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2018年10月

2018年10月28日 (日)

●10・20 「3・1(100周年)キャンペーン]第2弾集会の報告

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 来年の31朝鮮独立運動100周年に向けたキャンペーン行動の第2弾集会が1020日、150人の参加のもと東京・文京区民センターで開かれた。これは「朝鮮半島の大転換と日本の針路」をテーマにした集会だが、同時に1023日の明治150年政府式典に対する抗議を込めたものとして取り組まれたもの。

 集会では、渡辺健樹さん(日韓ネット共同代表)が主催者挨拶をおこない、続いて韓国から権赫泰(コン・ヒョクテ)聖公会大学教授、日本側から中野敏男・東京外大名誉教授が講演をおこなった。

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 権教授は、まず「キャンドル行動が韓国の民主主義を作り出しているだけでなく東アジアの『民主空間』をも作り出そうとしている」と指摘し、この間の朝鮮半島をめぐる動向について、「『民主空間』に引っ張り出されたアメリカ」と「『民主空間』を拒み続ける日本政府」という構図を示した。その上で日本の問題として「歴史と核と安全保障を切り離してきた戦後」の問題性を挙げ、①安保のために歴史を殺してきた戦後への異議申し立て、②日本も韓国も間接的な核保有国であることを前提とし、③安倍の「改憲」に「改憲反対」を対峙させるだけでなく、明文改憲がなかったこれまでの戦後にはらまれた朝鮮半島との複雑な関係をどう解きほぐすか-などの視点が求められているのではないかと提起した。

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 中野教授は、現状況を「<ろうそくデモ→政権交代→朝鮮戦争終結へ向かう韓国>と<ヘイトデモ→安倍一強→改憲へ向かう日本>」と指摘。朝鮮戦争終結は両体制の経験を踏まえた国境を越える社会構想・経済設計を模索する可能性をもたらすが、内向化した日本はそれに接続できない。継続する植民地主義に抗し、かつての「第三世界」というプロジェクトをいま想起する必要がある、と指摘した。

  集会は最後に、若者たちを中心とした「ユース・スタディ・ツアー」の取り組みや今後の3・1(100周年)本番に向けた取り組みについての提起を確認し、終了した。

 同キャンペーンは今後、来年の31(100周年)に向けてさまざまな取り組みを計画しており、多くの団体・個人に参加・協力を求めていくことにしている。

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31朝鮮独立運動100周年キャンペーン

【呼びかけ人】 庵逧由香(立命館大学教授)、石橋正夫(日朝協会会長)、内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)、纐纈厚(明治大学特任教授)、高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)、俵義文(子どもと教科書全国ネット21代表委員)、外村大(東京大学教授)、中塚明(奈良女子大学名誉教授)、中原道子(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター[VAWW RAC]共同代表)、野平晋作(ピースボート共同代表)、長谷川和男(「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会代表)、飛田雄一(神戸学生青年センター館長)、藤本泰成(フォーラム平和・人権・環境[平和フォーラム]共同代表)、船尾徹(自由法曹団団長)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山田朗(歴史教育者協議会委員長・明治大学教授)、吉澤文寿(新潟国際情報大学教授)、渡辺健樹(日韓民衆連帯全国ネットワーク共同代表)、渡辺美奈(アクティブミュージアム 女たちの戦争と平和資料館[wam]館長)  (50音順)

【賛同団体⇒個人(50音順) 10/20現在】荒川住民ひろば、研究所テオリア、憲法を生かす会関東連絡会、神戸国際キリスト教会、子どもと教科書全国ネット21、コモンズ編集局、在日韓国民主統一連合、NPO法人 在日コリアン生活支援協力及び国際家庭文化協会、「植民地歴史博物館」と日本をつなぐ会、新社会党東京都本部、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会、朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、日韓平和連帯(大阪)、日韓民衆連帯全国ネットワーク、日朝協会、日朝国交正常化をすすめる神奈川県民の会、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、日本製鉄元徴用工裁判を支援する会、日本平和委員会、ノー!ハプサ(ノー!合祀)、反天皇制運動連絡会、ピース・ニュース、ピースボート、ぴ~す・め~る、フォーラム平和・人権・環境、不戦へのネットワーク、平和といのち・イグナチオ9条の会、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、Little Hands、秋山淳子(憲法9条世界へ!未来へ!埼玉連絡会)、浅井健治(週刊MOS編集部)、五十嵐政晴(日本共産党荻川支部)、池上仁(学校事務職員労組神奈川執行委員)、岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師)、大江孝子、扇谷道子、大谷猛夫、岡田雅宏、奥津律子、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、尾澤孝司(日韓ネット)、小多基実夫(反戦自衛官)、小野信也(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、笠原道子、片山光広、加納実紀代(女性史研究者)、川村肇、木瀬慶子(川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会)、北村めぐみ、久保井規夫(アジア民衆歴史センター主宰)、児玉一義、佐伯隆、桜井大子(反天皇制運動連絡会)、佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局長)、島袋マカト陽子、新藤允、高梨晃嘉(共同行動のためのかながわアクション代表世話人)、高橋華枝、高橋晴久(平和と民主主義をめざす全国交歓会)、竹腰英樹(中野協同プロジェクト)、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、田沼久男、田牧文代、塚本清一(志太・憲法を大切にしよう会)、寺尾浩次、寺尾光身(理系教員)、土松克典(日韓ネット・HOWS)、友田シズエ、奈良本英佑(元教員)、中塚明(奈良女子大学名誉教授[日本近代史専攻])、中村光一、西惇、花輪不二男、原弘篤、原崎敏、番場明子(ぴ~す・め~る)、東英明、広田貞治、平山良平(<ノーモア南京>名古屋の会・事務局)、前田弓枝(平和力フォーラム)、正木峯夫、丸山茂樹(「ソウル宣言の会」コーディネーター)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山田昭次(歴史研究者)、山本みはぎ(不戦へのネットワーク)、横原由紀夫(東北アジア情報センター[広島]運営委員)、吉田正司、與芝豊、和田成枝、渡辺美奈(wam館長)、渡辺吉男 (匿名希望1)

 

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