キム・ジンスクさん東京講演会の報告
12月2日夜、キム・ジンスクさん東京講演会が文京シビックセンター・スカイホールで開かれました。
今回来日したのはキムジンスクさんご本人、クレーン闘争を支え続けたファンイラさん、ソウルから映画監督のオソヨンさんらです。
ホテルに着いてから、韓進重工業の組合員キムグンシクさんが自害したという情報が入りました。とてもショックです。
講演会では、最初に参加者全員で黙とうしました。
キムジンスクさんは講演の中で、2003年キムジュイクさんがクレーンに上がった時、129日間、ご飯をつくり運んだのが、キムグンシクさんだと紹介しました。そして、重いうつ病を患っていたとも話していました。
講演は、ユーモアをまじえながら、韓進重工業での闘い、クレーンでの闘い、希望のバスについて、また非正規職労組の闘い、ミリャンでの送電塔建設反対の闘いについてなどとてもわかりやすく話してくれました。そして、日本で闘う人々との出会いはうれしいし、日本での闘いを学んで韓国に持って帰りたいと話していました。
ファンイラさん(写真左)は、プサン地下鉄の切符売り場で非正規職で働いていて整理解雇になり、1年間解雇撤回闘争を闘ったことや、キムジンスクさんとの出会い、クレーンでの闘いを支えたことなどについて話しました。
おふたりとも心はとても重たいと思いますが、ユーモアを交えたお話はとてもわかり易く闘争で鍛えられた人という印象でした。私たちに働く仲間の団結の大切さ、そして勇気と元気を与えてくれた講演会でした。最後は、会場の全員も起立して「鉄の労働者」を合唱して終了しました。
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