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2013年5月

2013年5月30日 (木)

沖縄平和行進への韓国訪問団同行記

                          かもめ(日韓ネット事務局)

 515日、那覇空港は既に雨が降っていた。昨日梅雨入りしたとのこと。それでも「ゆいレール(モノレール)」に乗っているうち雨は止んで、会場の県立美術館博物館にゴロゴロとスーツケースをころがして行くときは何とか濡れずに済んだ。

 到着すると既に「沖韓民衆連帯」の懐かしい顔が…。準備は始まっていた。それは「第6回東アジア米軍基地、環境・平和国際シンポジウム」が夕方6時から開催するため。

 今回韓国からは済州島カンジョン(江汀)村で海軍新基地建設に反対する人たち2人、拡張工事が始まっているピョンテク(平沢)で、米軍の監視活動や住民の相談活動を行っている平沢平和センターから2人、米軍基地のある群山から1人、今年「停戦協定を平和協定に」と運動している「戦争反対平和実現国民行動」から2人、合計7人が参加した。

 シンポジウムでは「東アジア米軍の最新動向」(沖縄国際大学法学部教授の佐藤学さん)、「オスプレイ配備撤回、辺野古新基地建設を断念させよう!」(名護・ヘリ基地反対協の安次富浩さん)、「韓国米軍基地の実態(2011年~2013年)」(韓国基地平和ネットワーク・群山から来たク・チュンソさん)、「済州島を非武装平和の島にしよう」(「開拓者たち」のソン・ガンホさん)が発表した。下記の写真はその時の様子。

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 翌日、韓国訪問団は沖縄の平和資料館や沖縄戦で犠牲になった韓国人の碑などをめぐった。

 今回初めて来沖した韓国メンバーは、沖縄戦の悲惨さや現在も続く苦しみと闘いの続く様子などに胸を打たれたようだった。朝はおにぎりやカップラーメンで済ませ、昼は弁当などでしのいだ彼らは毎晩キチンと反省会を行い、回った場所や発言を確認していた。その日の記録係などを決めて、確認作業を行っていたのは本当にビックリした。一方で沖縄の文化にも触れ、スコールにも目を見張っていた。

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上は韓国の仲間がインターネットにアップした公設市場の沖縄のぐるくんなどの魚の写真。するとすぐに書き込みがあったとのこと。「目立たせようと思って、誰が魚にペイントしたの?」。

 韓国メンバーは517日から辺野古の浜から始まった平和大行進東コースに参加した。 

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彼らは慣れない日本語のシュプレヒコールに戸惑っていたが、韓国式の4拍子スローガンや「ニムのための行進曲」を歌ったりと、元気に歩いて行った。さすが活動家、日本語のシュプレヒコールもすぐに覚えて「辺野古の海を守ろう!ジュゴンの海を守ろう!」などと声を上げていた。

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実はこれらの写真は、韓国メンバーがせっせと書いてリアルタイムでアップした写真を拝借したものなのだが、その文章には「私たちは目が合っただけでお互いの心が通いあった!」と書いてある。

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下記の写真は高江のゲート前で監視活動を行っている人たちと一緒に撮った写真だ。韓国からしっかり横断幕も作ってきて現場でカンパを添えて手渡した。済州島でもボートを出しての闘い、平沢での大きな弾圧、沖縄のことは他人事とは思えなかったはず。

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韓国のメンバーがショックを受けたチビチリガマ。

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 朝鮮戦争での民間人虐殺のことを知っている彼らは、とても胸を痛めていた。この後回った「佐喜真美術館」で丸木夫妻の「沖縄の図」を見たり、その説明を聞いたりして、その思いを強くした。

韓国メンバーは平和行進の間に沖韓民衆連帯の仲間の案内で、普天間基地や嘉手納基地なども見て回った。

また、ちょうど行われていた元日本軍「慰安婦」ハルモニのキム・ポクトンさんとの交流集会にも参加、挺対協のユン・ミヒャンさんや同行し通訳を務めたヤン・ノジャさんとも再会した。

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 こちらの集会でも朝鮮半島の平和を訴え、「平和の木」運動を行っていた。これは葉っぱの形をしたポステックに平和のメッセージを書いて、木に貼り付け、平和の木にするもの。この木をあちこちで作って727日、朝鮮戦争停戦日にイムジン閣の周りで「平和の森」にしようとするとのこと。会場の沖縄キリスト教学院大の女子学生が平和のメッセージを書いて貼っていた。

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下記は平和行進の最終日に撮った写真。このときまで天気は良かったのに…。

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県民大会の会場に着いた頃に曇り始めた空、急に雨が降ってきたかと思うと、横殴りのドシャ降りが叩きつけるようだ。傘もレインコートも用を成さない。元気にアピールした韓国メンバーもずぶ濡れになりながら、一緒に覚えたシュプレヒコールを上げた。

米軍基地はいらない!沖縄から米軍は出ていけ!韓国から米軍は出ていけ!アジアから米軍は出ていけ!No BaseNo War

何度も何度も聞いて、叫んで、今でも耳鳴りのように聞こえてくる。

それにしても感謝、感謝は「沖韓民衆連帯」の皆さんの頑張りだ。献身的に沖縄を伝えるべく奮闘していた。この場を借りてお礼を申し上げたい。本当にお疲れ様でした! 

  (2013528日記)

 

2013年5月19日 (日)

6・29停戦協定60年・反戦平和国際連帯行動に集まろう

今年の7月27日で朝鮮戦争の停戦協定から60年を迎えるにあたり、これを平和協定
に転換させようと韓国の市民・社会団体から国際連帯行動が呼びかけられています。

東京では、6月29日(土)に連帯行動に取り組みます。また各地でも関連行動が準備
されています。6・29東京行動への多くの皆さまの結集を呼びかけます。

チラシ表 「201360.pdf」をダウンロード  チラシ裏 「201361.pdf」をダウンロード

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停戦協定60年・朝鮮半島を再び戦場にするな!

米朝対話と平和協定締結を求める
6・29反戦平和国際連帯行動に集まろう!

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  講演 朝鮮戦争の停戦協定60年と日米韓安保体制
         湯浅 一郎さん(ピースデポ代表)

  証言 朝鮮戦争に日本人も動員されていた! 
         三宮 克己さん(元府中市議、元上陸用舟艇乗組員)
                    
  リレー・アピール 沖縄・憲法・戦後補償・高校「無償化」差別との闘いなどから
 連帯メッセージ 韓国と日本各地から
    ♪歌   ノレの会        ほか


   日時 6月29日(土) 午後2時開会(1時半開場)  資料代500円
            ●集会後、平和行進
   

  場所 千駄ヶ谷区民館2F
      JR山手線・原宿駅(竹下口)下車・徒歩6分
      地下鉄千代田線・明治神宮前駅2番出口・徒歩8分
      http://www.j-theravada.net/tizu-sendagaya.html

●主催 停戦協定60年・反戦平和国際連帯行動(略称)      

 【呼びかけ団体】 順不同
ピースボート、フォーラム平和・人権・環境、沖韓民衆連帯、日韓民衆連帯全国
ネットワーク、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)
許すな!憲法改悪・市民連絡会、在日韓国民主統一連合
   (郵便送付先 東京都文京区小石川1-1-10-105 日韓ネット気付) 

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停戦協定60年・反戦平和国際連帯行動とは

この反戦平和国際連帯行動は、停戦状態から恒久的平和体制へ転換を求め
る韓国の社会・市民団体の提案で、7月27日の朝鮮戦争停戦協定60年に向け
て韓国をはじめ、日本や米国・欧州など各国で取り組まれるものです。
  韓国では、全国各地でキャラバン隊を組織し、7月27日に38度線に近い臨津
(イムジン)閣に集結。大規模な反戦平和集会を予定しています。
 日本でも、韓国の人々の提案に応え、東京・名古屋・大阪・広島・沖縄などで
関連行事が予定されています。
 また国際平和宣言にも各国で取り組みます。あなたもぜひ力をお貸し下さい。

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停戦60年・反戦平和国際連帯行動の呼びかけ

 今年の7月27日で朝鮮戦争の停戦協定締結からまる60年を迎えます。
言い換えれば、朝鮮半島はこの60年もの間「撃ち方止め」に過ぎない停戦=
準戦時状態のまま放置され続けてきました。
 現在、朝鮮半島では新たな、かつてない緊張状況が生まれています。
これに対して「北朝鮮、止まらぬ挑発」、「そもそも北朝鮮が米韓を脅迫する
のは、緊張を高めて交渉に引き出すためだと見られている。朝鮮戦争休戦協
定の平和協定への転換を米国に認めさせ、体制保障を勝ち取る狙いだ」-
日本のほぼすべてのマスメディアがこのような論調で連日報道を繰り返してい
ます。

        朝鮮半島の戦争危機の根源とは?

この論調によれば、「5027作戦計画」などに基づきピョンヤン制圧まで想定して
毎年繰り返されている米韓合同軍事演習「フォール・イーグル」「キー・リゾルブ」や、
さらに今年B52戦略爆撃機やステルス戦略爆撃機B2が投入され、模擬核爆弾
の投下演習が行われたことも「北の挑発への牽制」ということで済まされてしまってい
ます。しかし、これこそ繰り返し行われている軍事挑発でなくて何なのでしょうか?

 そもそも、朝鮮停戦協定には「発効後3ヶ月以内に双方は高級政治会議を開き、
外国軍隊の撤退及び朝鮮問題の平和的解決を協議する」ことが明記されていた
にも拘らず、米国は同年12月、一方的に協議の場から退席、10月に李承晩政
権との間で締結した韓米相互防衛条約を盾に居座り続けました。それは米陸海
空軍を「無期限に韓国に駐留すること許容」し、「韓国の軍事力を国連軍司令部
の作戦統制下に置く」(54年韓米共同声明)ものでした。そして、米軍は50年代
から膨大な戦術核兵器を韓国に持ち込み、「チームスピリット」など大規模軍事演
習を繰り返して、軍事的緊張を絶えず高めてきました。

 さらに6ヵ国協議が開催され、9・19六者共同声明(2005年)
が出されて以降も米韓軍事演習が繰り返されてきました。事実は、駐韓
米軍が唯一の外国軍隊としてこの地に居続け、停戦状態のまま放置され
ていることが朝鮮半島における戦争危機の根源であることを示していま
す。

 朝鮮半島の準戦時状態は、北側にとって軍事的重圧であるばかりか、南の韓国
民衆にとっても徴兵制や国家保安法の存続、米軍犯罪の多発など重圧となってい
るのです。

朝鮮半島の停戦状態から平和体制への転換は日本の平和にも直結

 今年の「フォール・イーグル」には、沖縄の人びとの強い反対を無視して普天間基
地に強行配備されているオスプレイも投入されましたが、このことは沖縄の人びとに
米軍犯罪や基地被害の重圧ばかりでなく、戦争拠点化という二重の重圧を強いて
いることを示しています。

 日本の再軍備と軍拡も朝鮮半島の緊張状態を利用して進められてきました。
 4月28日、61年前のサンフランシスコ講和条約発効の日を「主権回復の日」と
する式典が安倍政権によって行われましたが、これこそまさに朝鮮戦争を背景として、
日米安保条約と警察予備隊発足から保安隊への改組(後に自衛隊)、米軍政下
への沖縄の切捨て・在日の旧植民地出身者(朝鮮・台湾出身の人びと)への治安
管理強化などをセットに、米国のアジア戦略のもとで進められたものです。拉致や核
を口実として何の関係もない朝鮮学校の子どもたちの「高校無償化」からの排除な
どは、こうした差別政策の延長です。

 安倍政権による集団的自衛権行使容認、憲法9条改悪を阻止する闘いと、
朝鮮半島の恒久的平和体制実現の国際連帯の闘いは一つに繋がっていま
す。韓国民衆の呼びかけに応え、停戦協定60年を朝鮮半島平和体制の元年
にする反戦平和国際連帯行動を巻き起こしましょう。

2013年5月18日 (土)

停戦協定60年・国際平和宣言の賛同署名にご協力を

朝鮮半島の戦争終結と平和体制構築のための

国際平和宣言 賛同署名のお願い

各位
1.朝鮮半島の緊張が続く中、いまだに平和的解決のための対話と交渉は始まっていません。こうした中で、韓国の社会・市民団体より停戦60年の今年を朝鮮半島の平和体制構築の元年にしようと、<朝鮮半島の戦争終結と平和体制構築のための国際平和宣言 (以下、国際平和宣言)>への賛同署名が呼びかけられています。
2.この国際平和宣言は韓国と海外の主だった人々300人の共同名義で呼びかけ、727日まで大衆的に組織していこうとするものです。ここに皆様の国際平和宣言の賛同署名にご参加くださるようお願い致します。
3.この国際平和宣言は、最終的に727日に韓国で開かれる国際平和大会で発表されます。また、その間に韓国の『ハンギョレ新聞』に4回にわたり意見広告として掲載される予定です。また、米国・韓国・朝鮮政府および国連に提出する予定です。

 1. 要請:賛同署名にご参加いただき署名を逐次お寄せください。
 2. 締切 : 最終締切りを715日までとします。

●賛同署名要綱・署名用紙 「201363.pdf」をダウンロード

日本側呼びかけ団体 停戦協定60年・反戦平和国際連帯行動

[呼びかけ団体:ピースボート、フォーラム平和・人権・環境、沖韓民衆連帯、日韓民衆連帯全国ネットワーク、反安保実行委員会、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、在日韓国民主統一連合

署名送付先・東京都文京区小石川1-1-10-105 日韓ネット気付 TEL/FAX 03-5684-0194 E-mail  nrc07479@nifty.com 

郵便振替 00110 8 140618 「日韓民衆連帯全国ネットワーク」

*[国際宣言分担金]と明記ください

韓国側呼びかけ団体 戦争反対平和実現国民行動(43日結成)

[参加団体:キリスト教社会宣教連帯会議、労働人権会館、農民薬局、民主化運動家族協議会、良心囚後援会、民族問題研究所、民族民主烈士犠牲者追悼(記念)団体連帯会議、民族自主平和統一中央会議、民主労働者全国会議、民主民生平和統一主権連帯、民主社会をめざす弁護士会(民弁)・米軍問題研究委員会、民主主義自主統一大学生協議会、民主化実践家族運動協議会、仏教平和連帯、四月革命会、ウリひろば、民族連邦制統一推進会議、イエスと共に、自主統一と民主主義のためのコリア連帯、全国農民会総連盟(全農)、全国民族民主遺家族協議会、全国民主労働組合総連盟(民主労総)、全国民主化運動遺家族協議会(社)、全国貧民連合、全国女性農民会総連合、全国女性連帯、全泰壱労働大学、全泰壱財団、統一のひろば、統一の道、平和在郷軍人会、韓国戦争前後民間人犠牲者遺族会、韓国挺身隊問題対策協議会、韓国進歩連帯、韓国青年連帯、21世紀韓国大学生連合、ソウル統一連帯、京畿進歩連帯、光州進歩連帯、全南進歩連帯、慶南進歩連帯、統合進歩党
オブザーバー:祖国統一汎民族連合南側本部]

朝鮮半島の戦争終結と平和協定締結を求める国際平和宣言   ~停戦60年を平和協定の元年に!~    [要約版]

1953
年に朝鮮戦争の停戦協定が締結されて以来、2013年現在の朝鮮半島は最悪の軍事的緊張状態に陥っています。
2008
年以降は六者会談が中断し米朝会談も進まない中で、今年初めに北朝鮮は人工衛星発射への国連安保理の制裁決議に強く反発、「非核化会談の拒否」や「停戦協定の白紙化」を宣言し、韓米政府が原子力潜水艦を動員した武力示威を行うと、3回目の核実験を断行しました。この3月、朝鮮半島の上空には米国の核搭載戦略爆撃機B-2B-52F-22が飛び回って核攻撃訓練を行い、北朝鮮は米国が攻撃した際には米国本土の攻撃もあり得ると宣言しました。
核の武力がにらみ合う中で、朝鮮半島は軍事衝突を防ぐための合意も制度も無い状態に追い込まれています。

これまで韓国の民衆と世界の反戦平和を願う人々は、半世紀以上続いた朝鮮半島の停戦状態を一日も早く完全で確固たる平和体制に移行させることを求め続けてきました。そして、朝鮮半島の分断を名分に維持、強化されてきた東北アジアの新冷戦構造を解体し、平和協力の新時代を築こうと訴えてきました。しかし、いまだに平和協定の関連交渉は始まらず、朝鮮半島の軍事的緊張は日々激化しています。

60
年間の不安定な停戦状態を、もうこれ以上続けるわけにはいきません。
朝鮮半島の戦争を完全に終わらせ、平和協力の時代を開きましょう。

1、当事国・米朝は平和交渉を速やかに開始し、朝鮮半島の平和協定締結で完全な平和を実現せよ!

2、関係国・周辺各国は東北アジアの平和協力を壊す軍事演習と武力示威を中断し、平和協力体制構築の先頭に立て!

3、南北が合意し、国際社会が支持した南北共同宣言を徹底的に履行せよ!

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