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2013年3月10日 (日)

【3・1集会講演要旨 チェ・ウナ韓国進歩連帯自主統一委員長】

朴槿恵・保守新政権登場と韓国民衆の闘い (文責・日韓ネット)

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 朴新政権は南北関係においては「朝鮮半島信頼プロセス」を掲げている。南北の信頼構築を土台に非核化の進展に対応して政治・経済措置を行うというのが中心政策となっている。南北関係を極度に緊張させた李明博政権のあまりの評判の悪さに対して、韓米、韓中、南北のバランスをとるなどの主張もなされている。

①南北首脳会談については、可能だがイベント性や代価を求めるような会談は反対するとしている。②北核問題については、強力な抑止力を維持し交渉の多角化により核問題解決を進める。南北協力は非核化水準によって進めるとしている。③経済協力では、南北の経済協力発展のための南北交流協力事務所の相互設置を強調しており、また南北と中国、南北とロシア、三国協力及び鉄道プロジェクトなども強調している。④人道支援では、政治状況と分けて行うことも言及している。

 しかし、これらについては南北間の和解のシナリオがなく、北側の変化だけを要求するという点で本質的には李明博政権と変わらない。また、選挙中に掲げていた「福祉」や「経済民主化」も当選後事実上白紙にされており、李明博政権との違いを見せるためのオブラートが剥がれてきているのが現状だ。

 こうした中で、心配なのは国家保安法による弾圧に加え、統一運動の分裂を画策してくるだろうことだ。そのため私たち進歩陣営は、さまざまな人々との連帯をより一層拡大していくことに力を注いで行きたいと考えている。

 この間、朝鮮半島の緊張が再び激化している。この中でとくに韓国国防部は、軍部隊の現場判断で武力行使も行えるようにしており、偶発的な軍事衝突が起こる可能性も高まっている。

 今後も朝米の平和体制移行のための交渉が開始されるまで緊張は激しさが続くだろう。軍事衝突の危険性は排除できない。

 このことは、休戦状態のまま60年もの間放置され続けている朝鮮半島において、恒久的平和体制に移行させるための最終的な局面に差し掛かっていることを示している。そのためには、何よりも朝米の対話が必要であり、朝鮮半島と東北アジアの平和のために覇権主義に対する国際的な反戦平和運動の連帯した闘いを作り出していくことが求められている。ともに闘いましょう。

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