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2012年3月25日 (日)

韓国進歩連帯が記者会見 「北風公安状況作りを中止せよ!」

韓国インターネットニュースサイト<統一ニュース>2012 03 23 17:22:06配信

韓国進歩連帯が記者会見

“北風・公安状況”を作り出すのは直ちに中止せよ

韓国進歩連帯(常任代表イ・ガインシル)は、第19代国会議員選挙にあたり、「北風を煽る言動(訳注:北朝鮮への敵視言動やバッシングなど)」を中断することを求めた。

23日午前、ソウル市のチョンウン洞役場前で、 韓国進歩連帯は記者会見を開催した。

記者会見におけるプレスリリースでは、「イ・ミョンバク(李明博)政権になって悪化した南北関係により朝鮮半島の緊張が高まる中で、総選挙を目前に北風を煽るマスコミの言動が激化し、多くの憂慮を作り出している」としながら、「“北風・公安状況を作り出すこと”を中断すること」を求めた。

韓国進歩連帯は、「すでに西海(訳注:黄海)では莫大な戦力増強が行われ、一般の旅客機への銃撃さえ統制されない<先措置・後報告>という極めて危険な状況が生み出されている」と指摘した。

記者会見では政府の北敵視政策の実例として、キム・グァンジン(金寛鎮)国防長官の「挑発時には指揮所へ10倍の打撃を与えよ」という発言や、26日の「哨戒艦“天安号”懲らしめの日」制定、西海の海上境界線一帯の実戦訓練などを挙げた。

また、26日から開催されるソウルでの「核安全保障サミット」開催時期に合わせて「公安状況を作り出し、政権への審判を曇らせようとする意図」だとした。また、「4月半ばには国会議員を選出する総選挙が行われる。歴代の独裁政権はいつも朝鮮半島の分断状況を悪用し選挙を目前に、人為的に問題を膨らませてきて、北朝鮮への敵視政策と公安状況を作り出し成果を得た時期もあった」とした。

記者会見では、「選挙を前に納得しがたい挑発的言動と強硬な対応により、朝鮮半島の緊張を高めるのに必死になっているイ・ミョンバク(李明博)政権の意図は明らかだ」としながら、「イ・ミョンバク(李明博)政権は判断を誤ってはならない。国民は、もはや分断のくびきに捕われ政権審判の意志が覆されることはない、というのを地方自治選挙ではハッキリと立証した」と警告した。下記はその会見文。

【プレスリリース】

北風・公安状況を作り出すのは直ちに中止し、朝鮮半島の平和のために努力せよ! 

イ・ミョンバク(李明博)政権になり悪化した南北関係により朝鮮半島の緊張が高まるなかで、総選挙を目前に北風状況を作り出そうとする動きがさらに激しくなっていて憂慮が深まっている。
 これまで李明博政権は、南北関係を言葉に例えようもないほど悪化させてきた。李明博政権は「非核開放3000」、「自由民主主義への吸収統一」などの政策を進め、「6.15共同宣言」、「10.4宣言」など、南北首脳の合意をはじめとする履行や合意を一方的に廃棄してきた。その結果、2007年には55件もあった政府間の対話は、2011年には1度しかないほど断絶状態となり、金剛山や開城観光も中断、開城工業団地を除く経済協力事業が中断し、関連企業も多くの打撃を受けてしまった。離散家族の再会は4年間に2度しか行なわれず、人道支援も2011年には2007年に比べ4.4%(政府支援は1.8%)の水準に低下するなど、人道問題もほとんど進まなかった。そればかりではない。200911月、201011月に2度もわたり西海海上で武力衝突が発生するなど、依然として軍事的緊張が存在し、このような衝突を防止、または緩和するための制度的装置が事実上消滅してしまっている。今や米国さえも北と何度か交渉し合意を導き出しているのに、この間、李明博政権は南北関係の改善について何ら合意も作り出せないまま、むしろ朝鮮半島の緊張を高めるのに必死になっている。

 さらに深刻なのは、このような強硬な対応が選挙を目前により激化しているということだ。すでに西海上では戦力が増強され、一般旅客機に対する銃撃でさえ統制されないという「先措置・後報告」という危険極まりない状況が作り出されている。軍事衝突への統制装置が全く作動しないばかりか、これを煽り立て、刺激する行動をためらいもなく行っている。
 韓国軍の好戦的スローガン事件について北側の強い糾弾が続くと、金寛鎮国防長官が先頭に立ち「挑発時には指揮所10倍の打撃を」などの刺激的な発言で対応したり、3 26日を「哨戒艦”天安号”懲らしめの日」に制定、25日頃には西海の海上境界線一帯で実戦訓練を大々的に行ったりするなど、軍事衝突の憂慮を高めている。すでに20万人の軍人が動員され、4月末まで韓米合同軍事演習に突入していることを考えたとき、西海海上での追加的軍事訓練は、衝突を挑発するものに他ならない。

 326日ソウルでは、「核安全保障サミット」が開催される。核軍縮による実質的な核の危険解消ではなく、核保有国の核による覇権維持のみが話し合われるこの会議が「哨戒艦”天安号”事件」2周年と総選挙を狙ってソウルで開催されるということについて、すでに多くの進歩的社会団体と言論機関が憂慮を表明している。しかし、李明博政権はこの会議を契機に安全保障問題を大きく扱い公安状況を作り上げ、政権への審判を曇らせようとしている。

 最近北の人工衛星発射について、周辺国が憂慮を表明しているが、北側は主権国家としての権利を主張しつつ、同時に2.29米朝合意の発表以前に米国にこの事実を伝え、発射現場を国際的に公開することにするなど、憂慮を払しょくさせるための動きも進めていた。このようなところから、落ち着いて節制した対応によって、状況を安定的に管理するための努力が求められているのだが、やはりこの問題でも李明博政権は強硬な態度を崩していない。

 4月半ばには第19代国会議員を選出する総選挙が行われる。これまでも歴代の独裁政権ではいつも分断状況を悪用し、選挙の前に人為的に問題を膨らませてきたのだが、以前はこのような「北風・公安状況」が成果を得た時期もあったかもしれない。選挙を前に到底納得できない挑発的な言動と強硬な対応によって、朝鮮半島の緊張を高めるのに必死な李明博政権の意図も明らかだ。
 しかし、李明博政権は判断を誤ってはならない。もはや国民は、分断のくびきに捕われて政権審判の意志が覆されるものではないということを、以前の地方自治選挙がハッキリ立証している。

韓国政府は北風・公安状況を作り出すのを中断し、朝鮮半島の平和のために努力せよ!
軍事的挑発は直ちに中断し、相互の信頼回復のために努力せよ!
南北共同宣言の全面的な履行を宣言し、関係改善のための対話を行え!

2012
3 23
韓国進歩連帯

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