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カテゴリー「集会・行動の報告」の114件の記事

2025年9月15日 (月)

●9.13日朝ピョンヤン宣言23周年集会の報告

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9月13日午後、東京・文京国民センターで「日朝ピョンヤン宣言23周年集会-東北アジアの平和のための日朝国交正常化を」が開かれました。

全編動画が日韓和解と平和プラットフォームのYouTobeチャンネルにUPしてくれました。

 https://x.gd/ATD6R   (※お断り 講演内容は講師個人の分析・見解です)

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         【プログラム】

   司会 岡本 厚(日朝韓三国平和を考える会)

主催者挨拶   渡辺健樹(3.1ネットワーク)

講演Ⅰ. 核を保有している朝鮮とどう向き合うか
                      ―東北アジアの軍事情勢を踏ま

    梅林 宏道さん NPO法人ピースデポ特別顧問

【プロフィール】1937年兵庫県生まれ。72年相模原補給廠からベトナムへの米軍戦車輸
送阻止闘争に参加、76年日韓連帯神奈川民衆会議結成に参加、83年トマホークの配備を
許すな全国運動結成を主動。90年ピースデポの前身-98年正式発足を主導。以降、北東
アジア非核地帯化構想を主唱。著訳書『非核兵器地帯―核なき世界への道筋』(岩波書
店)、「情報公開法でとらえた在日米軍」(93年日本ジャーナリスト会議賞受賞)、「
情報公開法でとらえた沖縄の米軍」、「米軍再編―その狙いとは」、「アジア米軍と新
ガイドライン」(以上岩波ブックレット)など多数。

    Ⅱ. 朝鮮の現在を考える

     平井 久志(ひさし)さん 共同通信客員論説委員

【プロフィール】1952年香川県生まれ。共同通信社ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを歴任。2012年定年退社。著書『ソウル打令――反日と嫌韓の谷間で』(徳間文庫、1998年)、『北朝鮮の指導体制と後継―金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫、2011年)、『朝鮮半島危機から対話へ』(共著、岩波書店、2018年)、『激動の朝鮮半島を読みとく』(共著、慶應義塾大学出版会、2023年)など多数。

【質疑応答】

集会アピール採択

閉会挨拶   谷 雅志(平和フォーラム事務局長)

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【9.13集会主催者あいさつ】  渡辺健樹(3.1ネット/日韓ネット)

毎年開催している平壌宣言集会ですが、去年までは総がかり行動実行委と私ども3.1ネットが共同で立ち上げた団体で主催していました。

ところが総がかりサイドで人事変更などもあり、この間ほとんど会議も開けず、合意の上で現在は休眠状態にしております。

そうこうしている間に、今日司会を務める三国平和の会の岡本さん(世界元編集長で岩波書店前社長)から共同開催の申し出があり、なるべく多くの人たちと協力することは良いことだ、出来れば平和フォーラムの皆さんにも呼びかけ一緒に出来ないかーということで今回の主催形態になった次第です。

さて今年はお二人の講師から日本と朝鮮に関わる現状分析についてお話して頂きますので、私からはそれらの前提となる朝鮮半島への日本の責任について触れさせて頂きます。

今年は日本の敗戦80年です。それは朝鮮半島の人たちにとっては解放の80年であると共に、同時にもたらされた南北分断から80年の年でもあります。

日本の植民地支配の結果もたらされた、南北分断に起因し勃発した朝鮮戦争は未だ終結せず、53年7月以来「撃ち方止め」に過ぎない停戦状態、すなわち準戦時状態のままです。

これこそがいわゆる「朝鮮半島危機」の根源です。

日本が過去の加害の歴史を反省し、東アジアの平和を求めるなら、朝鮮戦争を終結させ、一刻早く停戦から平和協定へと転換させるよう尽力し、南北の和解と平和に寄与すべきです。日朝国交正常化こそそのために日本政府が果たすべき重要課題なのです。まして日本も朝鮮戦争時、掃海部隊や戦車揚陸艦(LST)派遣などで「準参戦」していますから、なおさらです。

しかし、日本政府はアメリカの圧力の下、敗戦から実に20年後の1965年に朝鮮半島の南半分だけの韓国と日韓条約を締結し、国交を結びます。今年はその日韓条約締結から60年の年でもあります。

このとき締結された日韓基本条約では、過去の大韓帝国併合を「もはや無効」と玉虫色の規定にし、日本政府は「もはや無効」の時点を1948年の大韓民国成立時と主張しています。すなわち、それまで「韓国併合」すなわち朝鮮植民地支配は合法だったと言い募っているのです。

こんな事は許されません。

私たちは朝鮮の人々への植民地戦争の血塗られた歴史によって成された「韓国併合」=朝鮮植民地支配は、最初から無効だと日本政府に認めさせるべきではないでしょうか。

もう一つ、日韓基本条約では、大韓民国政府は「国連総会決議195号Ⅲ」で示された朝鮮半島における「唯一の合法政府」だと規定しています。

パクチョンヒ政権は、朝鮮半島全域に及ぶ「唯一の合法政府」だと主張しましたが、日本側は「国連総会決議195号Ⅲ」を入れることで、北朝鮮側が拒否し、南朝鮮単独で強行された選挙で示され南だけに限定された「唯一の合法政府」という事にしたのです。即ち北側は「空白」という扱いにし、北側との関係の余地を残したのです。

とはいえ、日本政府が朝鮮半島の南北分断に自ら直接関与を開始した事に代わりはありません。

実際に、ようやく日朝国交正常化交渉が始まったのは韓国との65年日韓条約締結から四半世紀も経った、90年自民党・社会党・朝鮮労働党による三党共同宣言を経た翌91年まで待たねばなりませんでした。

以来、2002年の小泉訪朝で、過去の植民地支配について「痛切な反省と心からのお詫び」を表明し、速やかな国交正常化を目指すことをうたった「日朝平壌宣言」などを経ながらも、安倍政権以来の「拉致の解決なくして国交正常化なし」などという”原則”により、朝鮮との間では一切の戦後処理も成されぬまま、国交正常化交渉も中断したままです。

しかも日本政府は、大軍拡と「戦争をする国」への道を突き進んでいます。
私たちはこの道に反対です。

今求められるのは過去の清算を基礎とした日朝国交正常化交渉の再開です。国交正常化の中で拉致の解決も見えてくるのです。

石破政権が崩壊し、少数与党・自民党の総裁選びが始まっていますが、誰が次の政権に就こうとも「東北アジアの平和のため日朝国交正常化を行え」と強く要求していきましょう。

・朝鮮学校への「無償化」排除に反対し、人権保障を確立しましょう。
・「日本人ファースト」などという差別・排外主義に断固反対していきましょう。

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 9.13日朝ピョンヤン宣言23周年集会・賛同団体⇒個人一覧 (9/13現在)

【団体】ABC企画委員会、[一般社団法人]高史明・岡百合子・岡真史アーカイブ、強制動員問題と過去清算のための共同行動、研究所テオリア、原水爆禁止日本協議会(原水協)、子どもと教科書全国ネット21、在日韓国民主統一連合、スペース21、日韓民衆連帯全国ネットワーク(日韓ネット)、日朝協会、ピースボート、ぴーす・めーる、ふぇみん婦人民主クラブ、婦人民主クラブ、部落解放同盟東京都連合会、本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOWS)、許すな!憲法改悪・市民連絡会  【個人】青木初子(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、五十嵐政晴、池上仁、石岡イツ、伊藤英一、井上好子、岩本乾治、岩村義雄、大谷猛夫、大畑龍次(日韓ネット)、奥村律子、尾澤邦子(日韓ネット・ノレの会)、小野信也(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、片山光広、加藤正姫(日韓ネット)、川浪寿見子、川野安子、北原れい子、金性済(日韓和解と平和プラットフォーム)、鴻巣美知子(朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会)、権龍夫、近藤ゆり子(9条の会おおがき世話人)、坂本史子(元目黒区議)、佐川亜紀、佐藤邦也、芝崎眞吾(元東水労)、杉浦真志、鈴木敏夫(子どもと教科書全国ネット21代表委員)、宋世一、高木正、高梨晃嘉(共同行動のためのかながわアクション代表世話人)、高橋昭子、高橋華枝、田上中、竹腰英樹(平和の物販担当)、武田隆雄(日本山妙法寺僧侶)、谷口洋子、寺尾光身(名古屋工業大学名誉教授)、土松克典(日韓ネット・HOWS)、冨田一彦(新社会党)。豊巻絹子、番場明子(ぴーす・めーる)、飛田雄一(神戸学生青年センター)、平田賢一(朝鮮文化研究会)、平山茂(日朝韓三国平和を考える会)、平山良平、福島博子、森内慎一郎、矢野秀喜(強制動員問題と過去清算のための共同行動)、山口菊子(憲法を愛する女性ネット)、山根敏英、吉田哲四郎、吉原真次、渡辺健樹(日韓ネット共同代表)、渡辺真哉、渡辺吉男 (匿名希望3名)

 

2025年9月 2日 (火)

●8.31関東大震災朝鮮人・中国人虐殺102年犠牲者追悼大会に500人

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8月31日午後、東京・お茶の水の明治大学リバティタワー・ホールで「関東大震災朝鮮人・中国人虐殺102年犠牲者追悼大会」が開かれ、会場満杯の約500名が参加した。

朝鮮半島と中国の虐殺犠牲者遺族と共に「加害国・日本でこそ大規模な追悼大会を」の想いを一つに、一昨年の100年追悼大会(1800人)-国会前行動(1700人)、昨年の101年追悼大会(450人超)を引き継ぎ開かれたもの。

「日本人ファースト」などという排外主義が大手を振ってまかり通る今こそ、あらためて歴史に向き合い、国家の責任を問い、再発を許さない共生社会への歩みをともにの決意を新たにする追悼大会だった。

UPLANさんがUPしてくれた動画を紹介します。

【第1部・追悼式】
 https://www.youtube.com/watch?v=o1ZKX34Y3uc

【第2部関東大虐殺の責任をただす集い】
 https://www.youtube.com/watch?v=U-dovc-bp2I

 

【プログラム】
Ⅰ部 【追悼式】
    黙 祷
    開式挨拶         田中宏(一橋大学名誉教授)
    遺族挨拶 
      韓国慶尚南道から   曺光煥
      中国浙江省温州から  周松権 邱煜峰
      中国福建省福清から  陳興斧
    国会議員挨拶
      杉尾秀哉議員(立憲)、ラサール石井議員(社民)、
      小池 晃議員(共産)、上村英明議員(れいわ)
    追悼パフォーマンス  ハ・ジョンナム
    カンパのお願い    野平晋作(ピースボート)
    閉式挨拶       渡辺健樹(日韓民衆連帯全国ネットワーク)

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韓国遺族の挨拶(上)  中国遺族の挨拶(下)

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国会議員の挨拶(上) 追悼パフォーマンス(下)

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Ⅱ部 【関東大虐殺の責任をただす集い】
    開会挨拶       山田朗(明治大学教授)
    連帯挨拶       韓国NGO「独立」朴徳鎮代表
    講演  「震災ジェノサイドから102年-いま問われること」
               安田浩一 (ジャーナリスト)
    各地の取組み報告
     関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会
               山本すみ子
    「いま朝鮮人虐殺の記憶を伝えることの意味」 鄭優希(百年ペンニョン)
     1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動    梁大隆
     北米大陸からのメッセージ          金美穂
     アピール                  くじゅうのりこ
     閉会挨拶 藤田高景(実行委事務局長)

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講演する安田浩一さん

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2025年7月 1日 (火)

●日韓条約60年を問う6.21集会に350人結集

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6月21日、日韓条約60年を問う6.21集会が開かれた。会場の東京・御茶ノ水の明治大学リバティタワー1032教室には会場いっぱいの250人余りの人々が結集し、またオンラインでも90人を超える人々が参加し、全体で約350人の集会になった。主催は同実行委員会、協力団体として山田朗明大教授が代表をされている歴史教育者協議会がなっていただいた。

この集会は、日本の敗戦-朝鮮解放以後から今日に至るまで日本と朝鮮半島の歪(いびつ)な関係を規定している日韓条約締結から60年にあたり、韓国の友人たち(600余の市民団体でつくる歴史正義平和行動訪問団)を迎え、多くの人々と協力して日韓条約の問題性を様々な角度から明らかにするものとして設定された。

前日(20日)には日韓共同で強制動員・強制労働問題をめぐる日本製鉄、三菱重工への抗議申し入れに取り組み、また午後からは首相官邸前で日本軍「慰安婦」問題をめぐり韓国の正義記憶連帯と日本側の「慰安婦」問題解決全国行動の共同で集会を開くとともに、日韓共同で対政府交渉にも取り組んだ。

翌6.21集会は午後2時に開会した。この集会では、太田修・同志社大学教授が「日韓条約とは何だったのか―60年後のいき問い直す」と題して講演した。さらにこの集会では若者のパネルディスカッションやFUNIさんのラップなど今までにない新機軸が盛り込まれた。またリレートークでは、日韓条約によって歪められた未解決の諸課題を浮き彫りにする構成とされ、韓国側と日本側でそれぞれ分担して問題提起した、韓国側からは尹錫悦の弾劾・罷免を勝ちとり政権交代を実現した特別報告も行われた。集会は4時間近い長丁場となったが、日韓条約60年を問うにふさわしい充実した内容で今後の日韓市民・民衆の連帯にとっても大成功の集会となった。

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前日(20日)の日本軍「慰安婦」問題の日韓共同官邸前行動

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パワーポイントでわかり易く講演する太田修教授

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若者のみずみずしい感性で語り合ったパネルディスカッション

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日本軍「慰安婦」問題について報告する韓国の正義記憶連帯・イナヨン理事長

 

6.21集会の全編動画はこちらから見られます

https://youtu.be/ZV0z-qHBFM4

 

     6.21集会のプログラムは以下の通り 

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プログラムダウンロード - e291a00621e99b86e4bc9ae5bd93e697a5e8b387e6969928e8a1a8e7b49929.pdf

 

 

 

 

2025年2月 6日 (木)

●2.5日韓市民と国会議員の緊急院内集会の報告

昨年12月の韓国における「非常戒厳」とユン・ソンニョル弾劾局面の中で、12月半ば日韓和解と平和プラットフォームが呼びかけた「私たちは尹錫悦政権退陣民主化闘争に連帯します」の緊急団体賛同署名に年末の締切りまでに約140団体から賛同が集まった。

それを受けて、韓国から国会議員と市民の代表が急きょ来日し現状を訴え、日本の市民と国会議員と交流・連帯の場を設けることになった。残念ながら韓国国会での緊迫が続ており、来日が予定された共に民主党の2名の議員は来られなくなったが、市民運動の代表たちが来日してくれた。

2月5日昼過ぎから参議院議員会館講堂に180人の定員いっぱいの人々が集まり、緊急連帯院内集会が開かれた。

今回来日したのは以下の方々。

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              報告するパク・ソグン氏(右)

・パク・ソグン(ユン・ソンニョル即刻退陣社会大改革緊急行動共同議長/進歩連帯常任共同代表)
・キム・ギョンミン(日韓和解と平和プラットフォーム共同代表/韓国YMCA全国連盟事務総長)
・チェ・ヒョンファン(全国金属労働組合クミョム支部 韓国オプティカルハイテック支会/支部長)
・ユン・ジソン(手をつなぐ活動家 (チェ・ヒョンファン支部長と同行)
・ハン・ヒス(韓日和解と平和プラットフォーム実行委員/韓国YMCA全国連合会 大学国際部チーム長)

集会では、韓国側からパク・ソグンさん、キム・ギョンミンさん、チェ・ヒョンファンさんが報告を行った。

韓国側からの熱のこもった現状と見通しの報告を受け。日本側からもそれぞれ連帯発言があった。
日本側からは、主催者挨拶を金性済さん(日韓和解と平和プラットフォーム書記)、続いて

・小田川義和さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)
・布施裕仁さん(ジャーナリスト)
・渡辺健樹さん(日韓民衆連帯全国ネットワーク共同代表)
・菱山南帆子さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)
・武田隆雄さん(平和をつくり出す宗教者ネット共同代表)

途中、国会議員の皆さんが次々に訪れ連帯の挨拶を受けた。
最後に、閉会挨拶を野平晋作さん(ピースボート共同代表)が行い、終了した。

UPLANさんの集会全編動画は以下

https://youtu.be/PmhEmlzUIDU?si=FdarFkag2lG-u2v-

動画の発言順は以下(敬称略) 金性済(1:00)、朴ソグン(10:15)、金ギョンミン(26:10)、小池晃(共・参院議員 34:55)、チェ・ヒョンファン(39:32)、藤原規眞(立民・衆院議員 45:35)、尾辻かな子(立民・衆院議員 48:00)、山下芳生(共・参院議員 50:20)、福島みずほ(社民・参院議員 52:40)、大椿ゆうこ(社民・参院議員 57:15)、小田川義和(1:03:10)、布施裕仁(1:08:31)、渡辺健樹(1:15:55)、菱山南帆子(1:21:30)、武田隆雄(1:26:45)、津村啓介(立民・衆院議員 1:29:56)、共同声明朗読(1:32:30)、野平晋作(1:37:30)

 

2024年9月 2日 (月)

●8/31関東大震災朝鮮人・中国人虐殺101年犠牲者追悼大会の報告

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         渾身の想いを込めた追悼の舞

2024年8月31日、日韓ネットも大きく関わってきた「関東大震災朝鮮人・中国人虐殺101年犠牲者追悼大会」が開かれた。会場の文京区民センター3A大会議室には超満員の450人が駆けつけ、多くの立見の人も出るなど埋め尽くされた。

昨年の1800人が結集した100年追悼大会、1700人が結集した国会正門前キャンドル行動に引き続くもので、実行委員会では継続した取り組みが確認されている。

午前10時からは当時の貴重な資料を展示した「原史料・パネル展」も開かれた。「原史料・パネル展」の模様はこちらの動画から https://youtu.be/WlymRotavtk

午後2時からは本集会が開始された。第一部は韓国・中国の遺族の皆さんを中心とした追悼式。第二部は虐殺の責任をただす集いに移った。詳細な次第は下記。全編動画(川島進さん撮影)はこちらから。https://youtu.be/a04j8uDmG6w

 *なお、これ以外の各地の取り組みは例年通り行われています。

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       追悼大会のため来日した韓国の犠牲者遺族

第1部 追悼式
  黙とう
  開会挨拶 田中宏(一橋大学名誉教授)
  遺族挨拶 朝鮮半島から
         中国から
  国会議員挨拶
  追悼の舞 曺和仙

第2部 関東大虐殺の責任をただす集い

  開会挨拶 藤田高景(100年追悼大会実行委事務局長)
  特別報告 川口正昭(旧群馬の森追悼碑を守る会共同代表)
  講演 関東大震災にいたる歴史的構造
          山田朗(明治大学教授)
     ヘイトクライム、レイシズムをのり越えて
          有田芳生(ジャーナリスト)
     国家責任追及の経過と課題
          田中正敬(専修大学教授、関東大震災の朝鮮人虐殺の
                    国家責任を問う会事務局長)
  報告 関東大震災ジェノサイドをアメリカで伝えることの意味
          金美穂(サンフランシスコ「慰安婦」正義連盟)

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    関東大震災虐殺にいたる歴史的構造について講演する山田朗・明大教授

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2024年5月21日 (火)

●沖縄平和行進に韓国代表団が参加

2024年沖縄平和行進に韓国代表団が参加

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 5年ぶりの再会だった。新型コロナ感染症で訪沖できなかった韓国からの代表団。基地のある韓国各地から沖縄との交流で元気にやってきた。
 辺野古の座り込み現場では「岩のように」の歌とユルトン・ダンスで盛り上げ、座り込みの仲間と一緒に警察にごぼう抜きされた。佐喜真美術館で沖縄戦の図に衝撃を受け、普天間基地の全容を見て未だに返還されない現状に怒りの声を上げた。平和行進では汗を流して一緒に歩き最終地の宜野湾市立グランドで連帯挨拶を行い、玉城デニー知事と固い握手。下記の写真は代表団の様子。今回は「基地ネットワーク」から16人(平沢、群山、義政府、仁川、ソウル、済州島など)、さらに済州島カンジョンから2人、済州島「平和の海」から6人、その他3人の合計27人が平和行進に参加した。

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東アジアの米軍基地問題解決のための沖縄・韓国 国際シンポ

 終了後は宜野湾セミナーハウスでシンポジウムをおこなったのだが、下記の写真はその様子だ。石垣島から駆け付けた上原正光さんからはミサイル基地化が進む琉球弧の様子が報告され、沖縄在住で辺野古弁護団、普天間・嘉手納弁護団の弁護士白充(ペク・チュン)さんは沖縄と「朝鮮国連軍」について問題提起があった。韓国からは「平沢平和センター」から平沢と群山の米軍基地の現状が報告されたが、驚いたのは平沢で市議会などを通じて「平和行政」を推進させ、条例制定など新しい運動も始まっていることだった。また、「開かれた軍隊のための市民連帯」では沖縄の発表に呼応する形で、「国連軍司令部」の再活性化や日本を引き込む危険な動きなどが報告された。それぞれ中身の濃い発表で時間が足りないほどだったが、課題は次回につなげていくことが約束された。(2024年5月19日、沖縄那覇空港で。K)

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2024年3月 6日 (水)

●3.5合同軍事演習に反対し米韓大使館へ抗議行動

3月4日から11日までの米韓大規模軍事演習「フリーダム・シールド(自由の盾)」に抗議し即時中止を求めて、3月5日午後、東アジア市民連帯による米韓大使館への抗議行動が雨の中50人の人々の結集で行われた。

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今年のフレーダムシールドは原子力空母やB1Bなど戦略爆撃機の投入や、敵前上陸、対北侵攻に向けた野外機動演習が昨年の倍に強化され、朝鮮指導部の斬首作戦を含む戦争挑発演習である。大規模軍事演習を直ちにやめ、今こそ朝鮮半島「危機」の根源である停戦状態に終止符を打ち平和協定を締結せよ--の国際世論を高めよう。

なおこの米韓合同演習には日本の自衛隊も密接にリンクしており、日米韓軍事同盟化に反対して3月13日に日本政府(外務省)への申し入れも予定されている。

2024年3月 5日 (火)

●辺野古埋立て・代執行 3.4防衛省に抗議要請書(日韓ネット)

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3月4日、辺野古の海の埋め立てに抗議する防衛省への月例行動がありました。
日韓ネットが要請文を担当し、日本政府岸田総理と防衛大臣にあてて抗議要請文を手渡
しました。

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 防衛省の担当官に抗議要請書を手交する日韓ネットの仲間(防衛省正門前)

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                         抗議要請書

内閣総理大臣 岸田文雄様
防衛大臣   木原 稔様
                   2024年3月4日 日韓民衆連帯全国ネットワーク

 本年1月10日、沖縄県防衛局は、名護市辺野古の大浦湾側の埋め立て工事を始めました。90メートルの深さのマヨネーズ状地盤に7万本もの杭を打ち込むとのこと。最低でも12年かかるという「工事」は、できてもすぐに沈んでしまいかねないものです。国は、沖縄県民の民意を踏みにじり、県の地方自治を踏みにじって「代執行」として「工事」を始め、大浦湾を破壊しています。玉城沖縄県知事は、最高裁に上告して工事の中止を求めていましたが、2月29日、最高裁は沖縄県の上告を事実審理を全くせずに門前払いしました。代執行裁判は、防衛省が行政不服審査法による「私人」として不服申し立てをしたことから始まりました。でも、戦車やミサイルを持つ防衛省がなぜ「私人」として不服申し立てできるのですか!最高裁の不受理を認めません。大浦湾を破壊する工事をすぐにやめてください!
 2月6日、沖縄戦の遺族らが防衛省に訴えました。「沖縄戦の遺骨や血も混じっている南部の土砂を海の埋め立てに使わないでほしい」と。防衛省はなぜ「南部から土砂をとらない」と言わないのですか。人道上許されないことです。
 林芳正官房長官が1月28日、就任後初めて沖縄県を訪れ、県庁で玉城デニー知事と会談しました。玉城知事が、辺野古への新基地建設計画断念を求めたのに対し、林官房長官は「工事を進めていく」と従来の見解を繰返しました。「一日も早い普天間基地の危険の除去」と言いますが、ならば米国と交渉して、すぐに基地を閉鎖すべきです。「辺野古移設が唯一の解決策」というのは、普天間基地をこのまま使い続けてくださいと言っているようなものです。政府のやり方は、まちがっています。
 近隣諸国を仮想敵とした防衛計画のもと、自衛隊のミサイル配備など大軍拡が続く沖縄、琉球諸島。人々は、不安な毎日を送っています。私たちは平和に暮らしたいのです。アジアの国の人々とも仲良くし、対話で平和を維持したいのです。だれも戦争を望んでいません。自衛隊に対してもそうです。地震が多発し、いつ大災害に見舞われるかわからない状況です。災害に対していち早く駆け付け、人命救助に当たることを望んでいます。自衛隊は戦争の準備、人殺しの訓練をするのではなく、解体して人命救助隊になることを私たちは望んでいます。
 以下、要請します。
一、大浦湾への土砂投入を直ちにやめてください
一、遺骨が混じる南部の土砂を使わないでください
一、沖縄県民の民意を踏みにじる「辺野古新基地建設」を撤回してください
一、危険な普天間基地閉鎖に向け、米国と交渉してください
一、アジアの平和のため、戦争準備をやめてください

2023年9月20日 (水)

●8/31-9/2.3関東大震災朝鮮人・中国人虐殺100年の取り組みの詳報

 今年の関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺100年にあたり、あらためて歴史の事実に真摯に向き合い、未だに虐殺の事実すら認めない日本政府や小池百合子都政を追及する多様な取り組みが繰り広げられた。
 その一つ、関東大震災朝鮮人・中国人虐殺100年犠牲者追悼大会実行委員会は、8月31日に犠牲者追悼大会、9月2日に国会キャンドル集会、9月3日にはヘイト攻撃にもっともさらされている川崎での国際シンポジウムなどが連続行動として繰り広げられた。
 ここには朝鮮半島の虐殺犠牲者遺族、中国の虐殺犠牲者遺族らが一堂に会し、また韓国・中国・米国などからさまざまな運動体を代表する海外ゲストが駆けつけた。
 ここでこれらの取り組みの報告をしておきたい。(W)

 1800人が結集した8/31虐殺犠牲者追悼大会
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 8月31日、文京シビック大ホールで開かれた犠牲者追悼大会には1800人が集まり、朝鮮半島と中国の遺族と共に虐殺犠牲者を追悼した。
 始めに開会挨拶を、実行委員会共同代表の田中宏・一橋大名誉教授、在日韓国・朝鮮人として慎民子・一般社団法人ほうせんか理事、在日中国人として林伯耀・関東大震災中国人受難者を追悼する会共同代表がそれぞれの立場からおこなった。
 韓国・中国の犠牲者遺族の証言と想い
 続いて朝鮮半島と中国の遺族代表が登壇した。

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 韓国の遺族として登壇したのは、関東大震災時に群馬・藤岡警察署の前で自警団によって虐殺された南成奎さんの孫の権在益さん。「朝鮮人が放火している」などの流言は群馬県にも伝わり、祖父は警察署に避難したものの押し寄せた自警団に他の朝鮮人と共に虐殺された。祖父の南さんは当時38歳、建設労働者として日本に出稼ぎに行き、藤岡、新川の砂利採取場で働き始めて2カ月しか経っていない時に虐殺された。南さんは他の労働者と共に藤岡の成道寺に埋葬されているという。2017年に遺族会を結成した権さんは、虐殺された祖父の気持ちに思いを馳せながら「日本政府は謝罪してほしい」と強く訴えた。
 中国からは、東京都江東区で虐殺された周瑞楷さんの孫で、700人近くの遺族会「温州遺族聯誼会」会長である周江法さんが登壇。祖父の周瑞楷さんは同じ村の人たちと20人で日本に労働者として渡り、うち18人が江東区大島で軍人と青年団主体の自警団によって殺害されたという。周瑞楷さんの3人の弟も同時に殺された。周瑞楷さんの妻は翌年に病死し、周江法さんの父親は、3歳で父を4歳で母を失い、苦難の生活を送ったという。 
 権在益さんや周江法さんは他の遺族たちと共に、連日開かれた集会や記者会見などに出席。真相究明、日本政府の謝罪と賠償を求め、訴え続けている。
 来賓として、中国大使館の楊宇首席公使、朝鮮総聯の徐忠彦副議長が挨拶、また出席した立憲・共産・社民・れいわの各党議員が紹介され、この間この問題で国会質問を行った杉尾参議院議員(立憲)、福島参議院議員(社民)が報告した。
 さらに海外ゲストとして、韓国の「関東虐殺100周忌追悼事業推進委員会」共同代表で「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」理事長でもある李娜栄さん、震災時に虐殺された中国の社会運動家王希天の孫である、中国「王希天研究会」の王旗会長(代読)、米国「サンフランシスコ『慰安婦』正義連盟のジュディス・マーキンソン会長の連帯挨拶があり、日本政府による真相究明と公式謝罪を求めた。

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 4つの特別報告と草の根市民団体の報告
 日本からは4人の特別報告と、早くから犠牲者を追悼し、調査に取り組んでいた4つの草の根市民団体から報告があった。
 専修大学教員の田中正敬さんは、現政権が「(虐殺の記録が)調査した範囲では見当たらない」と国会で答弁し、また政府が国家の関与を認めたことがないことこそが問題だとした。「誰でも閲覧可能な史料があるにもかかわらず、事実を認めない。虐殺が忘れられ、責任追及をする人々がいなくなるのを待っているのだろう。史料に基づいて政府に虐殺の事実を認定せざるをえないように追い詰めると同時に、人権抑圧を当たり前のように日本が行ってきたことが虐殺を招いたと、現在の社会がきちんと認識することが大事だ」と話した。
 ノンフィクションライターの安田浩一さんは「メディアと民衆の責任」について、「本来デマを否定し、人の命と尊厳を守るべきメディアが虐殺に加担し、朝鮮人への憎悪を煽った。いま、メディアの一部は隣国の脅威と恐怖を煽り、外国籍市民の増加を〝治安〟の問題にすりかえているし、ネットではヘイトスピーチがあふれている。虐殺を過去の話にできない時代を私たちは生きている」と指摘した。
 「ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク」の崔江以子さんは、「ヘイトクライムのターゲットにされている私は、100年経った今、再び殺されるかもしれません」と切り出し、ヘイトスピーチや脅迫状、誹謗中傷の被害に遭っていると語った。安倍元首相の銃撃事件の時は、「日本から出て行け」と脅迫電話があったという。「今はあのジェノサイドから地続きです。差別禁止法制定は待ったなしです。皆さんと共に実現したい」と訴えた。
 「9・1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会」委員長で日朝協会の宮川泰彦さんは、東京都の責務について言及した。1973年に両国の横網町公園内に、当時の都議会全会派の賛同・協力のもと「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」が建立され、翌年から追悼碑の前で、追悼式典が行われてきた。東京都は追悼碑の所有・管理者であり、都知事は追悼式典に追悼の辞を送付していたが、小池都知事は就任2年目以降、追悼の辞送付を拒否している。
 宮川さんは「小池都知事は『全ての被災者を追悼している』と回答しているが、自然災害で命を失った犠牲者と、人の手によって命を奪われた被害者を一括りのするもので、人道上の観点からも大きな問題」とし、「都の責任は何なのかをきちんと考えるべき」と述べた。
 草の根報告は、「千葉県における関東大震災と朝鮮人犠牲者追悼・調査実行委員会」の平形千恵子さん、「一般社団法人ほうせんか」の落合博男さん、「関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会」の山本すみ子さん、「関東大震災中国人受難者を追悼する会」の川見一仁さんが登壇し、各地の長い間の取り組みや現在の活動状況などを語った。
 この中で神奈川実行委員会の山本さんは「『証拠はゼロ』などと回答する政府に騙され続けてきた私たちは、このゼロの怒りを大きな課題としたい」と強調し、当時の神奈川県知事が作成したとみられる朝鮮人虐殺に関する文書が新たに見つかったことを報告した。
 追悼大会は最後に、『隠された爪痕』など関東大震災時の朝鮮人虐殺の記録映画製作を続けている映画監督の呉充功さんの報告に続き、「歴史に誠実に向き合い、国家の責任を問い、再発を許さない共生社会への第一歩を」とする大会宣言を全体で採択して終了した。
 このほか追悼大会では、中国「東方文化芸術団」と韓国「京畿民芸総」の歌・演奏・舞踊のほか、崔善愛さんによるピアノ演奏、李政美さんと在日中国人の紫金草合唱団とのコラボによるミニコンサートもあり盛りだくさんの大会だった。また夜の追悼大会に先立ち、この日午後には当時の資料のパネル展も開かれ平日にもかかわらず多くの人が訪れた。

 

 9/2国会キャンドル行動にも1700人が結集

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 9月2日は国会正門前でキャンドル集会が取り組まれ、1700人が結集した。
 関東大震災朝鮮人・中国人虐殺の国家責任を問い、朝鮮半島と中国の遺族、各国のゲストとともに、100年目にして初めて日本の国会前に一堂に会し、日本政府に虐殺の事実を認め、謝罪・賠償を要求する大衆的な行動に立ち上がったものだ。
 集会では、はじめに実行委員会を代表して日韓ネットの渡辺健樹さんが主催者挨拶。
 続いて、震災後に群馬県の藤岡警察署に一時保護されていた朝鮮人が地元の自警団員に襲われ、17人が虐殺された「藤岡事件」遺族の曺光換(チョ・グァンファン)さんは、祖父の兄が30歳で亡くなった。朝鮮が植民地となり、貧しい家庭を何とかしたいと思い日本へ来たとのこと。「日本は全く反省してない。資料を公開し、100年前に何があったか明らかにするべきだ。今日ここに集まった人、全員が英雄です」と訴えた。
 中国人遺族の周松権さんは、今年日本政府に2回目の督促状を提出したことを紹介。同督促状は▽歴史を語り継ぐために殺害された現地に記念碑を建てる▽中国人と朝鮮人の歴史を含む記念館建設▽日本の歴史教科書にこの事実を書き、日本の若い世代に歴史を知ってもらう―ことなどを求めている。
 集会では在日朝鮮人、在日中国人の訴えのほか、韓国「関東虐殺100周忌追悼事業推進委員会」の金鍾洙執行委員長、「サンフランシスコ『慰安婦』正義連盟」のジュディス・マーキンソン代表がそれぞれの取り組みを報告。また共産党・小池書記局長、社民党・福島党首、れいわ新撰組・櫛淵共同代表が連帯と決意を述べた。
 最後に、集会参加者全員で政府への要請書を確認し、国会に向かってシュプレヒコールを挙げて終了した。

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 歴史の隠蔽、排外主義、戦争動員に危機感

 これらは小さな市民団体が結集しておよそ1年半をかけて準備してきた取り組みであったが、3日間で延べ4000人近い人々が結集したことは、歴史の隠蔽と排外主義、新たな戦前への動きの強まりの中で、危機感を感じている人々も広がっていることを実感させた。

この間、日本政府は国会での野党議員の質問に対しても、虐殺に「関連する資料は見当たらない」などとその事実すら認めていない。
しかし事実は、政府が「震災を利用し朝鮮人が各地に放火」等のデマを拡散し流言蜚語が広がった。戒厳軍の制圧下で、軍・警と共に、官憲主導下に組織された自警団に結集した民衆により6000人を超える朝鮮人、800人近い中国人が虐殺された。また、日本の社会主義者や労働運動の活動家や、朝鮮人、中国人と間違われた一部日本民衆も虐殺された。
朝鮮、中国への侵略と植民地支配を推し進めていた日本は、現地の民衆の強い抵抗に遭い、その憎悪と恐怖から、日本国内で官民一体となりジェノサイドを敢行したのである。
そして百年。他民族への嘲(あざけ)りと蔑視、ヘイトクライムは今も後を絶たない。朝鮮学校の「無償化」からの排除など国レベルでの「他民族への公的な差別」が継続していることと、日本政府が関東大震災での大虐殺事件を一世紀にわたり隠蔽し続けていることは表裏一体である。
首相自身が会長を務める中央防災会議の報告書でさえ、「大震災の死者・行方不明者約10万5000人のうち虐殺の犠牲者を1~数%」と推計し、「過去の反省と民族差別の解消の努力が必要」と指摘している。関東大震災での虐殺を隠蔽し歴史を改ざんする政府の責任を放置したままでは、再び加害の側へ動員されてしまう危険がある。
今こそ、多民族・多文化が共生できる社会へ踏み出すため、日本社会の隅々から立ち上がろう。いま再び隣国への敵がい心を煽り「敵」基地攻撃を正当化する政府の戦争動員に立ち向かおう。

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2023年7月28日 (金)

●7.22停戦協定70年ソウル平和行動参加報告(かもめ)

  朝鮮戦争の停戦70年・平和行動の日、色とりどりの旗がソウルの街にひるがえった。デモ行進では韓国のデモには珍しく外国語も飛び交った。宣伝カーの女性が「今日は多くの海外ゲストが来ています。みんなで一緒に叫びましょう」として韓国語でピョンファ(平和の意)、ピース、日本語でヘイワなどと声を合わせた。戦争NO,平和YESというスローガンは誰にでも分かりやすく、みんなの声が大きくなった。

  宣伝カーの女性が言う。「1年は365日、今は220日が過ぎていますが、既に115日間、軍事演習が行われているのです。もう沢山です。もう止めましょう。朝鮮戦争を終わらせて平和に生きましょう。」「世界ではSDGsや脱炭素と言っていますが、軍事演習で使われる二酸化炭素の排出は誰が測っているのでしょうか。戦争は止めて気候変動や食料のためにお金を使いましょう

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  デモ行進が終わって集会の場所に近づくと、空の雲は一層濃くなり今にも雨が降りそうだった。
  集会のスタートは軽快な太鼓の合奏。10代、20代の若者が元気に叩くと、会場と一体となっていった。

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  会場の周りは世界各地から送られてきた統一旗が掲げられている。中には在日の人たちが寄せ書きをした旗も見受けられた。海外ゲストが紹介される頃には雨は本格的に降ってきて、集会参加者は急いで雨合羽を着たものの本降りの雨にあまり役立たない。
  それでも最後のフィナーレ、市民大合唱では皆さん平和の歌を高らかに歌い、会場を盛り上げてくれた。

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  7月23日には韓国側が用意してくれたバスに乗ってフィールドワークに出かけた。統一展望台では、あいにくの天気で北の方角も曇って見えなかったが、70年もなお戦争が終結していないことを感じさせられた。ぜひ多くの人に来てほしいと心から思った。

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