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カテゴリー「3・1独立運動記念集会報告」の25件の記事

2023年3月 2日 (木)

●3.1(104周年)新宿キャンドル行動に160人

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3月1日午後6時から新宿西口で3.1朝鮮独立運動104周年キャンドル行動が行われた。

4年前の3.1(100周年)以来毎年開催されている新宿でのキャンドル行動で、160人の人々が手に手にキャンドル(ペンライト)を掲げながら取り組んだ。リレートークの開始前とフィナーレになりぞうさんが「朝露」などを熱唱した。

途中から右翼・レイシスト集団が妨害してきたが、毅然として行動を繰り広げた。

リレートークでは最初に主催者あいさつを野平晋作さん(3.1ネット、ピースボート)が行い、それぞれの課題に取り組んでいる各団体の代表が熱烈にアピールした。司会は総がかり行動から菱山南帆子さん。

【リレートーク】

  歌・なりぞうさん、司会菱山南帆子(総がかり行動実行委員会)
  主催者挨拶 野平晋作(3.1ネット・ピースボート共同代表)
  徴用工問題 山本直好さん(日鉄裁判支援する会事務局長)
  関東大震災虐殺100年問題 宮川泰彦さん(日朝協会会長)
  「慰安婦」問題 柴洋子さん(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
  朝鮮学校差別問題 森本孝子さん(朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会共同代表)
  停戦協定70年問題 ソン・ヒョングンさん(在日韓国民主統一連合議長)
  沖縄基地問題 青木初子さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
  改憲問題 土井登美江さん(総がかり行動・壊すな!9条実行委員会)

  川島進さんの動画 https://www.youtube.com/watch?v=gQW43DZxxrY

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熱唱するなりぞうさん

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徴用工問題でアピールする山本直好さん

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日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の柴洋子さん

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総がかり行動 土井さん

 

 2023 3・1朝鮮独立運動104周年集会 賛同団体⇒個人一覧・50音順 (2/27現在)      

【団体】I女性会議千葉県本部、「憲法」を愛する女性ネット、原水爆禁止日本協議会(原水協)、強制動員問題解決と過去清算のための共同行動、研究所テオリア、憲法を生かす会関東連絡会、在日韓国民主女性会、在日韓国民主統一連合、新社会党、新社会党東京都本部、スペース21、朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、「止めよう1辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、日韓民衆連帯全国ネットワーク(日韓ネット)、日朝協会、日本カトリック正義と平和協議会、ピースボート、ぴ~す・め~る、ふぇみん婦人民主クラブ、フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)、婦人民主クラブ、部落解放同盟東京都連合会、平和を実現するキリスト者ネット、平和といのちイグナチオ9条の会、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動、【個人】青柳清美、秋山淳子(オール埼玉総行動副実行委員長)、浅井健治、新里倫子、池上仁、石下直子、伊藤英一、岩崎富久男、岩本乾治、内田雅敏(弁護士)、大下富佐江、大友陽子、小笠原三枝子、奥村律子、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、尾澤孝司(日韓ネット)、小田川興、小野信也(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、川見一仁、川村肇(独協大学教員)、北川広和(日韓ネット・「日韓分析」編集)、北原れい子、金性済(日本キリスト教協議会総幹事・日韓プラットフォーム書記)、くじゅうのりこ(東アジアの和解と平和ネットワーク)、久世裕子、黒田恵、権龍夫、近藤ゆり子、宋世一、高史明(作家)、斎藤義夫(元都立高校教員)、坂本史子(元目黒区議)、桜井大子、佐藤邦也、芝崎眞吾(東水労退職者会)、申嘉美、鈴木敏夫(子どもと教科書全国ネット21事務局長)、高梨晃嘉(日朝国交正常化を求める神奈川県民の会事務局長)、高野孟、高橋昭子、高橋華枝、竹腰英樹、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、田上中、谷口洋子、寺尾光身(名古屋工業大学名誉教授)、土松克典(日韓ネット・HOWS)、中地弘志、中塚明(奈良女子大学名誉教授)、中村知明(郵政ユニオン本部顧問)、中村光一、奈良本英佑、難波幸矢(日本キリスト教団東中国教区常置委員)、西惇、花村健一、原崎澄子、番場明子(ぴ~す・め~る)、飛田雄一(公益財団法人 神戸学生青年センター理事長)、平野晶男、平山良平、福島博子、布施由女(三多摩日朝女性のつどい世話人)、松浦賢治、森内慎一郎、森本孝子(朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会共同代表)、矢野秀喜(強制動員問題解決と過去清算のための共同行動)、山口菊子、梁大隆(1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動)、吉沢公良(荒川住民ひろば)、與芝豊、吉原真次、渡辺一夫(韓国良心囚を支援する会全国会議代表)、渡辺健樹(日韓ネット共同代表)、渡辺真哉、渡辺多嘉子、渡辺吉男 匿名希望5名

 

2023年2月27日 (月)

●3.1(104周年)2.25屋内集会の報告 尾澤邦子

                        日韓ネット事務局 尾澤邦子

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 チェ・ウナ氏の入国拒否に抗議

 2月25日午後6時半、文京区民センター2A 会議室で、3.1朝鮮独立運動104周年東京集会が開催されました。司会は、総がかり行動実行委員会の山口菊子さん。

 冒頭の主催者あいさつで日韓ネット共同代表の渡辺健樹さんから語られたのは、集会の韓国ゲストとして招かれたチェ・ウナさんが、昨24日午後成田空港入管で入国拒否され強制退去させられたということでした。チェ・ウナさんは、韓国進歩連帯自主統一委員長として、集会で報告をすることになっていました。主催者から送られた招請状を提示し、主催者に確認してほしいと要求したにもかかわらず、5時間も拘束され退去させられたとのこと。なんてひどいことでしょう。抗議の緊急声明を集会参加者一同として発することになりました。

 慎蒼宇・法政大教授が講演

 法政大学教授の慎蒼宇(シン・チャンウ)さんから「関東大震災時、朝鮮人はなぜ殺されたのか?朝鮮植民地戦争と3.1独立運動、朝鮮人虐殺への道」と題する講演がありました。
 シン・チャンウさんのおじいさんのお兄さんは、関東大震災当時、八広の京成鉄橋の近くにいて虐殺の被害にあったが、奇跡的に生き延びたとのこと。シン・チャンウさんは、「関東大震災時の朝鮮人虐殺は、『天災』ではなく『人災』です」と強調しました。「植民地ではすでに多くの朝鮮民衆虐殺を日本軍隊、憲兵、警察は経験し、虐殺を後方から支える社会が形成されていた。関東大震災100年を迎えるにあたって、日本には二つの歴史認識が欠落している。ひとつは、朝鮮人虐殺に対する歴史認識、人権意識が悪くなってきている。また、植民地主義への告発、民衆・民族運動の歴史に対する認識が確立されていない。関東大震災朝鮮人虐殺の背景には、日本による朝鮮植民地支配と民族運動への蔑視・差別がある。日本では、植民地支配からの独立を求めた運動を『反日』『暴徒』という言葉を付け、凄惨に弾圧を続けてきた。それは『不逞鮮人』という言葉につながっていく。関東大震災時には、架空の『朝鮮人テロリスト』というイメージを作り上げ、無実の朝鮮民衆への攻撃に転嫁した。この時期に形成された植民地意識が克服されることなく、今でも韓国などから批判が来ると『反日』というレッテルを貼って怒りをあらわにする。これは植民地主義です。」と話しました。そして関東大震災朝鮮人虐殺の背景として、植民地における軍事的暴力と現地の人々の抵抗の歴史(植民地戦争)があり、日本は民族運動の殲滅と「連座制」による民衆虐殺を繰り返してきたと話しました。なぜ虐殺が繰り返されたのかを示す「軍人・軍隊の朝鮮植民地戦争・台湾・シベリア経験」の資料は、その研究の深さと広さに感じ入るぼう大なものでした。
 最後にまとめとして、関東大震災で朝鮮人は三度殺されているというお話がありました。
1.虐殺=自然災害時の偶発的事故ではなく「人災」(一度目)
2.事後処理において国家権力によって隠蔽された(二度目)
3.今も日本政府による公式謝罪・補償・真相究明・責任者処罰はなし(三度目)
 まだまだ話し足りないようでしたが、時間に追われてしまいました。

 韓国ゲスト  キム・チヘさんが停戦70年に向けた平和行動提起

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 韓国ゲストの報告は、韓国進歩連帯自主統一局長のキム・チヘさんが行いました。「朝鮮戦争の停戦70年、新しい平和の道を切り拓こう!~停戦70年に向けた平和行動の提案~」と題して話しました。
 キム・チヘさんは、東北アジアにおける対立と、戦争危機が高まる朝鮮半島の情勢について話し、韓米日戦争同盟に対抗し、戦争危機をなくし、戦争を起こさせない、平和実現のための共同行動を行おうと提案しました。韓国では「停戦70年、朝鮮半島平和行動」が発足し、735団体が参加しているとのこと。主な活動としては、朝鮮戦争終結と平和実現のための100万人署名運動、全世界300か所での平和行動、韓米合同軍事演習・韓米日軍事協力反対活動など進める計画とのこと。そして「共に戦争危機を克服し、戦争同盟反対、朝鮮半島の平和体制と東アジア平和協力体制構築のため連帯して闘おう」と呼びかけました。

 特別報告 南西諸島軍事化の危険性について高良鉄美・参議院議員
 
Photo_20230302111501  特別報告として、参議院議員の高良鉄美さんから、南西諸島軍事化の危険な動きについて訴えがありました。高良さんは「沖縄の住民に説明なしにミサイル配備が進められている。また、閣議決定された安保3文書では、民間の船を利用して弾薬を運び、住民は後回しにされている。すでに戦争の準備が始まっている危ない状況だ」と話していました。「『主権在米』であってはダメ、戦争を止めよう」と訴えました。

 参加者は170名。行動提起で登壇した「子どもと教科書全国ネット21」の鈴木敏夫事務局長は、高校生が使っている日本の歴史教科書には、関東大震災での虐殺が「殺傷事件」として書かれていたが、それも今回抹消されたと話していました。南京虐殺も「南京事件」になっているとのこと。やはりと思って、がっくりします。
 3月1日夜には新宿でアピール行動を行うので集まってほしいと呼びかけがありました。また9月にはさまざまな行動・集会が予定されています。あきらめず、歴史に学び、声を上げなければと思いました。

2023年2月25日 (土)

●【緊急声明】チェ・ウナ氏の入国拒否に抗議する

【緊急声明】
チェ・ウナ氏の入国拒否に抗議する

 昨日(2月24日)成田空港入管事務所は、東京で開催される「3.1朝鮮独立運動104周年集会」への招請を受けて来日したチェ・ウナ氏を入国拒否するという暴挙をおこなった。チェ氏は不当にも数時間にわたり拘束され、その間入管職員に日本側の集会主催者から送られた招請状を提示し、日本側主催者へ確認して欲しいという要求も無視した。招請元の日本側主催者からの成田入管への問い合わせにも、「どういう状況かも教えられない」という一点張りであった。


 今回入国拒否されたチェ・ウナ氏は韓国の市民・社会運動団体の幹部として朝鮮半島の平和と統一のため尽力している人物である。
 これは東アジアの平和を求める市民・民衆の交流と連帯を妨害しようとするものであり、とくに日韓間で懸案となっている徴用工問題などで被害者を無視した「解決案」が出され、米日韓軍事協力を押し進めようとする中での動きであると言わざるをえない。しかもこの間、平和・人権運動の人士への空港での数時間にわたる拘束や嫌がらせが繰り返し行われている。
 私たちは今回のチェ・ウナ氏入国拒否をおこなった入管当局に強く抗議するとともに、二度とこのようなことが繰り返されないよう強く要求するものである。

           2023年2月25日
           3.1朝鮮独立運動104周年集会参加者一同
             主催「3.1朝鮮独立運動」日本ネットワーク
                連絡先団体 日韓ネット・ピースボート・教科書ネット・
                      日朝協会・韓統連・小川町企画 (順不同)

             協賛 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

 

2022年3月 2日 (水)

●3・1朝鮮独立運動103周年・新宿キャンドルアクション報告

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なりぞうさんが熱唱

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3月1日18時から3・1朝鮮独立運動103周年・新宿キャンドルアクションが取り組まれ、約120人の人々が集まった。

3・1独立運動に起ちあがった人々に思いを馳せ、103年目の日本市民の良心を朝鮮半島や世界の人々に届けようと宣伝カーの上からリレートークが行われ、集まった参加者はそれぞれの発言に合わせてキャンドルを振って呼応した。通行途中で足を止めチラシをもらいに来る若者たちもいた。

右翼・レイシスト集団がマイクでトンチンカンなヘイトスピーチで妨害を繰り返してきたが、それも途切れ途切れで、こちらの仲間のスピーチに圧倒されて聞き入っているようだった。これらの妨害を跳ね除け断固として最後まで貫徹した。

2・27東京集会に続いてU-PLANさんが動画をアップしてくれていますのでご覧ください。

 https://www.youtube.com/watch?v=h8dE23VxF2M  

3・1新宿キャンドルアクションでリレートークされた皆さんは以下の方々です。

開始前 なりぞうさんの歌 ♪イムジン河 ♪岩のように

司会  菱山南帆子(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)  
主催者挨拶  野平晋作(「3.1朝鮮独立運動」日本ネットワーク)
発言  徴用工問題 (山本直好・日本製鉄元徴用工裁判を支援する会)
     「慰安婦」問題 (梁澄子[ヤン・チンジャ]・日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
     朝鮮学校問題 (長谷川和男・朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会共同代表)
     沖縄米軍基地問題 (青木初子・沖縄一坪反戦地主会関東ブロック)
     改憲問題 (山口菊子・戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)  
     関東大震災朝鮮人虐殺追悼問題 (宮川泰彦・日朝協会会長)、
     韓国大統領選 (孫亨根[ソン・ヒョングン]・在日韓国民主統一連合議長) 
     フィナーレ2曲 なりぞう ♪朝露 ♪光は闇に負けない

韓国インターネットニュースサイト『統一ニュース』が報告記事を配信(韓国語)

  http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=204458

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梁澄子(ヤン・チンジャ)さん

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青木初子さん

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2022 3・1朝鮮独立運動103周年東京行動 賛同団体⇒個人一覧・50音順 (2/25現在)      
強制動員問題解決と過去清算のための共同行動、原水爆禁止日本協議会(原水協)、「憲法」を愛する女性ネット、憲法を生かす関東連絡会、憲法骨抜きNO!ねりま、在日韓国民主女性会、在日韓国民主統一連合、三多摩日朝女性のつどい、新社会党、新社会党東京都本部、スペース21、全水道東京水道労働組合、竹島の日を考え直す会、朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会、日韓民衆連帯全国ネットワーク(日韓ネット)、日朝協会、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、日本平和委員会、ピースボート、ぴ~す・め~る、東アジアの和解と平和ネットワーク、ふぇみん婦人民主クラブ、フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)、婦人民主クラブ、部落解放同盟東京都連合会、平和といのち・イグナチオ9条の会、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、青木初子(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、秋山淳子、浅井健治、新里倫子、五十嵐政晴(日本共産党荻川支部)、池上仁、石井寛(韓国良心囚を支援する会全国会議事務局長)、石下直子、伊藤英一、伊藤美恵子、井上好子、岩崎富久男、岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師)、岩本乾治、内田雅敏(弁護士)、大下富佐枝、大谷猛夫、大畑龍次(日韓ネット)、奥村律子、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、尾澤孝司(日韓ネット)、小田川興、小野信也、笠原直子、片山光広、加藤正姫(日韓ネット)、北川広和(日韓ネット・「日韓分析」編集)、北原れい子、金性済(日本キリスト教協議会[NCC]総幹事)、くじゅうのりこ(東アジアの和解と平和ネットワーク)、久世裕子(病院清掃員)、黒田恵、鴻巣美知子(朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会)、東風徹(韓国良心囚を支援する会全国会議)、斎木登茂子(カトリック正義と平和協議会)、斎藤紀代美、斎藤義夫(元都立高校教員)、坂本史子(元目黒区議会議員)、桜井大子、佐藤邦也、佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)、佐藤信行(外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会[外キ協])、白石孝(日韓市民交流を進める希望連帯代表)、鈴木敏夫(子どもと教科書全国ネット21事務局長)、須田稔(立命館大学名誉教授)、宋世一、高梨晃嘉(かながわアクション代表世話人)、高橋昭子、高橋年男、高橋華枝、田上中(税理士)、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、竹腰英樹(中野協同プロジェクト)、橘優子、田中宏(一橋大学名誉教授)、田場祥子、寺尾光身(元理系教員)、土松克典(日韓ネット・HOWS)、中地弘志、中塚明(奈良女子大学名誉教授)、中村知明(郵政ユニオン本部顧問)、花村健一(樹花舎代表)、番場明子(ぴ~す・め~る)、飛田雄一(神戸学生青年センター)、平野晶男、平山良平、藤原輝子、布施由女(三多摩日朝女性のつどい世話人)、松浦賢治、松田照男、丸田潔、森内慎一郎、森川静子、森本孝子(朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会共同代表)、矢野秀喜(強制動員問題解決と過去清算のための共同行動)、山口菊子(「憲法」を愛する女性ネット)、山下治子、山根敏英、吉田哲太郎(神奈川平和遺族会代表)、與芝豊、吉原信次、米川覚、梁大隆、渡辺一夫(韓国良心囚を支援する会全国会議代表)、渡辺健樹(日韓ネット共同代表)、渡辺真哉(選制改革・on署名)、渡辺多嘉子、渡辺吉男 (匿名希望4名)  

 

 

 

2022年2月28日 (月)

●3・1独立運動103周年2・27東京集会の報告

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2月27日午後に文京区民センターで開かれた3.1朝鮮独立運動103周年東京集会(屋内集会)は、午前中に取り組まれたロシアによるウクライナ侵攻に反対する緊急行動から駆け付けた仲間も含め、コロナの感染拡大状況から間隔をあけつつもほぼ満杯の150人が集まりました。

U-PLANさんが早速集会全体の動画をアップしてくれていますのでご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=-Sk1bR_1RCM

  2・27東京集会次第                       *青の数字は動画の時間です

 司会 土井登美江(憲法9条を壊すな!実行委員会)
 主催者挨拶 加藤正姫(「3.1朝鮮独立運動」日本ネットワーク)   
 ビデオ上映「植民地支配に抗って-3.1朝鮮独立運動」 8:00
 講演①「岸田改憲の動向と東アジアの緊張」    31:50
      高田健さん(総がかり行動、朝鮮半島と日本に非核平和の確立を!市民連帯行動)
 韓国市民団体からのメッセージビデオ        1:15:54
 講演②「2022年韓国大統領選の行方と日韓関係の展望  1:23:40
             ~若者の政治意識の分析を中心に~」
      李泳采さん(イ・ヨンチェ、恵泉女学園大学教授)  
 集会決議朗読 尾澤邦子(ノレの会)   2:06:15
 行動提起-3・1新宿キャンドル行動へ

 集会決議  朝鮮戦争を終わらせよう!植民地支配の清算を!

 今年の3月1日は、日本からの独立を求め朝鮮全域で人びとが立ち上がった3・1独立運動から103周年を迎えます。私たちにとっては歴史を直視しながら日本と朝鮮半島やアジアの人びととの平和な関係をいかに築くのかを問い直す日でもあります。
 東北アジアの非核・平和をめざそう!
 いま朝鮮半島では、日本からの解放と同時にもたらされた南北分断から77年。南北分断に起因する朝鮮戦争の停戦協定からも69年が経過しましたが、いまだ戦争は終結していません。南北分断体制もそのままです。これこそが朝鮮半島の「危機」の根源です。
 朝鮮戦争を終結させ、停戦協定を平和協定に転換させることで、東北アジアの非核・平和の実現に向かうことができます。自国軍隊が居座り続けるため、これを拒み続けている米国が朝鮮戦争の終結に応じるよう強く求めていくことが必要です。
 米国が本当に米朝対話を望むなら、米朝シンガポール共同声明(2018年)を言葉ではなく実際に履行しなければなりません。その一歩として、繰り返されている米韓合同軍事演習を中止すべきなのです。
 加害の歴史に真摯に向き合い平和外交めざそう!
  しかし、安倍・菅政権を引き継いだ岸田政権は、米韓で協議されている朝鮮戦争の「終戦宣言」の提案にも「時期尚早」として反対しています。そして米国に追随して中国・朝鮮に向けた「敵基地攻撃能力」の保有、沖縄・辺野古の米軍基地建設、南西諸島の軍事化と日米軍事一体化など軍事大国化の道をひた走り、憲法改悪まで推し進めています。
   さらに植民地支配の反省もなく、引き続き朝鮮学校に対する「無償化」からの排除などあからさまな民族差別政策を進めており、朝鮮人元徴用工や日本軍「慰安婦」被害者への謝罪・賠償も65年日韓請求権協定を盾に拒み続け、自らの加害責任は無視して韓国政府に「日本側が受け入れられる案」の提示を迫るという本末転倒を繰り返しています。
   また最近では、朝鮮人強制動員・強制労働の事実を無視して「佐渡金山」の世界遺産登録の推薦を決定しました。2015年のいわゆる「軍艦島」(端島)などを含む「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録の際もこのことが問題となり、日本政府は「その意思に反して連れて来られ、厳しい環境の下で働かされた多くの朝鮮半島出身者等がいたこと」などについて「理解できるような措置を講ずる」ことを約束したにもかかわらず、その後設置された「産業遺産情報センター」は朝鮮半島出身者への差別は「聞いたことがない」とする元島民の「証言」のみを垂れ流し、ユネスコから是正を求められているものの改められていません。韓国などがこれに抗議するのは当然です。
   これらは植民地主義が依然として根強く存続し続けていることを示しています。
 憲法9条を持つ私たちは、過去の加害の歴史に真摯に向き合い、日本政府が米国追随と「核の傘」から脱して核兵器禁止条約に速やかに加盟し、平和外交に徹するよう促し、改憲・軍事大国化の道をやめさせ、植民地支配の清算を迫っていきましょう。

                   2022年2月27日
                   3・1朝鮮独立運動103周年東京集会 参加者一同

高田健さん

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李泳采(イ・ヨンチェ)さん

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2021年3月 2日 (火)

●3・1独立運動102周年・新宿西口キャンドル行動の報告

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3月1日18時半から新宿西口で開かれた3.1独立運動102周年キャンドル集会には150人を超える人々が集まり、宣伝カーからアピールする各課題の仲間たちの発言にキャンドルで応えていました。

この模様をU-PLANさんがさっそく動画でアップしてくれていますのでご紹介します。
 https://www.youtube.com/watch?v=EEpitIBG7gQ

ヘイト集団が100周年の時のように妨害に来るのではと思いきや、ノコノコ現れたのは何とこちらのアピールの最後の方が発言している途中から、通りの向う側で相変わらずのヘイトスピーチを始めましたが、もちろん私たちの方は毅然として最後まで貫徹しました。

リレートーク発言者

司会 菱山南帆子さん(憲法9条壊すな!実行委、総がかり行動) 
主催者挨拶 野平晋作さん(ピースボート共同代表)
日本軍「慰安婦」問題(ヤン・チンジャ・日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
徴用工問題(矢野秀喜さん 強制動員問題解決と過去清算のための共同行動)
朝鮮学校「無償化」問題(長谷川和男 朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会共同代表)
9.1関東大震災朝鮮人虐殺慰霊問題(宮川泰彦さん 日朝協会会長)
辺野古問題(青木初子さん、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、
改憲問題(小田川義和さん、総がかり行動共同代表)
米韓演習反対(ソン・ヒョングンさん 6.15共同宣言実践日本地域委員会代表・韓統連議長)
♪歌「朝露」 なりぞうさん 

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【2021 3.1独立運動102周年東京集会  賛同団体⇒個人一覧・50音順 (3/1現在)】   
I女性会議千葉県本部、荒川住民ひろば、強制動員問題解決と過去清算のための共同行動、原水爆禁止日本協議会(原水協)、憲法を生かす会関東連絡会、在日韓国民主女性会、在日韓国民主統一連合(韓統連)、新社会党中央本部、新社会党東京都本部、スペース21、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、日韓民衆連帯全国ネットワーク(日韓ネット)、日韓和解と平和プラットフォーム日本運営委員会、日朝協会、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、日本カトリック正義と平和協議会、日本平和委員会、ピースボート、ぴ~す・め~る、ひょうたん島研究会、ふぇみん婦人民主クラブ、フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)、部落解放同盟東京都連合会、平和を実現するキリスト者ネット、平和といのち・イグナチオ9条の会、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、青柳清美(憲法を生かす会)、秋山淳子(埼玉9条連)、浅井健治、五十嵐政晴(日本共産党荻南支部)、池上仁、池田幹子、伊藤英一、井上好子、岩崎富久男、岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師)、岩本乾治(福祉労働者)、内田雅敏(弁護士)、大下富佐江(行政書士)、大谷猛夫、大畑龍次(日韓ネット)、岡田雅宏、奥村律子、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、尾澤孝司(日韓ネット)、小田川興(在韓被爆者問題市民会議)、笠原直子、片山光広、加藤正姫(日韓ネット)、川浪寿見子、川村肇(独協大学教員)、北川広和(日韓ネット・「日韓分析」編集)、北原れい子、木村章子、金性済(日本キリスト教協議会総幹事)、金知栄(在日韓国民主女性会)、くじゅうのりこ(東アジアの和解と平和ネットワーク)、久世裕子、黒田恵、高史明(作家)、小林和博、権達夫、斎藤紀代実、斎藤義夫(元高校教員)、坂詰美代子、坂本史子(元目黒区議会議員)、桜井大子(反天皇制運動連絡会)、佐藤邦也、佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局長)、芝崎眞吾(元東水労役員)、嶋崎英治(三鷹市議会議員)、嶋崎公代、申嘉美、鈴木敏夫(子どもと教科書全国ネット21事務局長)、高梨晃嘉(かながわ歴史教育を考える市民の会事務局長)、高橋昭子、高橋年男(沖韓民衆連帯)、高橋華枝、高見圭司、竹腰英樹(中野協同プロジェクト)、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、田場祥子(VAWW RAC)、田巻恵子、千葉利江、塚本春雄(横浜事件国賠を支える会)、寺尾光身(元理系教員)、土松克典(日韓ネット・HOWS)、冨田一彦、中地弘志、中塚明(奈良女子大学名誉教授)、中村光一、奈良本英佑(元教員)、難波幸矢(日本キリスト教団東中国教区常置委員)、西賢一、西江清吾(日本と南北朝鮮との友好を進める会事務局次長)、丹羽雅代、橋本敦(弁護士)、花輪不二雄(世田谷地区労顧問)、原崎敏、番場明子(ぴ~す・め~る)、布施由女(三多摩日朝女性のつどい世話人)、平野晶男、森一敏(金沢市議会議員)、森川静子、森本孝子(朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会共同代表)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山口菊子(「憲法」を愛する女性ネット)、山根敏英、梁大隆(東京朝鮮人強制連行真相調査団)、湯原清隆、吉鶴憲二、吉原真次、和田千代子(ABC企画委員会)、渡辺一夫(韓国良心囚を支援する会全国会議代表)、渡辺健樹(日韓ネット共同代表)、渡辺多嘉子(平和を実現するキリスト者ネット)、渡辺吉男 (匿名希望3名) 

 

2021年2月28日 (日)

●3・1独立運動102周年 2・27オンライン東京集会の報告

2月27日18時半からYouTubeでライブ配信された3.1朝鮮独立運動102周年2.27東京集会は、外村大・東大教授と高野孟・インサイダー編集長の講演がたっぷり聞けて大変充実した集会になったと思います。見逃した方、もう一度見たい方は下記で見ることができます。

  【レイバーネットTV】https://youtu.be/ZE5KochHicg

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司会 加藤正姫(日韓ネット)
主催者挨拶 渡辺健樹(「3.1朝鮮独立運動」日本ネットワーク)

講演① 「3・1運動を記念する意義と方法-歴史喪失に抗して」                        

        外村大(とのむら まさる)・東京大学大学院教授

◇韓国市民運動から連帯メッセージ(ビデオ)

講演② 「東アジア共同体の可能性」

        高野孟(たかの はじめ)・インサイダー編集長
                        ザ・ジャーナル主幹 
行動提起 鈴木敏夫(子どもと教科書全国ネット21事務局長)   

2020年3月 2日 (月)

●「3.1朝鮮独立運動101周年」2.28東京集会の報告

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 2月28日夜、3.1朝鮮独立運動101周年東京集会が開かれた。折からの新型コロナ事態を受けて参加者への事前の注意喚起と受付でのアルコール消毒作戦も実施される中での開催だったが、会場の文京区民センターには180人の人々が駆け付けてくれた。

 集会でははじめに主催者を代表して渡辺健樹さん(日韓ネット共同代表)が挨拶。続いて来賓として、日韓の宗教者と市民社会団体の間で平和のためのプラットフォーム創設を準備している金性済さん(キム・ソンジェ、日本キリスト教協議会総幹事)が挨拶した。さらに3.1朝鮮独立運動とは何であったかを紹介するため制作された映像「植民地支配に抗(あら)がって-3.1朝鮮独立運動」も上映された。

 続いて「東アジアの共有財産としての韓国大法院徴用工裁判判決」と題して吉澤文寿さん(新潟国際情報大学教授)が講演に立った。
 吉澤さんは、①韓国大法院「徴用工」判決から1年-その意味を改めて考える、②日本政府の責任回避-「日韓問題」へのすり替え、後退する歴史認識、③「徴用工」判決は日韓市民連帯の成果、④日韓市民の連帯、そして日本と南北朝鮮の市民たちが作る平和への展望を語ろう-の4点について分かりやすく丁寧に説明した。また、今回2月14日に初めて開示された日韓会談時の外務省北東アジア課の極秘文書(1960年7月22日)についても詳しく説明、韓国側に請求権を放棄させ経済協力で決着させようという日本側のシナリオがあけすけに記され、日韓請求権協定もシナリオ通りに行われたことを裏付けている。

講演レジュメ・資料 ダウンロード - e59089e6bea4e383ace382b8e383a5e383a1.pdf

極秘文書について ダウンロード - e59089e6bea4e4bb98e5b19ee8b387e69699.pdf

*極秘文書そのものは日韓会談等文書管理委員会のHPで閲覧できる

http://www.f8.wx301.smilestart.ne.jp/

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 休憩をはさみ、歌のコーナーとなった。ノレの会が韓国で歌われている「ノー・アベソング(3.1日韓バージョン)」を歌い、また朝鮮高校の「無償化」排除に反対する文科省前の金曜行動から駆け付けてくれた皆さんがこの闘争のテーマソングともなっている「声よ集まれ、歌となれ」を披露した。

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 続いて韓国ゲストのチュ・ジェジュンさん(安倍糾弾市民行動政策委員長)が「2020年朝鮮半島情勢(米朝・日韓関係を中心に)-激変期の勝利に向けた最後の旅程」と題して報告に立った。
 チュさんは、この中で米朝交渉のこう着状態が長期にならざるを得ない状況について詳しく説明しながら、一方でキャンドル革命を実現した韓国市民たちの自主意識の高まりのなかで、米国への観点に根本的変化が生まれており、米軍駐留経費の大幅負担増の要求などを目の当たりにしてこれまではなかった「米国は出ていけ」という声が広がっていることなどを紹介した。また文在寅政権についても、南北関係をめぐり米国の圧力と干渉に屈せず自らが当事者としての役割を発揮すべきことを強調した。
 さらに日韓関係についても、韓国の「NO安倍」の闘いの意味を紹介しながら、日本の改憲反対の闘いの「NO安倍」と韓国の「NO安倍」の闘いの積極的連帯の必要性を訴えた。

チュさんのパワポ ダウンロード - 200227e69c9de9aeaee58d8ae5b3b6e68385e58ba2.pdf

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 集会は最後に、「米韓合同軍事演習に反対する決議」(別掲)を参加者全体で採択し、今野耕太さん(日朝協会事務局次長)の閉会挨拶で締めくくった。

 *なお、予定していた翌日の新宿アルタ前のキャンドル行動は新型コロナを考慮しぎりぎりまで検討し中止としましたが、直前の告知が届かず現場に来られる方のためにスタッフ3人が集会のバナー(横幕)を掲げてスタンディングしながら対応しました。

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     米韓合同軍事演習に反対する決議

 米韓両政府は米韓合同軍事演習を3月中旬に実施する方針を固めました。2月24日には、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)韓国国防相が訪米し、エスパー米国防長官との間で合同演習の詰めの協議も行っています。
 2月27日になり米韓合同司令部は、突如、新型コロナウィルスの感染拡大を理由に演習の延期を発表しましたが、それはあくまで中止ではなく延期に過ぎません。「延期」が過ぎればいつでも実施する構えです。
 2017年まで「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」の名称で大規模な米韓軍事演習が繰り返されてきましたが、昨年は規模・期間を縮小したものの対朝鮮先制攻撃や朝鮮政権除去などの侵略的性格は変わっていません。今年も、昨年の演習を踏襲するとされていますが、米国は最新無人偵察機MQ-4Cを日本に拠点を置く第7艦隊に、さらにステルス戦闘機F-22の配備、韓国に配備したTHAAD(サード)ミサイルシステムの性能改善とあわせ軍事能力の強化を図っているなかでの演習です。
 これは2018年の板門店宣言及び米朝共同声明、9月南北ピョンヤン共同宣言と南北軍事合意書などに反するものであり、朝鮮半島の緊張を再び高める軍事挑発以外の何ものでもありません。私たちはこれに強く反対します。
 2月19日、韓国の83の市民社会団体は、「韓米軍事演習を中止することなく対話と平和の扉は開かない」として、米韓両政府に向けて演習の中止を求める共同記者会見を開きました。私たちは、これら韓国の市民社会団体を心から支持し、連帯するものです。
 いうまでもなく、米韓合同軍事演習は在日米軍が深く関わっており、また安倍政権が強行している辺野古の米軍新基地建設や日米軍事一体化の動きともつながっています。私たちは朝鮮半島と東北アジアの平和に逆行するこれらの動きにも強く反対するものです。

米韓両政府は米韓合同軍事演習を中止せよ。
板門店宣言、米朝共同声明を履行し、対話で平和と非核化を目指せ。
安倍政権は辺野古の新基地建設をやめ、朝鮮半島対話プロセスを妨害するな。

2020年2月28日 3.1朝鮮独立運動101周年東京集会・参加者一同

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【賛同団体⇒個人一覧・50音順(2/29現在)】 アオギリ里子運動、アジア友好学院、荒川住民広場、かながわ歴史教育を考える市民の会、強制動員問題の解決と過去清算のための共同行動、「憲法」を愛する女性ネット、憲法を生かす会関東連絡会、在日韓国民主統一連合、三多摩日朝女性のつどい、「植民地歴史博物館」と日本をつなぐ会、新社会党東京都本部、スペース21、全水道東京水道労働組合、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会、朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、日韓民衆連帯全国ネットワーク(日韓ネット)、日朝協会、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、日本製鉄元徴用工裁判を支援する会、日本平和委員会、ノー・ハプサ(合祀)、ピースボート、東アジアの和解と平和ネットワーク、ふぇみん婦人民主クラブ、平和を実現するキリスト者ネット、平和といのち・イグナチオ9条の会、フォーラム平和・人権・環境、本郷文化フォーラム・ワーカーズスクール(HOWS)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、Little Hands、青柳清美、池上仁、石井寛(韓国良心囚を支援する会全国会議事務局長)、石下直子(子どもの未来を望み見る会)、石谷春日、伊藤英一、伊藤美恵子、岩本乾治、内田雅敏(弁護士)、大谷猛夫、大友陽子(主婦)、奥津律子、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、尾澤孝司(日韓ネット)、小田川興(在韓被爆者問題市民会議)、笠原直子、片山光広、北川広和(日韓ネット・「日韓分析」編集)、北村めぐみ、金性済(日本キリスト教協議会総幹事)、絹山達也(自営業者)、くじゅうのりこ、黒田恵、高史明(作家)、後藤玲子、権龍夫、近藤ゆり子(9条の会・おおがき世話人)、斎藤義夫、酒井緑、坂本史子(元目黒区議)、坂本美幸、佐藤邦也、佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局)、白石孝(日韓市民交流を進める希望連帯代表)、鈴木敏夫(子どもと教科書全国ネット21事務局長)、須田稔(立命館大学名誉教授)、高梨晃嘉(かながわ歴史教育を考える市民の会)、田上中(憲法前文唱和の会代表)、竹腰英樹(中野協同プロジェクト)、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、寺尾光身(元理系教員)、田場祥子、都相太(NPO法人三千里鐡道理事長)、土松克典(日韓ネット・HOWS)、冨田一彦、友田シズエ、長瀬春代、中地弘志、中塚明(奈良女子大学名誉教授)、西惇、西栄子、西賢一、丹羽雅代、橋本敦(弁護士)、蜂巣裕人(ゆぎぷろ代表)、花村健一(樹花舎)、花輪不二男、平野晶男、藤田高景(村山談話を継承し発展させる会)、布施由女(三多摩日朝女性のつどい世話人)、松浦賢治、松田照男、森内慎一郎(佐賀カトリック正義と平和協議会代表)、森本孝子(朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会共同代表)、安井正和(原水爆禁止日本協議会事務局長)、矢野秀樹(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山口菊子(「憲法」を愛する女性ネット世話人)、山田昭次、梁大隆(東京朝鮮人強制連行真相調査団)、與芝豊、吉原真次、渡辺健樹(日韓ネット共同代表)、渡辺多嘉子、渡辺吉男、(匿名希望3名)

2019年3月 2日 (土)

●3・1(100周年)新宿アルタ前600人でキャンドル行動

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3月1日、新宿アルタ前で開かれた3.1朝鮮独立運動100周年リレートークとキャンドルアク
ションは600人の人びとが参加して行われました。

向こう側では桜井誠らヘイト集団20人が妨害を行い、街宣右翼の車も大音量で周回する
中でしたが、毅然として元気よくキャンドルを掲げ平和のメッセージを発信しました。

レイバーネット (記事と動画)
http://www.labornetjp.org/news/2019/0301shasin

毎日新聞 (記事と動画)
https://www.youtube.com/watch?v=Y34WyQtosjg&t=16s

■リレートークは下記の方々で行われました。

司会 尾澤邦子(3.1朝鮮独立運動100周年キャンペーン)

発言
主催者挨拶   渡辺健樹(3.1朝鮮独立運動100周年キャンペーン)

「慰安婦」問題 
  梁澄子    日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 共同代表

強制連行・強制労働問題
  矢野秀喜 朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動 事務局長

朝鮮学校差別問題
 長谷川和男 「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会 共同代表

歌  生田卍(まんじ)  ミュージシャン       

沖縄に対する日本の植民地主義
 乗松聡子 「アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカス」エディター

改憲問題を中心に 協力団体 総がかり行動を代表して
 菱山南帆子  許すな!憲法改悪・市民連絡会 事務局次長

 

【関連記事】韓国聯合ニュース
韓日市民団体がソウルで会見「安倍政権は在日コリアンの弾圧中止を」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190301002900882?section=japan-relationship/inde

 

P1010857_1280x960               アピールする梁澄子(ヤン・チンジャ)さん
P1010871_1280x960           生田卍さん  イム(君)のための行進曲などを熱唱

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31朝鮮独立運動100周年キャンペーン

【呼びかけ人】 庵逧由香(立命館大学教授)、石橋正夫(日朝協会会長)、内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)、纐纈厚(明治大学特任教授)、高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)、俵義文(子どもと教科書全国ネット21代表委員)、外村大(東京大学教授)、中塚明(奈良女子大学名誉教授)、中原道子(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター[VAWW RAC]共同代表)、野平晋作(ピースボート共同代表)、長谷川和男(「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会代表)、飛田雄一(神戸学生青年センター館長)、藤本泰成(フォーラム平和・人権・環境[平和フォーラム]共同代表)、船尾徹(自由法曹団団長)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山田朗(歴史教育者協議会委員長・明治大学教授)、吉澤文寿(新潟国際情報大学教授)、渡辺健樹(日韓民衆連帯全国ネットワーク共同代表)、渡辺美奈(アクティブミュージアム 女たちの戦争と平和資料館[wam]館長)  (50音順)

【賛同団体⇒個人(50音順)3/1現在】荒川住民ひろば、研究所テオリア、憲法を生かす会関東連絡会、神戸国際キリスト教会、子どもと教科書全国ネット21、コモンズ編集局、在日韓国民主統一連合、NPO法人 在日コリアン生活支援協力及び国際家庭文化協会、三多摩日朝女性のつどい、「植民地歴史博物館」と日本をつなぐ会、新社会党東京都本部、真宗遺族会「ナヌムの家とハルモニたち」を支援する連絡センター、スペース21、全水道東京水道労働組合、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会、朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、日韓平和連帯(大阪)、日韓民衆連帯全国ネットワーク、日朝協会、日朝国交正常化をすすめる神奈川県民の会、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、日本製鉄元徴用工裁判を支援する会、日本平和委員会、ノー!ハプサ(ノー!合祀)、反天皇制運動連絡会、ピース・ニュース、ピースボート、ぴ~す・め~る、フォーラム平和・人権・環境、不戦へのネットワーク、平和を実現するキリスト者ネット、平和といのち・イグナチオ9条の会、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、許すな!憲法改悪・市民連絡会、Little Hands、秋山淳子(憲法9条世界へ!未来へ!埼玉連絡会)、浅井健治(週刊MOS編集部)、安達由紀、五十嵐政晴(日本共産党荻川支部)、池上仁(学校事務職員労組神奈川執行委員)、石井寛(韓国良心囚を支援する会全国会議事務局長)、石下直子(子どもの未来を望み見る会)、岩村義雄(神戸国際キリスト教会牧師)、扇谷道子、大江孝子、大下富佐江(行政書士)、大谷猛夫、大友陽子(主婦)、大村忠嗣(長野ピースサイクル実行委員)、岡田雅宏、奥津律子、奥村律子、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、尾澤孝司(日韓ネット)、小多基実夫(反戦自衛官)、小野信也(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、笠原道子、片山光広、加藤賀津子(宮森630を伝える会)、加納実紀代(女性史研究者)、川見一仁、川村肇、木瀬慶子(川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会)、北原れい子、北村めぐみ、久保井規夫(アジア民衆歴史センター主宰)、黒田恵、高史明(作家)、鴻巣美知子(朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会事務局長)、権龍夫、佐伯隆、桜井大子(反天皇制運動連絡会)、佐藤功、佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局長)、坂本美幸、島袋マカト陽子、新藤允、須田稔(立命館大学名誉教授)、高梨晃嘉(共同行動のためのかながわアクション代表世話人)、高橋華枝、高瀬晴久(平和と民主主義をめざす全国交歓会)、橘優子(ひばく労働ネット)、田上中(憲法前文・唱和の会会員)、竹腰英樹(中野協同プロジェクト)、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、谷口洋子、田場祥子(VAWW RAC)、田沼久男、田牧文代、塚本清一(志太・憲法を大切にしよう会)、塚本春雄(横浜事件国賠を支える会)、寺尾浩次、寺尾光身(理系教員)、土松克典(日韓ネット・HOWS)、冨田一彦、友田シズエ、奈良本英佑(元教員)、中塚明(奈良女子大学名誉教授[日本近代史専攻])、中村光一、永好和夫、難波幸矢(日本キリスト教団東中国教区常置委員)、西惇、橋本敦(元参議院議員)、花輪不二男、原弘篤、原崎敏、番場明子(ぴ~す・め~る)、東英明、飛田雄一(神戸学生青年センター館長)、広田貞治、平野晶男、平山良平(<ノーモア南京>名古屋の会・事務局)、福島博子(三鷹市民)、藤岡直登、布施由女(三多摩日朝女性のつどい世話人)、古田武(高麗野遊会実行委員会)、前田弓枝(平和力フォーラム)、正木峯夫、松浦賢治、松平直彦、丸山茂樹(「ソウル宣言の会」コーディネーター)、森内慎一郎(佐賀カトッリク正義と平和協議会代表)、森本孝子(「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会共同代表)、八木浩一、安川寿之輔(名古屋大学名誉教授)、矢野秀喜(朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動事務局長)、山田昭次(歴史研究者)、山根敏英、山本みはぎ(不戦へのネットワーク)、横原由紀夫(東北アジア情報センター[広島]運営委員)、吉田正司、吉田哲朗(神奈川平和遺族会代表)、與芝豊、吉原真次、和田成枝、渡辺一夫(韓国良心囚を支援する会全国会議代表)、渡辺真哉(宇宙船地球号一乗組員)、渡辺美奈(wam館長)、渡辺保雄、渡辺吉男 (匿名希望7)

 

 

 

 

2019年3月 1日 (金)

●日本からの応答-3・1朝鮮独立運動100周年にあたっての民衆宣言

PDF版ダウンロード 「31100sengen.pdf」をダウンロード

日本からの応答-

31朝鮮独立運動100周年にあたっての民衆宣言

  201931日 31朝鮮独立運動100周年キャンペーン実行委員会

 

 201931日、日本からの独立を求め朝鮮全土で人びとが立ち上がった31朝鮮独立運動から100周年を迎えました。私たちは、あらためて歴史を直視しながら日本と朝鮮半島やアジアの人びととの平和な関係をいかに築くのかを問い直す新たな契機としたいと思います。

 

(13.1独立運動100年-侵略・植民地支配の歴史とアジアの民族解放運動

 

 昨年は明治元年(1868)から150年目にあたり、安倍政権は「明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要」として、日本のアジア侵略と軍国主義の歴史を隠蔽する明治150年美化のキャンペーンを推進してきました。さらに今年は、国家主義的国民統合のための天皇の代替わり儀式も連続的に予定されています。

 

 しかし、明治の日本は、「蝦夷地」支配から台湾出兵と江華島事件、琉球王国の強制併合を皮切りにアジア侵略と植民地支配の道を突き進みました。1894年には本格的対外侵略戦争として日清戦争を発動し、台湾を「割譲」させ、さらに日露戦争を経て1910年「韓国(強制)併合」に至りました。日清・日露戦争は朝鮮と中国東北地方の支配権等をめぐる争いであり、戦場となった朝鮮では農民軍や抗日義兵などの抵抗闘争が闘われました。

 

 日本国内では、自由民権運動を抑圧し、天皇主権の大日本帝国憲法(1889)を制定し、翌年、教育勅語を下付して国民(臣民)に「忠君愛国」「滅私奉公」を求めました。やがて、これらの延長として中国侵略戦争、アジア太平洋戦争へと突入し、1945年の敗戦へ至ることになります。

 

 その間、第一次世界大戦後の民族自決の流れは日本の植民地支配に対するアジアの人々の民族解放の闘いを促しました。とりわけ1919年の朝鮮31独立運動と中国54運動は、その規模と広がりにおいてアジアの民族解放運動の画期をなすものでした。私たちは「31朝鮮独立運動100年」をこうした歴史的視点に立って見ていく必要があります。

 

(2)日本の敗戦-朝鮮解放・分断から74年、停戦協定から66

 

 中国、朝鮮をはじめとするアジアの人びとの長期にわたる民族解放闘争を背景とした、1945年の日本帝国主義の敗戦は、民族解放と脱植民地化のうねりをもたらしました。

 

 しかし、朝鮮では日本からの解放の喜びもつかの間、米ソによる南北分割占領が行われました。それは当時すでに始まっていた米ソ対立の結果であるとともに、日本軍の武装解除などを名目として行われたことに示されているように、日本の朝鮮植民地支配の結果もたらされたものであることを忘れてはなりません。

 

分割占領された朝鮮では、19484月南北連席会議が開かれ多数の政党・社会団体代表が集まり、思想・信条を越えて統一国家樹立のための努力が続けられました。しかし、アメリカ主導の国連による南朝鮮だけの単独選挙強行などを経て、南北朝鮮の分断固定化は決定的なものとなりました。そして1950年には朝鮮戦争が勃発し、膨大な人的物的犠牲を出しながら1953727日に停戦協定が締結されました。しかし、その後66年におよぶも朝鮮戦争の終結はなされず、現在の朝鮮半島の「危機」の根源となっています。

 

 こうした中でも、朝鮮半島の主人公である南北の人々は、615南北共同宣言(2000)104南北首脳宣言(2007)など平和と統一へのたゆまぬ努力を重ね、昨年の427板門店宣言を経て、歴史上初めての米朝首脳会談を実現させるなど朝鮮戦争の終結と平和体制構築、非核化への大きな転機を勝ち取りつつあります。

 

(3)朝鮮半島の平和と日本の責任

 

 日本は戦後、朝鮮戦争で隣人たちがおびただしい犠牲を強いられているのを尻目に戦争「特需」により経済復興と再軍備をすすめ、またGHQの指令とはいえ掃海艇部隊や強襲揚陸艦要員を参戦させました。1965年には米国の指図に沿って韓国と国交を結びましたが、その時の日韓条約は、日本の朝鮮侵略・植民地支配を「合法」と居直り、朝鮮半島の南北分断に自ら関与して締結されたものです。同時に結ばれた日韓請求権協定の「完全かつ最終的に解決済み」の記述を盾に被害者の賠償請求を拒み続けています。

 

 こうして戦後の日本と朝鮮半島の関係が決定づけられました。いまだ朝鮮民主主義人民共和国との間には国交すらなく、国交を結んだ韓国の被害者からも賠償請求が繰り返し発せられるのはここに起因しています。

 

 とりわけ、安倍政権はこの間の朝鮮半島の平和への動きの「蚊帳(かや)の外」で妨害者として振る舞っています。

「北朝鮮の脅威」などと煽り、圧力と制裁を叫び、朝鮮半島の緊張を持続させようと躍起になってきたばかりか、こんどは韓国大法院が元徴用工の賠償請求を認めるや、請求権協定によっても「個人請求権は存続する」という従来の政府見解や日本の最高裁判決からも逸脱し、「国際法違反」などと声高に主張しています。さらに「高校無償化」から朝鮮学校だけを不当にも排除しています。こうした安倍政権の政策がヘイトスピーチなどを拡散させているのです。

 

ここで浮き彫りになっているのは、いまだ植民地主義を清算できずにいる日本の姿です。今なお植民地主義を清算せず居直り、改憲・軍事大国化の道をひた走る安倍政治を一刻も早く終わらせることが、これらの状況を打開する一歩であり、3.1独立運動100周年を迎える私たちが今なすべき課題です。

 

私たちは、今日においてなお「未完の解放」「未完の光復」としてその「完結」をめざす朝鮮半島の人びとの努力に学び、日本が平和国家として進むためにも、歴史を直視し「過去」の清算と植民地主義からの脱却、日朝国交正常化の実現、朝鮮半島の平和と統一に寄与する道を歩んでいきましょう!