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2012年12月 6日 (木)

12・4韓国大統領候補TV討論の詳報

各大統領候補、統一・外交・安保の見解差はっきり

4日初の大統領選候補TV討論  .イ・ジョンヒ統合進歩党候補、パク・クネ候補を'猛攻'

20121205()00:00:01 チョ・ジョンフン記者

124日午後8時中央選挙放送討論委員会主催により20121205k0000m030109000p_size5_2 <MBC>スタジオで'政治、外交、安保、統一'分野で初めてTV討論会が開かれた。この日各候補は初めての討論会の主題であった'統一、外交、安保'分野で明確な差を見せた。

ムン・ジェイン民主統合党候補は"対北朝鮮対話を再開しながら北核解決、北朝鮮挑発問題などを共に議題として解決していかなければならない"として"パク候補の主張のように前提条件を付けてはならない"と述べた。

これに対しパク・クネセヌリ党 候補は"前提条件はない。必要ならば首脳会談もすることができる"とし、"人道的支援は政治的状況とは別に持続する。相互交流を拡大して南北間の信頼が積もって北核解決が進展すれば大規模な経済協力プロジェクトを推進する"と述べた。

しかし、"約束は守られなければならない"と話して北朝鮮の核放棄の立場を曲げなかった。

安保問題に対してムン候補は"イ・ミョンバク政府は安保をいつも強調するが、実際に見れば天安(チョナン)艦爆沈事件、延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件などが発生し、最近では'ノック亡命(注・北兵士が38度線を越えて亡命した際、韓国側哨戒所にノックするまで誰も気がつかなかった)'が発生するなど安保に穴が開いているのではないか"と述べた。

それと共に"参与政府(注・盧武鉉政権5年の間ただ一件の軍事的衝突もなかったことは、十分な抑止力でそのような挑発を事前に防いで挑発がないようにした"と強調した。

しかし、パク候補は'対北朝鮮への一方的支援'の論議に言及"ポジュを通じて平和を維持するのは真の平和ではない。参与政府時代の2006年、北朝鮮が最初の核実験を行った。それでは色々な努力が偽の平和というものではないか"と反論した。

この日の討論会でパク候補は、10.4宣言(注・2007年南北首脳宣言)の西海(ソヘ)共同漁労区域の設定に関連して、議論になったノ・ムヒョン前大統領の西海(ソヘ)北方境界線(NLL)発言カードを取り出してムン・ジェイン候補を圧迫した。

彼女は、"この前話を変えてNLLが事実上領海線だと話したが、その真正性を信じ難い"とし、"ムン候補はその年の南北国防長官会談で'NLLを遵守しなければならない'という立場だった(キム・ジャンス)国防長官に対して'会談に臨む態度が硬直している'としたが、"ムン候補の考えはNLLを変更しなければならないということか"と問い詰めた。

するとムン候補は"NLL1992年度南北基本合意書で南北間海上不可侵境界線だと明らかにした"とし、"それでNLLは事実上の南北間領海線であり断固として死守しなければならないという意志を何度も明らかにしたのに(パク候補が)を繰り返して残念"と話した。

そして"10.4宣言にともなう共同漁労区域は既存のNLLを前提としたこと"としながら"キム・ジャンス当時国防長官に対して'硬直した'としたのは共同漁労区域を設定しながら(南北)共同調査のための軍事的保障が必要だが、そこで硬直した態度を見せて議論が進展できなかったという物足りなさを表現した"と話した。

イ・ジョンヒ候補は"パク・チョンヒ前大統領時代に領海法が制定されたが、当時も西海5島には領海線が引かれている地図はなかった"として、"パク候補の言葉通りならば10.4宣言の核心である共同漁労区域は永遠に作ることができないではないかと思う"と反論した。

引き続き"禁断の限度を越して統一を現実に作り出す努力が必要だが(パク候補は)すでに旧時代の思考に染まっておりそのような資格がないようだ"と述べ、"維新の対決論理で韓半島に責任を負うとして出てはいけない。このような人が南北和解の大統領になろうと乗り出すのは正しくない。初めから無資格者判定を受けた人"と話した。

そして"パク候補が大統領になれば7.4南北共同声明から南北基本合意書、6.15共同宣言、10.4共同宣言まで全部全て履行されるのか疑問"とも話した。

これに対しパク候補は、"これまで何度もインタビューを通じて、これまでの南北間合意は政府がしたことなので守らなければならないといったが、(イ候補が)一度も見られなかったようだ"としながら、"ただし10.4宣言履行のためには国会の同意を経なければならず、憲法精神に合致しない部分があり検討する事項がある"として6.1510.4宣言の履行に対する明確な立場を示さなかった。

.FTA(自由貿易協定)に対してイ・ジョンヒ候補は、"ローンスター(米国の投資会社)による韓国政府に対するISD(投資家-国家訴訟)がなかったとすれば韓国法廷に損害を尋ねることができなかっただろう"と質問すると、すぐにパク候補は"ISDは韓米FTAと全く関係がない"と答えた。

ムン・ジェイン候補は"パク候補は韓米FTA再協議に対して批判しながら反対する立場を持つようだ"として"与野党の多くの議員が賛成して韓米FTA再協議要求決議案を通過させたが、するとその当時に再協議要求決議が誤ったとか、決議にもかかわらず、再協議なしで今のままでなければならないということか"と話した。

これに対しパク候補は"韓米FTAを廃棄しなければならないということについて、これは国際間の信頼の問題もあり、さらにムン候補は参与政府の時代にこれを強力に推進しなかったのか"とし、"そのように言葉を変えることをしてはいけないという話したことがあるが、再交渉はしないといったことはない"と反論した。

イ・ジョンヒ"高木正雄、根は隠すことはできない"、パク・クネは'ため息'

この日初めての大統領選候補討論会でイ・ジョンヒ候補はパク・クネ候補に向かってずっと刃をたてた。

イ・ジョンヒ候補は'韓・米、韓・中、韓・日間の外交政策'に対する質問で'高木正雄'というパク・チョンヒ前大統領の日本軍将校時代の名前を議論、パク・クネ候補を圧迫した。

イ候補は"外交の基本は国の主権を守ること"としながら"忠誠血書を書いて日本軍将校になった高木正雄が誰なのかみんな知っています。韓国名パク・チョンヒ、軍事クーデターで執権して韓日協定を押しつけた張本人です。維新独裁をして鉄拳を振り回した"と話した。

引き続き"根元は隠すことはできない"として"パク・クネ-セヌリ党が韓米FTA(自由貿易協定)を強行して経済主権を売り払った。代々国の主権を売り飛ばした人々が(むしろ)国歌を歌う資格はない"として統合進歩党の愛国歌論争をセヌリ党に渡すまでの猛攻を浴びせた。

続くイ・ジョンヒ候補の舌戦にパク・クネ候補はため息をつく姿を見せた。

イ・ジョンヒ候補は"パク候補はチョン・ドゥファン政権が渡したお金6億ウォンを自ら受けとったといわなかったか。このお金は維新政権が財閥から受けたお金から出てきたのではないのか"として攻勢のひもを緩めなかった。

イ候補は、"パク候補が権力型不正の根絶を言ったが、率直に'贓物'の月給を受けて生きてきた方なのでよく信じられない"と追及して"正修奨学会もキム・ジテ氏を脅迫して奪って嶺南(ヨンナム)大学校も奪って28才の時理事長をしたのではなかったか"と問い詰めた。

これに対しパク候補は、"その当時、父も凶弾で亡くなって幼い弟(妹)らと生きる道がはるかに遠い状況で(チョン・ドゥファン前大統領が) '何の問題もない、配慮する次元でやろう'というので、"心の余裕がない状況で受けた"と認めた。

そして"後ほどそれはみな社会に還元する"としながらも、"正修奨学会や嶺南(ヨンナム)大問題は全部報道されたところである"として'正修奨学会'問題を避けた。

これに対してイ・ジョンヒ候補は討論会締めくくり発言で、"チョン前大統領に受けた6億ウォンを後ほど社会還元するといったが大統領選挙を受ける前に還元しなければ本気だと言うことができないだろう"と攻勢を止めなかった。

この日の討論会でイ・ジョンヒ候補は、パク・クネ候補を集中的に狙い、"私はパク・クネ候補を必ず落とすだろう"とまで言った。

パク・クネ候補はイ候補に向かって、"イ・ジョンヒ候補はずっと(野党圏候補)単一化を主張するのに後で候補を辞退すれば国庫補助金はそのまま受けるのではないか。そのような道徳的問題もあるのに単一化を主張しながら討論会に出てくる理由があるのか"と話した。

するとイ候補は、"私は必ず進歩的政権交替をする"としながら"パク・クネ候補を必ず落とすだろう"としてパク候補を当惑させた。

イ候補の度重なった攻勢にパク・クネ候補は、"イ・ジョンヒ候補は今日非常に考えてきて、ネガティブをしてパク・クネを落とさなければならないと決意して討論に出てきたようだ"と不快感を表わした。

この日討論会直後、主なポータル検索語にイ・ジョンヒ候補と'高木正雄'1,2位を占めるなどネチズンの熱い反応を集めた。

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