5・15沖縄平和行進に韓国メンバー参加
「2014ピースアクション、5.15平和行進」に韓国メンバー参加
今年の「5.15沖縄平和行進」には韓国から17人が参加した。住民を追い出し米軍基地の拡張工事が進んでいる平沢から2人が参加、海軍基地建設が強行されている済州島のカンジョン(江汀)村から7人が来沖した。また、反戦平和共同行動から4人が、群山から1人、労働組合から3人が参加した。
江汀村の顧問、ユン・サンヒョさんは70歳を越える高齢だったが、皆の心配をよそに元気いっぱい行進に参加した。また、獄中から釈放された映画評論家のヤン・ユンモさんも予想より元気で、特に泡盛が入ると饒舌になった。異色のメンバーは、エミリーさんで、台湾出身、韓国人男性と結婚し江汀で生活している。中国語、英語も堪能で、もちろん韓国語も上手だ。彼女は5月17日のシンポジウムで、沖縄・台湾・済州島の「平和の島、非武装の島」構想について語り、「今は皆さんが夢だと思っているかもしれないが、その日はきっと来る」と述べて、大きな拍手を浴びた。
下記の写真は筆者によるものだが、手作りの横断幕を用意してきた。
「平和行動」の女性4人は釜山方言の強い人たちだった。そのうちの一人、ソン・ミヒさんは辺野古での出発式で、「アジアから米軍基地はいらない!」とマイクを握り力強くアピールした。
上記は、「沖韓民衆連帯」撮影の写真
また、「KT(日本のNTTに当たる)労組は御用組合なので、私たちは新しく民主的な労働組合を作りました」と語る「KT新労組」の組合員たちは、空き時間をみつけては日本の労働組合の人たちとの交流も行っていた。
今回の圧巻は17日の夜に行われた「沖縄-韓国連帯集会」で上映された『クロンビ(岩)、風が吹く』だった。基地建設反対の江汀住民の闘いが生き生きと描かれている作品。ぜひとも、他の地域でも上映したい。
それにしても「沖韓民衆連帯」のメンバーの献身的努力には頭の下がる思いだ。本当にお疲れ様でした!
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