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2024年9月 2日 (月)

●8/31関東大震災朝鮮人・中国人虐殺101年犠牲者追悼大会の報告

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         渾身の想いを込めた追悼の舞

2024年8月31日、日韓ネットも大きく関わってきた「関東大震災朝鮮人・中国人虐殺101年犠牲者追悼大会」が開かれた。会場の文京区民センター3A大会議室には超満員の450人が駆けつけ、多くの立見の人も出るなど埋め尽くされた。

昨年の1800人が結集した100年追悼大会、1700人が結集した国会正門前キャンドル行動に引き続くもので、実行委員会では継続した取り組みが確認されている。

午前10時からは当時の貴重な資料を展示した「原史料・パネル展」も開かれた。「原史料・パネル展」の模様はこちらの動画から https://youtu.be/WlymRotavtk

午後2時からは本集会が開始された。第一部は韓国・中国の遺族の皆さんを中心とした追悼式。第二部は虐殺の責任をただす集いに移った。詳細な次第は下記。全編動画(川島進さん撮影)はこちらから。https://youtu.be/a04j8uDmG6w

 *なお、これ以外の各地の取り組みは例年通り行われています。

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       追悼大会のため来日した韓国の犠牲者遺族

第1部 追悼式
  黙とう
  開会挨拶 田中宏(一橋大学名誉教授)
  遺族挨拶 朝鮮半島から
         中国から
  国会議員挨拶
  追悼の舞 曺和仙

第2部 関東大虐殺の責任をただす集い

  開会挨拶 藤田高景(100年追悼大会実行委事務局長)
  特別報告 川口正昭(旧群馬の森追悼碑を守る会共同代表)
  講演 関東大震災にいたる歴史的構造
          山田朗(明治大学教授)
     ヘイトクライム、レイシズムをのり越えて
          有田芳生(ジャーナリスト)
     国家責任追及の経過と課題
          田中正敬(専修大学教授、関東大震災の朝鮮人虐殺の
                    国家責任を問う会事務局長)
  報告 関東大震災ジェノサイドをアメリカで伝えることの意味
          金美穂(サンフランシスコ「慰安婦」正義連盟)

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    関東大震災虐殺にいたる歴史的構造について講演する山田朗・明大教授

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