●【写真特集】沖縄平和行進に今年も韓国から40人参加
文・写真 沖縄K・S
5月11日、沖縄県武道館で開かれた「5.15平和行進全国結団式」に韓国からの40人の訪問団、全国各地の労組、平和フォーラムなどの参加者を含め約700人が集まった。山城博治実行委員長は「全国のみなさん、連帯を強めて行こう。韓国から40人参加している。東アジアの平和の道を共に切り拓こう」と檄を飛ばした。「コリア国際平和フォーラム」のソン・ミヒさんは「新しい大統領を誕生させて沖縄に来ることができ、喜びもひとしおだ。美しい沖縄に軍事基地が多くて悲しく胸が痛い。東アジアの平和のためにともに闘い、勝利しよう」と訴えた。
翌日からの平和行進は読谷村役場で出発式を持った中部・基地コースと県庁前広場で出発式を開いた南部・戦跡コースの二つのコースで行われた。12日は最高気温30度を越える炎天下、13日はバケツをひっくり返したような豪雨の中、14日はうす曇りの中延べ4千3百人が「辺野古新基地反対」「基地のない平和な沖縄」を訴えて力強く行進した。例によって右翼の街宣車が妨害に現れ大音響のヘイトスピーチを繰り返したが、行進団はまったく相手にせず整然と行進を貫徹した。基地のない沖縄を実現するまで県民は闘い続ける。
5・11平和行進結団式に700人(沖縄県武道館)
韓国参加団を代表してソン・ミヒさんが挨拶
5・12県庁前広場での出発式後、韓国の40人も横断幕を掲げて平和行進開始
県庁前広場の出発式に右翼の街宣車が妨害
5・13沖縄と韓国を結ぶ連帯集会も開催(沖縄県立博物館)
金城実さんのアトリエで熱心に話を聞く韓国参加団(5・13)
恨の碑の前で雨の中、知花昌一さんの話に集中する韓国参加団(5・13)
瀬嵩の浜で開かれた5・15県民大会には2200名が参加(挨拶する山城博治さん)
韓国参加団40人も全員演壇に整列、済州島のコ・グォニルさんが連帯挨拶
県民大会を終え再び平和行進に移る韓国参加団
楽しい交流のひと時も