。そのために、威圧的で、差別・不平等な政治が行われている。支配者はいいかげんなごまかしの統計数字を持ち出して自分たちが行う支配が立派なことであるかのよういっている。しかしそれらのことは、二つの民族の間に深い溝を作ってしまい、互いの反発を強めて、仲良く付き合うことができないようにしているというのが今の状況である。きっぱりと、これまでの間違った政治をやめて、正しい理解と心の触れあいに基づいた、新しい友好の関係を作り出していくことが、わたしたちと彼らとの不幸な関係をなくし、幸せをつかむ近道であるということを、はっきりと認めなければならない。

また、怒りと不満をもっている、2000万の人びとを、力でおどして押さえつけることでは、東アジアの永遠の平和は保証されないし、それどころか、東アジアを安定させる際の柱になるはずの中国人の間で、日本人への恐れや疑いをますます強めるであろう。その結果、東アジアの国々は共倒れとなり、滅亡してしまうという悲しい運命をたどることになろう。いま、わが朝鮮を独立させることは、朝鮮人が当然、得られるはずの繁栄を得るというだけではなく、行うべきではない政治を行い、道義を見失った日本を正しい道に連れ戻して、東アジアをささえるための役割を果たせようということであり、同時に、そのことによって中国が感じている不安や恐怖をなくさせようとするためでもある。つまり、朝鮮の独立はつまらない感情から求めているわけではないのである。

ああ、いま目の前には、新たな世界が開かれようとしている。武力をもって人びとを押さえつける時代はもう終わりである。これまでの歴史のなかで、絶えることなしにずっと、磨かれ、大切に育てられてきた、人間を大切にする精神は、まさに新しい文明の希望の光として、人類の歴史を照らすことになる。新しい春が世界にめぐってきたのであり、すべてのものがよみがえるのである。酷く寒いなかで、息をひそめ土の中に閉じ込められる時期もあるが、再び暖かな春風が、お互いがつながっていく時期がくることもある。いま、世の中は再び、そうした時代を開きつつある。そのような世界の変化の動きに合わせて進んでいこうとしているわたしたちは、そうであるからこそ、ためらうことなく自由のための権利を守り、生きる楽しみを受け入れよう。そして、われわれがすでにもっている、知恵や工夫の力を発揮して、広い世界にわたしたちの優れた民族的な個性を花開かせよう。

わたしたちはここに奮い立つ。良心はわれわれとともにあり、真理はわれわれとともに進んでいる。老人も若者も男も女も、暗い気持ちを捨てて、この世の中に生きているすべてのものとともに、喜びを再びよみがえらせよう。先祖たちの魂はわたしたちのことを密かに助けてくれているし、全世界の動きはわたしたちを外側で守っている。その実行はすでに成功を約束している。わたしたちは、ただひたすら前に見える光に向かって、進むだけである。

 

公約三章

一、 今日われわれのこの拳は、正義、人道、生存、身分が保障され、栄えていくための民族的要求、

すなわち自由の精神を発揮するものであって、決して排他的感情にそれてはならない。

一、最後の一人まで、最後の一刻まで、民族の正当なる意志をこころよく主張せよ。

一、一切の行動はもっとも秩序を尊重し、われわれの主張と態度をしてあくまで光明正大にせよ。

 

朝鮮建国四千二百五十二年三月一日

 

 朝鮮民族代表

孫秉熙 吉善宙 李弼柱 白城 金完圭 金秉祚 金昌俊 權東鎭 權秉悳  羅仁協 甸伯 漢默 劉如大 李甲成 李明 李昇薰 李鍾勳 李鍾一 林礼煥 朴準承 朴熙道 朴東完 申洪植 申錫九 世昌 華英 鄭春洙 崔聖模    洪秉箕 洪基兆

 

※上記の「宣言書」の日本語訳は、朴慶植『三・一独立運動』(平凡社、1976年)所収の日本語訳ほかを参照し、31独立運動100周年キャンペーン実行委員会によって行われました。わかりやすい日本語にするためにある程度の語を補ったり、文脈から意味を考えてやさしい語をあえて用いたりしています。

2019年1月12日 (土)

3・1独立運動100周年・東京行動に集まろう!

31100_590x839

31100_592x836

 チラシをダウンロード 「3_1omote.pdf」をダウンロード

                                 「3_1ura.pdf」をダウンロード

2018年10月28日 (日)

●10・20 「3・1(100周年)キャンペーン]第2弾集会の報告

P1010740_1024x640

 来年の31朝鮮独立運動100周年に向けたキャンペーン行動の第2弾集会が1020日、150人の参加のもと東京・文京区民センターで開かれた。これは「朝鮮半島の大転換と日本の針路」をテーマにした集会だが、同時に1023日の明治150年政府式典に対する抗議を込めたものとして取り組まれたもの。

 集会では、渡辺健樹さん(日韓ネット共同代表)が主催者挨拶をおこない、続いて韓国から権赫泰(コン・ヒョクテ)聖公会大学教授、日本側から中野敏男・東京外大名誉教授が講演をおこなった。

P1010743_1024x768

 権教授は、まず「キャンドル行動が韓国の民主主義を作り出しているだけでなく東アジアの『民主空間』をも作り出そうとしている」と指摘し、この間の朝鮮半島をめぐる動向について、「『民主空間』に引っ張り出されたアメリカ」と「『民主空間』を拒み続ける日本政府」という構図を示した。その上で日本の問題として「歴史と核と安全保障を切り離してきた戦後」の問題性を挙げ、①安保のために歴史を殺してきた戦後への異議申し立て、②日本も韓国も間接的な核保有国であることを前提とし、③安倍の「改憲」に「改憲反対」を対峙させるだけでなく、明文改憲がなかったこれまでの戦後にはらまれた朝鮮半島との複雑な関係をどう解きほぐすか-などの視点が求められているのではないかと提起した。

P1010746_1024x768
 中野教授は、現状況を「<ろうそくデモ→政権交代→朝鮮戦争終結へ向かう韓国>と<ヘイトデモ→安倍一強→改憲へ向かう日本>」と指摘。朝鮮戦争終結は両体制の経験を踏まえた国境を越える社会構想・経済設計を模索する可能性をもたらすが、内向化した日本はそれに接続できない。継続する植民地主義に抗し、かつての「第三世界」というプロジェクトをいま想起する必要がある、と指摘した。

  集会は最後に、若者たちを中心とした「ユース・スタディ・ツアー」の取り組みや今後の3・1(100周年)本番に向けた取り組みについての提起を確認し、終了した。

 同キャンペーンは今後、来年の31(100周年)に向けてさまざまな取り組みを計画しており、多くの団体・個人に参加・協力を求めていくことにしている。

P1010741_1024x768

31朝鮮独立運動100周年キャンペーン

【呼びかけ人】 庵逧由香(立命館大学教授)、石橋正夫(日朝協会会長)、内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)、纐纈厚(明治大学特任教授)、高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)、俵義文(子どもと教科書全国ネット21代表委員)、外村大(東京大学教授)、中塚明(奈良女子大学名誉教授)、中原道子(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター[VAWW RAC]共同代表)、野平晋作(ピースボート共同代表)、長谷川和男(「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会代表)、飛田雄一(神戸学生青年センター館長)、藤本泰成(フォーラム平和・人権・環境[平和フォーラム]共同代表)、船尾徹(自由法曹団団長)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山田朗(歴史教育者協議会委員長・明治大学教授)、吉澤文寿(新潟国際情報大学教授)、渡辺健樹(日韓民衆連帯全国ネットワーク共同代表)、渡辺美奈(アクティブミュージアム 女たちの戦争と平和資料館[wam]館長)  (50音順)

【賛同団体⇒個人(50音順) 10/20現在】荒川住民ひろば、研究所テオリア、憲法を生かす会関東連絡会、神戸国際キリスト教会、子どもと教科書全国ネット21、コモンズ編集局、在日韓国民主統一連合、NPO法人 在日コリアン生活支援協力及び国際家庭文化協会、「植民地歴史博物館」と日本をつなぐ会、新社会党東京都本部、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会、朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、日韓平和連帯(大阪)、日韓民衆連帯全国ネットワーク、日朝協会、日朝国交正常化をすすめる神奈川県民の会、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、日本製鉄元徴用工裁判を支援する会、日本平和委員会、ノー!ハプサ(ノー!合祀)、反天皇制運動連絡会、ピース・ニュース、ピースボート、ぴ~す・め~る、フォーラム平和・人権・環境、不戦へのネットワーク、平和といのち・イグナチオ9条の会、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、Little Hands、秋山淳子(憲法9条世界へ!未来へ!埼玉連絡会)、浅井健治(週刊MOS編集部)、五十嵐政晴(日本共産党荻川支部)、池上仁(学校事務職員労組神奈川執行委員)、岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師)、大江孝子、扇谷道子、大谷猛夫、岡田雅宏、奥津律子、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、尾澤孝司(日韓ネット)、小多基実夫(反戦自衛官)、小野信也(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、笠原道子、片山光広、加納実紀代(女性史研究者)、川村肇、木瀬慶子(川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会)、北村めぐみ、久保井規夫(アジア民衆歴史センター主宰)、児玉一義、佐伯隆、桜井大子(反天皇制運動連絡会)、佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局長)、島袋マカト陽子、新藤允、高梨晃嘉(共同行動のためのかながわアクション代表世話人)、高橋華枝、高橋晴久(平和と民主主義をめざす全国交歓会)、竹腰英樹(中野協同プロジェクト)、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、田沼久男、田牧文代、塚本清一(志太・憲法を大切にしよう会)、寺尾浩次、寺尾光身(理系教員)、土松克典(日韓ネット・HOWS)、友田シズエ、奈良本英佑(元教員)、中塚明(奈良女子大学名誉教授[日本近代史専攻])、中村光一、西惇、花輪不二男、原弘篤、原崎敏、番場明子(ぴ~す・め~る)、東英明、広田貞治、平山良平(<ノーモア南京>名古屋の会・事務局)、前田弓枝(平和力フォーラム)、正木峯夫、丸山茂樹(「ソウル宣言の会」コーディネーター)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山田昭次(歴史研究者)、山本みはぎ(不戦へのネットワーク)、横原由紀夫(東北アジア情報センター[広島]運営委員)、吉田正司、與芝豊、和田成枝、渡辺美奈(wam館長)、渡辺吉男 (匿名希望1)

 

2018年9月22日 (土)

●2018 9・15日朝ピョンヤン宣言16周年集会の報告

P1010690_1024x768
 915日夜、東京・文京区民センターで「日朝ピョンヤン宣言16周年 朝鮮敵視政策を改め日朝国交交渉の再開を!915集会」が開かれた。

 はじめに渡辺健樹さん(日韓ネット共同代表)が主催者挨拶。「南北共同連絡事務所の開設、918南北首脳会談、第2次米朝首脳会談への調整など、朝鮮半島は再び大きく動き出している。こんな中、河野外相は『朝鮮戦争の終戦宣言は時期尚早』などと発言している。日本の南北分断責任や朝鮮戦争に深くかかわってきた歴史を踏まえれば朝鮮戦争を一刻も早く終結させる責任がある。あらためて日朝国交正常化の実現を含め東アジアの平和のため取り組みを強めよう」と提起した。

 

P1010688_998x825_2                           高野孟さん

 朝鮮和平の新展開と安倍政権の行方 高野孟さんが講演

 続いて高野孟さん(インサイダー編集長、ザ・ジャーナル主幹)が「朝鮮和平の新展開と安倍政権の行方」と題してメインの講演をおこなった。

 高野さんはパワーポイントを使いながら、まず、6月の米朝首脳会談について「共同声明が短く中身がない」とか「非核化が進んでいない」などとケチをつける人が多いが、これにより「戦争の危険が主、平和の可能性が従という63年に及ぶ関係がついに逆転した」と切り出した。そして政府やメディアの意図的な歪曲も含め、「北朝鮮の非核化」vs.「朝鮮半島の非核化」の基本概念の混乱など、「非核化」についての基本的な誤解が生じているが、国際的にはすべて「朝鮮半島の非核化」とされていること。その上で、①最大の非核化責任は米国にある、②北に核武装を決意させたのは米国、③その後も繰り返し核恫喝を加えてきたことなどを指摘した。

 そして、万が一戦争が起これば膨大な被害が出ることになるが、日本が被爆国でありながら世界最大級の核兵器武装国・米国の傘の下にあり、またプルトニウムを貯め込む潜在的核保有国、米軍の核出撃基地を提供している状況こそ問題視されるべきであり、「東アジア非核地帯」「東アジア安保共同体」の形成をめざすべきだと力説した。

 さらに安倍政権の対朝鮮政策については、圧力一辺倒からトランプが対話に転じると微妙にニュアンスを変え、拉致問題を絡ませて「やっている感」の奇策に走っているだけだと指摘。現実には安倍政権の下では日朝首脳会談など開けないし、安倍政権をさらに追い詰めていく必要があると提起した。【講演の詳細は別掲】

 

 休憩をはさみ、今年811日にソウルで開かれた自主平和統一大行進や南北労働者サッカー大会などに参加した韓青同作成の映像が上映された。

P1010696_1024x768                           朴金優綺さん

朝鮮「制裁」に名を借りた在日朝鮮人への人権侵害の実態 

  -朴金優綺さんが特別報告

 

 続いて「朝鮮『制裁』に名を借りた在日朝鮮人への人権侵害の実態」についての特別報告を朴金優綺さん(パクキム・ウギ、在日本朝鮮人人権協会事務局員)がおこなった。

 朴金さんは、最初に628日に関西空港税関支署が神戸朝鮮高級学校生徒たちの朝鮮への修学旅行のお土産品を没収した事件について報告。税関係官が生徒のカバンをほとんど開けて検査し、お菓子・石鹸・はちみつ・人参茶・クッション・扇子・Tシャツ・化粧水・写真立て・ブックカバー・ポーチ・巾着袋・キーホルダーetc.など没収の生々しい実態を明らかにした。

 その上で、①日本と朝鮮間のヒト・モノ・カネを全面遮断する日本政府の対朝鮮「制裁」の現状、②日本政府による「高校無償化」からの朝鮮学校除外と地方自治体による朝鮮学校への補助金停止などで莫大な被害が及んでおり、事実上の「制裁」としても朝鮮学校差別があると指摘。日本の対朝鮮「制裁」は、①非人道的、②制裁目的との合理的関連性を欠き正当化できない、③旧植民地出身者の永住市民を対象とする点で不必要・不相当、④制裁目的が達成されないまま継続しており異常で、事実上の「制裁」である朝鮮学校差別は、政治的外交的理由に基づき朝鮮学校生徒らの人権を侵害する違法・不当なものだと訴えた。

 そして、非人道的な対朝鮮「制裁」の廃止、国連人種差別撤廃委員会の日本政府への勧告(2018.8.30、人種差別禁止法の制定、ヘイトクライム・ヘイトスピーチなどを撤廃する行動計画策定、朝鮮学校への「高校無償化」適用、朝鮮旅券所持者など一部の在日朝鮮人への再入国許可要件の撤廃etc.)の実現などを目指す必要があることを提起しつつ、最後に、日本政府による対朝鮮「制裁」や朝鮮学校差別は、日本政府自らによる在日朝鮮人へのヘイト行為であること、在日朝鮮人と朝鮮民主主義人民共和国とのつながりを全面的に切ろうとする日本政府に反対する声を共に挙げてくれるよう訴え、報告を締めくくった。

 

 集会は最後に、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック共同代表の大仲尊さん、許すな!憲法改悪・市民連絡会で総がかり行動共同代表でもある高田健さん、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)共同代表の中原道子さん、在日韓国民主統一連合副議長の宋世一(ソン・セイル)さんから、それぞれの重要な取り組みについてのアピールを受け、「2018 日朝ピョンヤン宣言16周年集会アピール」(下に掲載)を全体で確認して終了した。

P1010695_1024x768
 

日朝ピョンヤン宣言16周年集会

 

朝鮮半島における平和への流れを確かなものに

 今年に入って始まった朝鮮半島の対話への動きは4月の南北首脳会談、6月の米朝首脳会談へ結実しました。

昨年まで、一触即発の戦争危機さえはらんでいた状況からすれば歓迎すべき大転換です。何より、朝鮮民主主義人民共和国の建国から70年に渡り、砲火を交え銃口を向けあってきた米朝首脳が歴史上初めて対面し、両首脳の名により包括的な目標が示されたことは画期的です。

米政権の一部や日本政府、マスメディアの多くは、もっぱら「北朝鮮の非核化」のみに焦点をあて、一方的にCVID(完全かつ検証可能で後戻りできない非核化)が明記されていないことなどを取り沙汰しています。

しかし、米朝共同声明の4項目は同時的かつ段階的に進められることが必要であり、その信頼醸成があってはじめて「朝鮮半島の完全な非核化」も実現可能です。

後続交渉では、朝鮮戦争の終戦宣言、停戦協定の平和協定への転換、国連軍司令部の解体や在韓米軍の撤収または何らかの地位変更問題なども「まな板」の上にのらざるを得ないでしょう。

私たちは、朝鮮半島の非核化を含む「完全かつ検証可能で後戻りできない平和体制構築」を後押しすべきではないでしょうか。

安倍政権は朝鮮半島の平和への動きを妨害するな

私たちは、この間まったく蚊帳の外で右往左往してきた安倍政権が、拉致問題を政治利用し日朝首脳会談を模索するポーズをとりながら、依然として朝鮮敵視政策をとり続け、これを利用して軍拡の道を走り続けていることを厳しく糾弾します。また「制裁」の名による在日朝鮮人への人権侵害も後を絶ちません。628日には関西空港税関支署が、祖国へ修学旅行した神戸朝鮮高校の生徒たちのお土産品まで没収しています。

安倍首相は、拉致問題を日朝交渉の入り口としてすべての上に置いてきましたが、それ自体が日朝ピョンヤン宣言の歪曲であり、拉致問題も含め日朝関係が一歩も進んでこなかった要因です。

私たちは、日朝ピョンヤン宣言16周年にあたり、日本政府が、南北・米朝首脳会談で確認された朝鮮半島の平和体制構築と完全な非核化実現のために積極的役割を果たし、日朝ピョンヤン宣言に基づき、不幸な過去の清算を基礎とした日朝国交正常化交渉を速やかに再開することを強く要求します。

 2018915日 日朝ピョンヤン宣言16周年集会 参加者一同

 

  【高野孟さん講演要旨】朝鮮和平の新展開と安倍政権の行方

P1010686_1024x768

高野孟さんのご了解を得て、9・15日朝ピョンヤン宣言16周年集会の講演のパワーポイントのファイルをそのまま掲載させていただきました(各ファイルをクリックすると拡大します)。

20189152018915220189153
2018915420189155_220189156
2018915720189158_220189159


201891510201891511201891512201891513
201891514201891515201891516


201891517

































«【資料】「9月ピョンヤン共同宣言」「軍事分野合意書」全文